2008/04/05(土)21:16
ババのカクラン☆
退院した翌日は、ゆっくりできました。
2ヶ月はいる!と、私の制止も振り切って、張り切って手伝いに来た母。
家事のことなど、やり方が違うので、見ると私のストレスがたまると、すべてお任せしました。
(母には、光熱費の節約とか、安い食料品を買おうとか、家計についての意識は、ほとんど無いので(((^_^;))
その翌日は日曜日。
パパもぽん助もお寝坊。
でもさすがに10時になるとお腹がすいてきました。
さあ、起きよう…と思っていると、
「今日、具合が悪いから寝るから、あとよろしく」とババの声。
はい、はい… と軽く引き受け、
昼御飯を作って、ぽん助に呼びに行かせると、
具合が悪いからいらないとのこと。
まあ、後で食べたくなったら…とその時は、あまり気にしませんでした。
ところが、夕飯の時間になっても、起きてくる気配はありません。
「大丈夫か?まさか死んでるんじゃ…」とパパ。
朝からトイレにも起きないんですから、一抹の不安はよぎります。
ぽん助に声をかけにいかせました。
「お夕飯は?寒ければ、ストーブつける?」
どちらも「いらない」の返事。
実のところ、私と母はあまり仲のよい親子ではありません。
私自身が母に看病などされたこともなく、具合の悪いときに、あたたかい言葉をかけられたこともありません。
だから、こういう状況になった時の居心地の悪さは、何ともいいようがありません。
他の人なら「大丈夫?」と声をかけられるところが、どうしてもできないのです。
ですから、ぽん助に声をかけてもらい、様子を見てもらっていました。
月曜日の朝から、普通の家事が始まりました。
朝は5時起き。
ぽん助の朝ご飯にはじまり、パパが移動中に食べるおにぎり。
味噌汁は多目に作って、お昼に食べよう…
ぽん助と朝食をとっていると、まる1日ぶりにババが起きてきました。
一緒に食卓についたものの、ほとんど食べられない様子。
でも、洗濯はさっさとやってくれたので、すぐに休むことができました。
昼御飯もほんの少しだけ。
夕飯は作ってくれるものの、食欲がないので思い付かないのでしょう。
ぽん助でも足りないと思うくらいの量の夕飯。
もし、足りないと私が言ったら、我の強い母ですから、怒ってあたりちらすでしょう。
今、怒りに対応して、自分までイライラしたりするのは、どうしても避けたかったので、
みかんを2つも3つも食べたり、こっそりお菓子を寝室に持ち込み、空腹を紛らわせました。
パパの夕飯は、私が作り、ついでに一緒につまんだりしました。
でも、反りが合わないとはいえ、やっぱり心配。
ぽん助には、ばあちゃんを見ててねとお願いしました。
水曜になっても木曜になっても、良くなる様子はなく、夕飯はますます貧弱になり、火が通りきってないレトルトハンバーグまで出されるようになりました。
おやつやみかんの在庫もつきてきました。
ぽん助もせっかくハハが帰ってきたのに、ハハといられず、
「ぼく、ママのご飯が食べたい」
「ばあちゃん病気、ぼくにはうつっていいの?」と言い出しました。
ぽん助も限界だなぁ…と思ったのですが、
私が直接、母に言えば、意地になるのは目に見えてました。
そこで、弟にメール。
父に上手く話してくれるよう、お願いしました。
そして、土曜の朝、ババは帰って行きました。
こうして、退院後、フルで家事をすることになりました。