わびさびのある日本古来の伝統色
『 色の名前、い・ろ・い・ろ 』 紫陽花が美しく輝くのは、やはり雨の日です。昨日は壁紙マネージャーを使ってデスクトップの壁紙を紫陽花に替えてみました。濃い緑の葉の色にとても映えます。花の色を表現するのに、ただ紫、青などと書いてもうまく伝わらないもどかしさを感じたので、日本の色の名前を調べてみました。紫(むらさき)濃紫・深紫(こきむらさき)濃色(こきいろ)中紫(なかむらさき)薄紫・浅紫(あさむらさき)薄色(うすいろ)若紫(わかむらさき)古代紫(こだいむらさき)江戸紫(えどむらさき)京紫(きょうむらさき)似紫(にせむらさき)二藍(ふたあい)半色(はしたいろ)桔梗色(ききょういろ)紺桔梗(こんききょう)紅桔梗(べにききょう)錆桔梗(さびききょう)菫色(すみれいろ)菖蒲色(あやめいろ・しょうぶいろ) 杜若色(かきつばたいろ)藤色(ふじいろ)薄藤(うすふじ)藤紫(ふじむらさき)紅藤(べにふじ)薄紅藤(うすべにふじ)藤鼠(ふじねず)楝色・樗色(おうちいろ)茄子紺(なすこん)紫紺・紫根(しこん)鳩羽紫(はとばむらさき)紫系だけでも、こんなに多くの色があるのですよ。日本の色の名前は趣があって、とても上手に表現されていますね。この色は、撫子色(なでしこいろ)と言います。