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ププププーさんのゲームブック日誌

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2008.05.08
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カテゴリ:ゲームブック
おそらくゲームブックファンであれば、大好きという方が多いのでは…この作品。
ザンバー・ボーンを倒すために、危険なポート・ブラッドサンドを探索する作品です。
魔法を使うとかの特殊なルールこそありませんけれど、
一見すると選択肢は豊富でイベントも楽しいので、遊び甲斐があります。

本作の大きな魅力といいますと、ごちゃごちゃしているポートブラッドサンドの観光(笑)。
騙そうとしてくる商人、怪しげな人物、そして不気味なスポーツ競技、
何処を歩いても、珍しいイベントが続くので最高ですよね。
反面、クリアするためにはかなり…限定されたルートではあるので
その辺りは残念、この気持ちはカーレを冒険した際にも同じだったなぁ。

ゲームブックとしてみますと、オーソドックスともいえるFF冒険で
アイテムを集めつつ、最終ボスへ近付いていきます。
ザンバー・ボーンは普通の手段で倒すことはできないのですが、
実は、その攻略方法に関してはヒントが全く無く、初めてそこまで行く際には
運任せとなってしまうのが、本作の残念なところだと思います。
それに、ザンバー・ボーンたんの威圧感がないというか、
存在感が薄いせいか、後半になるまで忘れてしまっていたり(笑)。

元々ゲームブックがTRPGのソロアド的な要素があることもあり、
1作目が、「迷宮と竜」
2作目が、「城砦で魔法」
3作目は、「ワイルダネス・アドベンチャー」
4作目は、「宇宙船で旅人」
といった按配で、何となく当時の有名TRPGの影響を感じずに入られません。
でしたので、本作はシティ・アドベンチャーを目的として作られたのではないか
そう思うのですが、どうでしょうかね。






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Last updated  2008.05.08 08:31:30
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