2008/10/28(火)14:03
大河ドラマ「篤姫」嫁の決心 お龍さんの涙が重たい
とうとう家茂の死が江戸大奥に伝わり、悲しみにくれる篤姫と和宮なのですが、なんだか、
いま一つ響かないと言うのか、家定の死の時の方が、強くこちらに訴えかけてきたような
すみません、「お琴と別れてくる」とお近さんに断言した帯刀が、赤ちゃんを抱かされて、
ころっと気持ちを変え、今でいう認知?してしまう、そのインパクトが強かったです
このあたり、ほんとに時代物ホームドラマなんだけど、お琴さんもなんかすごい人だ。
そしてこの話を聞いて、おめでたいのか気の毒なのか、複雑に感きわまって泣くお龍さん
市川実日子さんの涙が、当時の女性の涙ぜんぶみたいで、とてもよかった
思えば、篤姫も和宮もお近さんも、そしてお龍さんも、愛する夫の子どもを抱けないまま。
まして夫を早くに亡くせば、ひとり残される辛さもどんなに深いことか。
さて、次の将軍は、家茂の遺志に反して一橋慶喜に決まったのですが、平岳大さん、
もうおどろおどろしいほどの悪役ぶりで、江戸に帰らないとは、最初から幕府をつぶす気なの?
和宮の方は、このあと一回は京に帰るけど、また江戸城に戻ってくるんじゃなかったっけ。
そのあたり、徳川の嫁としての決心を固めたことが、江戸城無血開城への伏線となるのかな。
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