物騒な世の中
時刻は21時半「ちょっと急いで降りてきてよ」と自室で横になっていた私を小声で呼んだ母「なによ」「シーッ いいから早く!!」玄関まで降りて行く「玄関先にずっと光っているなにかがあるのよ 玄関開けてみる?どうしよう・・・」「玄関モニター確認すれば良いじゃん」とリビングにあがって確認すると車のライトだったお隣さんのじゃ無いし・・・母の部屋のクローゼットの窓から確認すると、ひとりの男性が軽のミニバンのエンジンをつけっぱなしで運転席に戻ったり出たりを繰り返している 頭にライトがついているし・・・何かを狙った泥棒だとしてもエンジンは切るだろうし、今我が家は足場を組んでいるから登ってこようと思えば登ってこれるし・・・と色々考えてしまう「どうしようか 警察に電話する? 玄関開けて聞いてみる?」今の世、何が起こるかわからないましてここは住宅街の路地を入ったドン付きでも、このままではなんの解決にも成らないので思い切って玄関を開けて声を掛けてみた「何かお困りですか?」「荷物を・・・住所はここらなんですが・・・○○ー○番地」高齢者の宅配業者さんで手に荷物を持っている「ここは同じ番地でもあちこち飛んでいるんですよ」「○○さんというお宅なんですけど・・・・」「○○さんって下のお名前は?」見ると路地が違う同じ番地のお宅で、その差出人の名前はそのお宅の息子で私と中学の同級生の名前だったスマホの地図を見て探しているドライバーさんの画面を見て「このお宅です」「この路地を戻って反対側の路地を行って奥から数軒目です」「ありがとうございました」そう言うとUターンも出来ない路地をバックで戻っていったその間20分以上だったと思う夜の21時半 誰かに聞きたくても聞けない状況で、ましてや住所も飛んでいる我が家のご近所状況まだまだクルマの助手席には梱包された箱が山積みになっていた置き配を推奨されてきたとはいうけれど、まだまだ大変な宅配業界送り主の連絡電話番号はあるかもしれないけれど、送り先の電話番号なんて書いていないだろうしこんな遅くまで大変だなあ来られる方もこんな遅くに来られても私達のように怖くて玄関開けるのも躊躇しちゃうよねえ宅配業者さんご苦労様です・・・