真理の御霊 (三輪山より)

2017/04/20(木)10:08

神から人へ ◎原因結果の法則・執着を捨てよ◎

◆真理・循環・時間◆(23)

(この世に一切偶然はないと言います。本当でしょうか。全て神様が仕組まれているのでしょうか。それは狂いもなく進み、実現してゆくものなのでしょうか。そうだとすれば、人間は何をしても無駄、何もしなくともよい、ということになるのではないでしょうか) さにはあらず。そなたも重々知りしように、神は定めず、一切決めず。この世に起こり来るは、全て原因結果の法則。なれば人の行いは、原因となりて、結果を起こさん。その仕組みのみ、定めなば、神は人に任するのみ。人の世界の事象現象。全ては人のなせる業。なれば人は戒めよ。よくよく考え行えよ。なれど任せよ、神の御心。全てを決めるも、そもまた神なり。    (昇華や、成功失敗、全て神様が決められ許されることなのでしょうか) さにあらず。そもまた仕組みのままにて起こらん。なれど神の許しとは、その加減なり、程度なり。神の許さぬ結果もあらん。神の認めぬ現象もあり。そのとき神は御自らが、決めて許され、ことを進ます。再び見守り、待ちておらるる。なれば人に、無駄はなし。徒労にあらず。努力せよ。全ては神の仕組みあれど、進めてゆくの責は人。悪しき原因作りなば、必ず悪しき結果を得なん。善きことなせば仕組みも変わり、さらに追い風吹かせて進めん。艱難受難を恐るるなかれ。神は全部を見通され、ことの成就のその前に、幾多の試練を課して試さる。なればそに負け、諦(あきら)むなかれ。全ては神の御心なりと、思い忍べよ、耐え抜けよ。一切必然。偶然ならず。全ては原因結果にあれば、幸運不運は、上辺のみ。ことの奥底、神意あり。そを読み取れよ。委(ゆだ)ねゆけよ。無心の境地に至る努力を。    細かき事象にわずらうなかれ。囚われこだわる心の結果は、つまらぬ妄想、疑念、執着。わからぬ先のみ追いかけて、今を生きるが大方なり。迷いためらい、進もうとせで、今のこの世に留まりて、昔ばかりを省みる。そもまた執着。向上あらず。結果を気遣う心労も、過去のみ悔いる執念も、今を無駄にし、成算あらず。なれば偶然、必然は、全て人の努力と想念。偶然なりと軽く考え、こだわり捨てるも一つなり。 なれどいずれも忘れてならず。最善尽くして結果を待てよ。  全ては仕組まれ、法則なれど、さらなる実りを得んためには、努力を惜しむ横着捨てよ。神を試すは不遜ならずや。神の心を秤にかけて、結果を予想し、機嫌を占う。さなる軽薄、卑小な浅知恵。神には通じず。戒めるべし。人の無償の努力と奉仕。無欲の行こそ、神は愛づ。計算ばかりに長ける狡知は、早くに直せよ。改めよ。神の喜ぶことをなせよ。神のお役に立つことをのみ。それのみ想い、励みなば、いつか恵みもいや増さん。願いも叶わん。努力も実らん。全ては神の御心なれば、人は神の子。素直になれよ。我を取り、捨てよ、執着を。軽き御霊(みたま)となれば、清く澄みたる魂ならん。 妄想幻想、思い込み、全てが煩悩(ぼんのう)。悪しき習慣。なれば先ずは善き循環を。一度想念変わりなば、必ず循環正されて、善きことばかりが起こり来るなり。さなる努力を。始めの一歩を。さらなる精進、忍耐を。それのみ祈る、神の日々なり。さにて。      神の声を伝える人 ひふみともこさん著書  「神から人へ(下)」より抜粋 ひふみともこさんHP http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/

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