真理の御霊 (三輪山より)

2022/01/27(木)09:34

神から人へ ◎悪神・邪神・人の邪念と想念◎

◆神様・信仰と宗教◆(33)

​    (悪神、邪神というのは、スの神様の一面を表す神様なのでしょうか。それとも別の、邪神集団が凝り固まって一つの神格となったものなのでしょうか。また悪神、邪神の働きとは、どのようなものでしょうか。宇宙の神学的な理解のためのご教示をいただけますでしょうか)さても難し深き問いなり。宇宙の創生、始めの時に、原初の神の生まれし時、宇宙の根本、核となる、宇宙の大本、中心生まれし。そをスの神と呼び慣わして、宇宙の始めの神として、神の始めの働きとして、善悪二神の働きを、陰陽分けて遣わせし。邪神邪霊の集団は、そこより分かれて分散し、時に集まり時に散り、宇宙の果ての隅々にまで、己の力を伸張し、スの働きを防ぐもの、妨げるものと変わり果つ。善悪二神の始めの意図は、宇宙の進化発展を、均衡保ちて進ませるため、全体調和を図るため、時に応じて働きをなす。なれどいつしか時の移り、悪の意味は取り違えられ、神の働き止めるための、勝手な力と変貌しぬる。  昔の善悪、今の善悪、そこに違いの根本あり。悪といえども邪にあらず。善といえども正義にあらず。いずれが無くともこの世は成らぬ、必要欠かせぬ補いのもの。今の悪とは悪それのみ。悪を補う善のなく、ただ悪のみはびこりて、害のみ広げ、救い残さず。苦しみ増して怒りのみ、増やせ増さすの働きのみ。さなるこの世の悪神は、ス神の一面にはあらず。ス神の認めぬ働きとなり。悪霊・邪神は分化して、勝手な発展・成長を遂げ、神の図らぬ働きをせし、ス神の邪魔をする一団なり。もともと神の作りし悪は、陰陽、表裏の理(ことわり)のみ。宇宙にあまねく広がる悪の、強気力を打ち消すには、言霊、波動の力のみ。祈りの波動は宇宙をめぐり、悪しき力を打ち消して、無の状態へと返しゆかん。人の心も支配する、悪しき波動を好転させよ。  人の努力もあとわずか。宇宙の大本、中心より、地球の運命変わるを待てど、容易に進まぬもどかしさかな。いつまで待ちても変わらぬ闘い、日々の営み。人の力でなし得ぬものは、やがては神の現れて、全てを元に返すのみ。その時地球は壊滅し、他の星々、星雲に、吸収されて併合されなん。宇宙は変わらず全てを呑み込み、次の生命、命を育てん。銀河宇宙の遥か彼方に、幾千万もの生命のあり。神の力の働きも、そのまま動く星のあり。波動、次元を超越し、全てを制覇す力あり。人間の生命入るに能(あた)わず。地球の次なる次元には、今のままには波動は低し。別なる星に逃げ行くか、別なる次元の行を積むべし。なれば今の世、現界も、短き間の姿なり。諸人こぞりて神を讃えよ。神を敬い尊べよ。宇宙の育成化育には、一つの犠牲も犠牲にあらず。全てが役立ち貢献せん。己一人の動きも、全体調和し、増幅せん。あるは喜び、それのみなり。  今の悪は必要なし。必要悪とは別の悪。過(あやま)ち間違う解釈多し。この世の悪は存在せず。なれど人の妄念にて、邪念は一つの想念と凝り、形を持ちて、惑わしをなす。己を惑わす素は己に。己を乱すも己の心。己を惑わす元凶を、外に求むが悪を広げん。身から出でては己に返る。全てに己の心を見つけよ。さにて本日、悪というものの根源について答えり。さにて深めて養えよ。己の心と魂を。    ​

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る