今日も何かあたらしいこと

2010/10/31(日)20:30

織田信成選手・カナダ大会で優勝を逃し2位

フィギュアスケートの部屋(262)

グランプリシリーズカナダ大会でショート1位だった織田信成選手でしたが、 フリーではトリプルアクセルで転倒し、総合2位で優勝はなりませんでした。 しかしこの大会、織田選手がどうこう言うよりも、パトリック・チャン選手の、 ぼろぼろのショートにも高得点を出した、ジャッジのでたらめさがすごかった。 大会の出場メンバーからして、なにやら穴場っぽく、地元カナダ選手を勝たせる! という狙いが見え見えだったので、最初から盛り上がっていないのですが。 ショートのチャン選手は、ジャンプで2度転倒し、ステップの途中でも転んで、 それでも演技構成点とかで大ボーナスをもらって4位だったので、彼も安心して、 以前は馬鹿にしていた4回転をフリーで跳ぶことができたのでは、と思います。 フリーは「オペラ座の怪人」で前季と同じにして、慣れた曲に4回転を入れる。 その作戦が見事に成功したのも、ジャッジの後押しがあったからこそなので。 確かに彼のスケーティングの滑らかさ、安定感ある美しさは別格なのですが、 「オペラ座の怪人」のような暗く屈折した情熱を表現するには、違う気がします。 「ミュージックオブザナイト」のような部分では、彼のよさが生きるけど。 昨年のオリンピックに続きこれでは、もうカナダという国とかカナダ人とか、 美しいのは自然ばかりで人の心は真っ黒、というイメージで、嫌になりました。 こんな変な大会でもよく頑張った織田信成選手、本当にお疲れさまでした。 フィギュアスケート2010-2011シーズンオフィシャルガイドブック価格:1,800円(税込、送料別)

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