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カテゴリ:ゲームブック
おそらくゲームブックファンであれば、大好きという方が多いのでは…この作品。
ザンバー・ボーンを倒すために、危険なポート・ブラッドサンドを探索する作品です。 魔法を使うとかの特殊なルールこそありませんけれど、 一見すると選択肢は豊富でイベントも楽しいので、遊び甲斐があります。 本作の大きな魅力といいますと、ごちゃごちゃしているポートブラッドサンドの観光(笑)。 騙そうとしてくる商人、怪しげな人物、そして不気味なスポーツ競技、 何処を歩いても、珍しいイベントが続くので最高ですよね。 反面、クリアするためにはかなり…限定されたルートではあるので その辺りは残念、この気持ちはカーレを冒険した際にも同じだったなぁ。 ゲームブックとしてみますと、オーソドックスともいえるFF冒険で アイテムを集めつつ、最終ボスへ近付いていきます。 ザンバー・ボーンは普通の手段で倒すことはできないのですが、 実は、その攻略方法に関してはヒントが全く無く、初めてそこまで行く際には 運任せとなってしまうのが、本作の残念なところだと思います。 それに、ザンバー・ボーンたんの威圧感がないというか、 存在感が薄いせいか、後半になるまで忘れてしまっていたり(笑)。 元々ゲームブックがTRPGのソロアド的な要素があることもあり、 1作目が、「迷宮と竜」 2作目が、「城砦で魔法」 3作目は、「ワイルダネス・アドベンチャー」 4作目は、「宇宙船で旅人」 といった按配で、何となく当時の有名TRPGの影響を感じずに入られません。 でしたので、本作はシティ・アドベンチャーを目的として作られたのではないか そう思うのですが、どうでしょうかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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