真理の御霊 (三輪山より)

2017/05/04(木)20:46

神から人へ ◎感謝・見返り・素直について◎

◆人の心◆(47)

(感謝について)感謝というは最も尊き、神への祈りを顕(あらわ)すことば。なれば、神には、最も早く、最も素直に通じてゆきなん。神の思いは祈りを求め、人の真の感謝それのみ求めておるなり、願われるなり。なればそなたも感謝を欠かさず一日一度以上は、神に感謝を、思いをいたせよ。   (見返りについて、人は相手に何かをしてあげると、見返りを期待してしまいます。それは心の汚れでしょうか)さにあらず。相手に恵み、捧げなば、それらに感謝のことばも欲しけれ。なれど欲せず、求むるなかれよ。物にて返す報恩は。必ず感謝は心にて、ことばによりて表せよ。物に頼るは、悪しき習慣。まずはことばで感謝示せよ。          (素直ということについて)素直とは、最も尊き資質なり。神にも、人にも、己にも、素直に振る舞い、思えることこそ、易しきようにて難き事。なれば、まずは、己を見直し、頑(かたく)ななるを直しつつ、人への真のあるかなきかを、よくよく問えよ、見つめ直せよ。人の最も扱い難きは、感情こじらせ、お互いが、相手をそのまま見えぬ時なり。己の作りし妄想に、さらに執着深めつつ、相手を己の思うようにと、己の尺度に合わさんとする。なれば相手も反発し、いつか互いを憎み合うもの。なれど、互いが譲り合い、相手を認め、敬(うやま)えば、争い消えて穏やかなるらん。まずは諌(いさ)めよ、己の妄執。その後改め、高めて行けよ。人の心は本来が、素直な優しき魂なれば、かつての赤子の素直さ思いて、己の欠けたることを見つめよ。なれども無理な変革は、人には適わぬことなれば、我が身を変えんと試めど、無駄なあがきとなるのみなり。我が身を変えんとするよりも、その都度諌めて敬虔(けいけん)なれよ。完璧完全望むより、欠けた不足をわきまえるべし。さらに深めて謙虚となれば、自ずと素直さ甦るらん。さらに傲慢(ごうまん)、権利欲、己の威勢をひけらかす、我と慢心も直さるべし。まずは謙虚になる心、さにて己の欠点を認める心、必要なるらん。己の願望強くとも、直すを目指して我慢するなよ。それより認めて、その都度 戒め、恥じる心を養えよ。さにて人間一人一人が、あやまち失敗繰り返しつつ、心の汚れを取りゆくなれば、始めに欲張り、求めすぎるな。人は順追い、成長するもの。   (現世的素直さとの違いは何でしょうか)現世の素直は、波風恐れて、人に従い、迎合のみの、心の低き素直さなり。なればそはまだ、低く卑(いや)しく、真の素直とかけ離れしもの。真の素直は、神にゆだねる、任せる心の直さなり。なれば、神への従順は、時には現界現世にては、愚かにも見えん。哂(わら)われもせん。なれど、負けずに神を信じる、任せる強さを失うなかれ。素直となれよ。人にも神にも。   神の声を伝える人 ひふみともこさん著書 「続神誥記」より抜粋 ひふみともこさんHP   http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/   

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