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「野球ソムリエ」 キャッチャーズ・アイ

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2008.02.20
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カテゴリ:野球戦術
日本で今、先発、リリーフともに球数制限を
敷いているのは、広島東洋のブラウン監督くらいだろう。

日本にやってくる、アメリカ人の監督たちは
中4日ローテ、球数制限、強行策(否バント)を
就任当初は取ろうとするが、いずれも日本式になっていく。

中6日ローテ、球数も制限して120球前後、バントもするようになる。

これは、先に触れたとうり、日本とアメリカの
アマチュア時代の打者育成方法が根本的に違うためであり
打者の意識が大変革を起こさない限り
投手の起用方法をメジャー式にすると、自軍にとって不利になりやすい。
それでも、以前に比べればまだ攻撃的になってはきているとは思う。
一発長打のある1番打者、小技の効く選手よりも攻撃的な2番など
わずかではあるが、そういったチームも出てきている。

では、本当に球数制限は、採用不可なのだろうか?
中4日ローテは無理なのだろうか?

先の中4日ローテ編で、日本では難しいと記したが
本音はできると思っている。
監督、投手コーチ、先発投手の意識改革ができればである。

どのような意識改革か?

まず監督、投手コーチの意識改革である。
いまだ、日本では先発、完投できる投手を最重要としている。
これは、もう過去の話である。
現に、高校野球ですら2人投手制を謳い、継投戦術をとっている。
大学、社会人もしかりである。
完投できる投手など、もうほとんどいないのだ。

現に北海道日本ハムのエース、ダルビッシュ投手や
広島東洋にいた黒田投手でも完投数は年間1ケタだ。
30試合前後の登板数があってもである。

また、選手側の意識改革でいえば、
先発投手のみの特権がある球団が多いことだ。
登板日翌日のいわゆる『上がり』である。
登板日の翌日は、ベンチにも入らず休養ということだ。
中6日、1週間に一度の登板なのにである。

それに比べて、ブルペンスタッフは毎日常勤だ。
ほぼ全試合ベンチに控えている。

それなのに、中6日、1週間に1度の登板で
3、4回前後、ひどければそこまでも持たずに降板する
先発ローテの投手はいったい何なのだ。

ブルペンスタッフはそんな時にしわ寄せが行く。
だから、年間20試合もメジャーより少ないのに
80試合登板とか、90試合登板などの
常識外れの起用方法になる。

これで、故障するななどと言えるのか?
選手生命、投手生命のことは考えないのか?
自分が監督の時期だけで、使いきってしまっていいのか?

その割りに、年俸などの待遇でもリリーフ陣は評価が低い。
とくに、セットアップ、中押さえのポジションは特にだ。

先発投手は10勝を上げれば、もう高評価だ。
しかし30試合前後の年間登板数の1/3ではないか。
毎日のように登板して、1イニングやアウト1つ、2つを
取っているリリーフ陣の割合と比べてどうなのか?
リリーフ陣は1、2回続けて打たれようものなら
大騒ぎをされる。首脳陣、マスコミ、ファンにもだ。

中6日なら120球、中4日なら100球は投げさせるべきなのだ。
その試合を作れずに、壊したとしてもだ。
それが先発投手としての最低義務の責任だろう。

少年時代には40球程度、中学で60球、高校、大学で80球という
アメリカの投手の球数制限がいいとは言わない。
しかし、球数制限は投手のためにあったほうがいい。

選手は球界の共通の財産である。特に投手は。
それを長くプレーさせるのも監督、コーチ陣の役目ではないか。

『自分のときはな。。。』などと、のたまわるコーチはいらない。

トレーニング、コンディショニング、クールダウンなど
ボディケアの技術指導は日進月歩しているのだ。

パ・リーグなどDH制なのだから、
球数制限は、すぐにでもできるはずだ。
もちろんセ・リーグもダブル・スイッチなど
監督、コーチ陣が頭を使えば、球数制限はできるはずだ。







2008年、リスタートの小雪さんです。
アフィリエイトでのんびり生活@小雪の在宅ワー
ク2008



花粉症のイライラ。私も毎年困ってます。愛用品のマスクです。









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最終更新日  2008.02.20 09:54:13
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