真理の御霊 (三輪山より)

2022/01/19(水)16:49

神から人へ ◎人類の霊性進化・神の言葉を声にせよ◎

◆次元上昇・霊性進化◆(42)

​     神から人へ、人から神へ。人類進化の歴史の流れは、人の知識の遥かに及ばぬ宇宙の創成、銀河の創出、そこより始まる壮大なもの。神の願いは宇宙の意思にて、全てがカオスの混沌ならず。法則もあり、原理も働く。秩序もあれば、方向もあり。単なる偶然、奇跡にあらず。なれば人は、宇宙の意思にて地球に生まれ、現われて、神の導き、教えによりて、ことばを覚え、道具を作り、自然を操る術(すべ)を授かる。やがて人は、規則を整え、社会を作り、国を生み、そこにて人の優劣をつけ、支配と独占、名誉と権力、人の我欲の虜(とりこ)となれり。なれど、そもまた進化の過程。宇宙の定めし道筋ならむ。必ず通り、越えねばならぬ、幾多の危機と困難の道。そを越えるたび、進化は進み、人は神へと近付かむ。なだらかなるは、進化も起こらず。乗り越えなむとするときこそ、人は我を捨て、助け合い、一段上の次元と高まる。人の進化の歴史には、幾度の崩壊、滅亡ありき。そのとき人は神に向かい、神に救いを求めて来しを。人の驕(おご)りは破滅の因(もと)なり。人は幾度も繰り返せる。愚かな失敗、衰退、壊滅。築きし富も、繁栄も、もろく崩れる楼閣の如。なれど、そこより生まれし哲学、宗教、思想は伝えられ、人の叡智(えいち)に継がれゆく。人の真の進化の道は、遥かに遠く、永劫(えいごう)の先。我から離れて、宇宙の意思に目覚めるときこそ、進化の完成。我欲は無にて、神を慕い、宇宙の全てに遍在する、神の意識と一体となる。  なれど、今の人類は、己の欲のみ肥大させ、学問技術は欲に隷属(れいぞく)。己の欲に際限なし。信仰さえも無力に等しき。曇りし目には、光は見えず。閉ざせし耳に、ことばは響かず。神の願いは遍(あまね)く満(み)てど、欲にふたがる心に届かず。進化は宇宙の必然なれば、幾度も危機は訪れむ。進化を妨(さまた)ぐ、邪魔なるものは、宇宙の意思が、それを除かむ。宇宙の彼方、遠き銀河に、遥かに高き次元あり。そこより意思は伝えられ、地上の全てに波動を送る。宇宙の声を、祈りを聞けよ。人も宇宙の一部ならずや。宇宙の永き歴史の中に、ようやく生まれし、地球の者よ。いまだ遅れし未熟の御魂は、神の祈りを知らざらば、野蛮のままの御魂ならむ。宇宙の尊き意思を知り、神の慈愛を素直に頂き、神のことばを声にせば、御魂は浄化し、清められむ。人の進化は唯それのみ。神の視点を手に入れること。神を知らぬは、不幸なり。人と生まれし奇(く)しき縁さえ、神の祝いを知ることなからば、あえなく散って果てるのみ。甲斐ある生を、命を生きよ。宇宙の中に輝けるひとつの命を成就せよ。さすれば命は進化に寄与し、永久の命と栄えなむ。さにて本日、神の望まる進化を説きたり。己の生の指針と活かせよ。さにて。   神の声を伝える人 ひふみともこさん著書「神から人へ(上)」より抜粋 ひふみともこさんHP http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/​

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