真理の御霊 (三輪山より)

2022/01/20(木)16:28

神から人へ ◎希望・一歩踏み出す勇気◎

◆人の心◆(47)

​  (希望について) 神から人へ、人から神へ。神の与えし希望と勇気。人の命を、生命を、豊かに彩り、豊かに富ませ、人がこの世を生きる間に、多くの喜び、楽しみを得て、さらに大きな魂に、成長、発達、進化するよう、神の与えし心の働き。人には希望も、勇気も必要。希望のみには命は伸びず。勇気と共に成長せるもの。明日の未来に夢を託して、その実現に行動起こし、苦難を乗り越え、試練を忍び、耐えて生きるを学びつつ、時に大きな挑戦と、結果のわからぬ未来に向けて、命を懸けて、戦う勇気。二つ備わり、誘(いざな)い合い、補い合いて、進む道。  勇気の欠けし行動は、己の安全、安泰のみ。今のままにて充足し、やがては衰えしぼみて枯れん。外へと向かい、高みを目指し、己の幸せ、欲のみならず、他との協調、親和を求め、地上の平和の実現を、真の心の底より願う、さなる大きな希望こそ、人に勇気を与えるものなれ、人は勇気を、希望を持てよ。希望は勇気を、勇気は希望を、共に強めて働き始めん。夢のみ追うは空しけれ、確かな実現、具現のために、今ある位置より一歩を踏み出し、行動伴う希望に高めよ。体を動かし、心を使い、目の前にある一段一段、踏みあやまたず、踏み外さず、昇華(しょうげ)の階(きざはし)、登り行け。さにて本日、人の希望の実現に、勇気も要すを教えたり。人間の成長、発展のため、希望は欠かせぬ、不可欠のもの。希望を持ちて豊かなれ。  (努力について)神から人へ、人から神へ。神の願いの実現のため、人が無欲の思いと心で、神に奉仕貢献するを、骨身を惜しまず、苦労を厭(いと)わず、無邪気に喜び、素直に励み、神への手伝い求むるを、神は歓び、愛でて使わん。さにて本日、努力の意味を説き示さん。努力というは目的に向かい、千里の道をも一歩ずつ、ただ現在の、目の前の、一歩を進んで行く行い。あせらず、急がず、重荷を背負い、楽なる近道、早道探さず、自ら定めし目的のため、無駄なることをも恐れずに、結果を先に計算せず、徒労になるとも手を抜かぬ、愚直の伴(ともな)う行いなり。 なれど努力に無駄はなし。結果が全ての価値ならず。人には成功、失敗のあり。なれどそもまた人の尺度よ。神の尺度の成功は、無駄にも見えし努力の過程を、無心に歩みし者こそ尊し。努力の過程の汗と涙と、笑いと喜び、そを楽しみ、そこより得らるる心の豊かさ。そこそが努力の果実ならん。  成功ばかりが尊きになし。結果を先に計算し、勝算のみを優先す、心の怠惰をこそ戒めよ。心の怠惰は曇りとなりて、御魂の浄化を妨げるもの。結果の見えぬ勝負に挑(いど)めよ。苦しきことから逃れるなかれ。避けて通れどいずれの日にか、通らざるを得ぬ道程(みちのり)なれば、若く力のあるうちに、多くに挑み、己を試せよ。神の与えし能力を、自ら試し、残らず活かせよ。神の与えし能力使わば、不可能なるをも可能とせん。惜しまず使わば使うほど、人の力は引き出され、無限の力と高まらん。己の秘めし無限の力を、生あるうちに充分に、拓(ひら)き、伸ばして、高めることこそ、人の務めの一つならん。努力の意味はそこにあり。神の与えし能力を、目覚ませ、活かす、そのためなれば、低き目標、易(やす)き成功、安易の満足、そを排せよ。人の努力、精進は、神には愛しく、嬉しきものなれ、神の心を喜ばせよ。無償の努力、無欲の精励(せいれい)。そは無駄ならず、無益になし。目には見えず、測れずとも、豊かな命の宝となりて、まばゆく輝き、光を放たん。さにて本日、人の努力の必要なるを、易しく教え、伝えぬる。これより後の、さらなる努力を。    神の声を伝える人 ひふみともこさんHP http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/    ​

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