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最近は特に、
人と接することに億劫だったり、嫌になっていた。
人を嫌いになったのではなくて、
嫌な思いをさせて、
それが自分に跳ね返ってくるのが怖かったから。
だから壁を作って、感情を極力避けて、
自分の範囲で装い、生活してきた。
バイトや、普通に生活してる時にはその方が良い。
でも、芝居の勉強をしている時には、それは良い方向には転び難い。
人を嫌いになったんだと考えれば、納得できる。
稽古場へ向かう足も、軽くはなかった。
電車の中で、本を読もうにも気分が乗らない。
開いては閉じて、開いては閉じての繰り返し。
1人の世界に閉じ篭りたい訳でもないみたいだ。
本から顔を上げ、車内を見回した。
そうしたら、ある広告が目に止まった。
『自分の道を、歩くのだ!』
ジョージアのCMの広告だった。
写真は、弱冠(と言ったら失礼なのだろうけど)
23歳でピザ職人選手権を優勝した人が載せられていた。
「自分の道を歩く」
漠然と何かを求めていた頭の中に、
街道を進む姿が、ありありと映し出された。
感じた事を、(文章におこすのは)表現するのは
なかなか難しいことだけど、気がついた。
おれは何かを求めていた。
自分の街道を歩く。
この言葉には、他の人は関係ない、やりたいようにやりゃ良いんだ、
なんて意味合いは微塵も含まれていない。
けして独りじゃない。
何かを求めていたものは、
傷の舐め合いをしてくれる相手だったのかもしれない。
そりゃちょっと、格好悪い。
『自分の道を、歩くのだ!』
自分を持ち、強かな謙虚さと、
人への色々なものへの感謝の気持ちを常に持つ。
そうすれば、今の状況が少しは好転するんじゃないか。
まぁ、感じたことを文章じゃなくて、
身体で表現出来るようにならなくちゃ、
役者になれないと思うんだ。
ん~(--;
今考えないで良い事は考えず、シンプルになろー。
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