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カテゴリ:つぶやき
今日は下の子の遠足だった。いいお天気で、彼もきっと楽しかったことだろう。
行き先は郊外の広~い公園で、そこにある遊具で遊んだり、自転車でサイクリングをするという 遠足だ。なんだか、ただの遊びじゃ~ん、と思ってしまうのである。きっと先生方はいろいろ工夫 されて獲得すべき教育目標があるのだと思うけれど…。 私の子どもの頃の「秋の遠足」といえば、必ず山へ行き、大自然の中をひたすら歩くものだった から、ずいぶんと様相が違う。それは時代の流れなのか、栃木と東京の違いなのか、わからないけ れど、せっかくそういう機会があるなら、もっと歩かせてほしいなと私は思う。 私が小学生の頃、普段から良く歩き回っていたかというと、そうでもなく、今の東京の小学生と あまり変わらない気がする。だから、遠足の翌朝は太ももが筋肉痛で大変だった。だからといっ て、遠足が嫌いにはならない。自然の中で頼りになるのは自分の足だけで、聴こえてくるのは鳥の 声や草や木の葉を踏みしめる音と自分の呼吸などなど。(結構きついので、おしゃべりは自然と消 えるのだ) そして目的地に到達したときに味わう達成感は格別である。順位を争う競技とは違い、誰でも達 成感を味わえるというのも、山歩きならではないだろうか。 学校で行かないなら、親が連れて行くしかないなぁ。この秋の目標にしておこう、うん。 秋の遠足でひとつ思い出したことがある。何年生のときだったか、遠足の日、母が不在だったた め、父がお弁当を作ってくれた。山のふもとを出発し、休憩地点で水筒のお茶を飲んだ。この頃は 砂糖入りの麦茶が定番だったのだが、一口含んで私は思わず、吹き出してしまった。 なんと、その麦茶は 「味の素」の味がしたのだった…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月19日 23時49分44秒
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