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今日も何かあたらしいこと

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2012年01月22日
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カテゴリ:私の部屋
野田聖子さんのドキュメンタリー「私は母になりたかった」を見ました。

野田さんのお子さんの事が女性週刊誌に載ったのは知っていたけど、

まさか、小児ICUにカメラを入れて、こんな記録を撮らせていたなんて。


アメリカの医師は、健康なら50歳の出産に何の問題もないと言ってたけど、

出産後、ぼろぼろになって出血の止まらない野田さんの子宮を見ると、

やはり50歳での妊娠出産には、相当な危険があると言わざるをえない。


多くの問題を抱え、たくさんの手術を受け続ける子供に野田さんは、

「野田の看板をしょってやるよと言っている」と解釈していた。

野田さんは、以前の夫とも今の夫とも事実婚で、今回入籍したのは、

今の夫が野田姓を名乗る事になったから、ではなかったのか。

政治家としての彼女にとって、野田とは巨大な看板なのかもしれない。

しかし、彼女はそれにとらわれすぎて、この究極の不妊治療の根底にも、

野田を受け継ぐ者がほしいという思い込みがあったのではないか。

人工呼吸器につながれた子供にとって、野田の看板に何の意味があるのか。


同じ女性国会議員にも、不妊治療に時間を費やすよりも仕事に専念する、

と、子供をあきらめた方がおられるのだが、その潔さの方を支持したい。


しかし一方で、このドキュメンタリーが教えるものは大きかったと思う。

女性が子供を産まない限り、この国の未来はくすぶったままだ。

女性には、妊娠出産にふさわしいタイミングを逃さず、子供を持ってほしい。

不妊治療を望む人には、早い段階からのしっかりした支援が必要だと思う。

そしてどうか、元気な赤ちゃんを産み育ててほしいと心から願う。


もちろん、全く罪のない野田さんの子供には、どうかよくなってほしい。

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Last updated  2012年01月22日 09時51分01秒
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