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MIDIに借りた「沙耶の唄」の小説を一気に読む。知っておきたい作品だしね。
いやあ、SAN値の下がる作品であることはよくわかった。実際にゲームやりながらだと結構ガリガリやられるんじゃないか、これ。 倫理観の輪郭を突き崩されることに不快感を覚えつつも立場が違えばこういうものか、とも思えるこの感覚、寄生獣に近い。しかし、この作品の奇妙な「純愛」の形には何か寂しさ、悲しさを覚えてしまう。 理性的には決して許すことのできない相手であっても、情の部分において少し共有できる部分が残されていて、そこに葛藤する…というのは物語としてはクラシカルなところではあるんだけど、それは相手が人間である場合に限られるということだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.25 23:42:23
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