2022/01/20(木)16:23
神から人へ ◎言霊の光・人はなぜ存在するのか◎
神から人へ、人から神へ。神の願いは人の霊性、御魂(みたま)の向上、それのみなれば。神の次元に人は近付き、神の視点でものを考え、己を超えて、我を捨てて、高き天より地上を見下ろし、全てを見通す、無心の境地。なれど、遠くの外より眺め、我(われ)関せずの虚無になし。己の私心、私欲を入れず、各々置かれし境遇を、内より観ずる視座に立つ。遠くにありても近くに感じ、近くにあれども惑わされず。心は近くに寄り添えど、私情に流さる弱さになし。さにて本日、神と人との一体化、神人合一の意味を説かむ。 人は神代の太古の昔、この世に姿を現わす前の、宇宙の混沌、その中にて、星や天体、銀河系、太陽系の創られし後、宇宙の意思を表わすために、最後に創りし命なり。宇宙の進化は 地球を作り、自然を作り、命を作り、やがては地上は楽園の如、命の栄える星となり。なれどそこには、神の心を、神の慈愛を讃えるものなし。ただに動物、植物は、己の命を謳歌せど、神の慈愛を、栄光を、尊ぶ心は持たざるを。さにて神は人を生み、神の祈りを知るように、神の願いに応えるように、御魂を分かち授けたり。ここに人は、神から分かれて、神の願いをこの世に映し、神のみ業(わざ)を祀(まつ)り、言祝(ことほ)ぎ、宇宙の神秘を讃え、尊ぶ、人の使命の始まりなり。宇宙に人のなかりせば、唯に寂しき、侘(わび)しき虚空。なれど人の現われて、神の偉業を祝うとき、神の慈愛に感謝を捧げ、神の巧みを畏(かしこ)むとき、神の光はさらにも増して、宇宙に命は遍(あまね)からむ。 なれば人は 人なれど、神の御魂の一部なり。神の願いの成就のために、人は神の御心を、神に代わりて称(たた)え奉(まつ)れよ。宇宙は栄えどそを尊ぶ命のなからば、虚しからむ。自然の豊かさ、美しさ、命の息吹き、躍動を讃える命が必要なり。神は自ら御魂を分かち、願いを込めて、人を創れり。なれば人は、神の心も、宇宙の仕組みも、自然の則(のり)も、御魂の奥にて観得(かんとく)し、神の心と一体なるもの。ことばを賜(たまわ)るその意味は、神の願いを祈りに表わし、人の世界に伝え継ぐため。形を持たぬ神の願いは、言霊となりて、宇宙に響かむ。神と人とは本来一体。分かてるものにあらざれば。人は己のありがたき、尊き使命を忘るなよ。命の讃歌はこだまして、宇宙の鼓動を促さむ。人も宇宙の一部なり。宇宙は外にあるものならず。己の内にも広がれるもの。なれば、己の内なる宇宙に、神の光を、慈愛を照らせよ。ことばの光、言霊は、己の内の御魂の奥に、神の慈愛を降り注がむ。さにて本日、神人合一の意味を教えり。よく読み、御魂に光を与えよ。 神の声を伝える人
ひふみともこさんHP
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/