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捕手考察

2008.11.13
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カテゴリ:捕手考察
ベイスターズブルーのピンストライプから
カープレッドのピンストライプへ。
最初はものすごい違和感を覚えるだろうな。。。
石井琢選手の広島東洋への入団が正式に発表された。
サードのレギュラー格での起用を考えて獲得の運びとなったらしい。
石井琢選手の移籍が決まったのは喜ばしい事。
納得のいくまで現役でプレーして欲しい、と切に願う。

相川選手がFA権利行使を申請し、退団が決定的な今、
ベイスターズは来期の正捕手を誰に任せるのか、これから決断が迫られる。
期待も含めて名前が挙がるのは、
新沼選手、斉藤俊選手、武山選手、細山田選手、といったところであろう。
私、個人は黒羽根選手に大きな期待を賭けているのだが。

宜野湾での秋季キャンプでは、新任の杉本投手コーチの発案で
毎日、シート打撃に投手陣が投げているらしい。
秋だから、時期的にも充分投げられるわけだし、
実戦形式の中で打者をいかに抑えるかを意識して投げることを課題としているようだ。
もう残り日数は短いとはいえ、参加している捕手陣もマスクを被り、球を受けるべきだろう。
実戦形式の練習は多くて困る事はない。
投げているピッチャーと同じように打者を抑えることを意識する機会は多いほど良いからだ。
いままで書き込んでいるように、他球団からキャッチャーを手当てする必要はない。
現有捕手陣で競争の中から抜擢するほうがチームにとって有益である。
だが、私は新沼選手には申し訳ないがサブに回すべきだと思っている。
新沼選手の技術うんぬんについては、私は高く買っている。
だが、いかんせん年齢が気にかかる。
いまから新沼選手を正捕手として起用しても、
ちょうど経験を積んできていい頃合いになった時には30代後半に差し掛かる。
となると必然的に実働期間は限られてくる事になる。
これはチームとして、中長期的に考えた場合に得策ではない。
また、正捕手を新たに考えなければならないからだ。
であれば、新沼選手はサブとして長くやってもらった方が良い。
捕手はケガの付きまとうポジションであるから、
安定的にサブを任せられるキャッチャーがいる事が重要なのだ。
いずれにせよ、来期は捕手3人制にならざるを得ないが、
併用の時期は開幕して一月以内にするべきである。
来春のキャンプ、オープン戦、開幕当初の試合の中で判断して、
思い切った抜擢をするべきである。
誰を抜擢しても不安はあるのだ。
不安や課題のない抜擢などあり得ない。
かといって、併用期間が長くても良いことは少ない。
思い切って1人を抜擢するほうが経験を重要視されるキャッチャーの場合は良いのだ。
こういうときにこそ、85番は得意の意固地的な頑固起用を貫いてもらいたい。
目移りしていてはキャッチャーは育てられないはずだ。

よくキャッチャーの肩を第一に比較するが、
その理由は盗塁阻止が出来るか否か、を図るための比較だろう。
だが、それは間違いだ。
肩の強さは確かに必要な部分ではあるが、それだけでは盗塁は阻止できない。
ピッチャーのけん制、スライドステップなどの協力が相まって始めて可能なのだ。
また、キャッチャーのみで捕えてもそう。
いくら肩が強くても2塁ベース上に投げられなければ盗塁阻止はできない。
コントロールが良くなければ意味はないのである。
送球練習ではコントロールが良くても、
試合前シートノックでコントロールが良くても、
いざランナーに走られた時にコントロールできなければ意味はない。
これはピッチャーで言うブルペンエースと同じである。
ピッチャーと同じくコントロールが大事なのだ。
常にコントロール良く投げられれば、ピッチャーも安心できるはずだ。
【 これなら盗塁を刺してくれそうだ。 】
と思わせて始めてピッチャーもけん制やスライドステップにも取り組む意欲が湧く。
必要以上にランナーを意識させず、打者に集中できるようになれば、
おのずと両方とも結果が良くなるはずなのだ。
そして、そのコントロールを支えるのはフットワークである。
いざ盗塁を阻止すべく送球しようとする時に、投げやすい体制を作るのは容易ではない。
ピッチャーに体制の作りやすい球ばかりを要求することなどできないし、
打者の左右でも投げやすさは変わる。
自分ではどうにもならない事が多いのだ。
それを助けるのはフットワークしかない。
足の運び、重心移動で体制を整えなければならないからだ。
フットワークがよい、ということは捕ってから投げるまでのスピードも上げてくれる。
それだけ速くなげられる、という事だ。
より早く、コントロール良く投げるためにはフットワークは欠かせないのである。

そして、フットワークの良さはキャッチングにも生きてくる。
ミットのハンドリングで上手くキャッチングをする事は可能だが、
フットワークが良ければ、より上手くキャッチングが出来るのだ。
フットワークのよさがキャッチングに生かされるのは、
何もバウンドした時やあちこちに球が行ったときばかりではない。
微妙なコース、高さに球が来た時にも生きるのである。
ミットだけで捕るよりも、わずかでも足を使って身体のより近くで捕れれば
確実にストライクのコースはストライクになるのである。
ボール球をストライクに見せることも技だが、
その前にストライクは確実にストライクとコールさせるのが先なのである。
審判側から見れば、ミットから逆の球はボールとコールしやすい。
ストライクの球であっても逆球はストライクといいにくいのだ。
微妙な球ほどその傾向は強いし、そのようにコールされても
ベンチ、キャッチャーともに、抗議はしづらいのである。
何しろ、要求したところと逆なのだから。
だからキャッチャーは足を使って、出来るだけ身体の近くで球を捕らねばならない。
キャッチャーの身体も動けば、それは審判側から見れば最初の構えはフェイクに見えるのだ。
もちろん限度はあるが、そのためにもフットワークは大事なのだ。

同じ相手と何度も繰り返し対戦する、プロのキャッチャーは配球勝負だ。
だが、配球に関することは場数を踏まなければどうにもならない部分がある。
だからキャッチャーは経験が大事だ、と言われるのである。
だが、そのまえにキャッチングとスローイングは出来ていなければならない。
先に挙げたとうり、ピッチャーが安心して投げられないからだ。
ストライクでもボールになってしまう、
盗塁を刺してくれそうにない、と思えば信頼も安心もできない。
ピッチャー自身のコントロールは脇に置き、
自らのモーションの大きさを棚に挙げて、文句をいうのがピッチャーという人種なのだ。
そして、ピッチャーをその気にさせなければピッチングも良くはならないのである。

来期のベイスターズではキャッチャーが若いのは誰でも分かる。
そこに不安を抱くのは周りだけでなく、当のピッチャーたちが一番なのだ。
であれば、まず優先されるのはキャッチングとスローイングである。
このふたつでピッチャーにまずは安心させなければならない。
信頼はそこから先の課題である。
誰が一番キャッチングとスローイングに長けているのか、
なんとなく見えてはいるのだが、はっきりとは分からない。
これから私もそこの部分をよ~く見ていくつもりである。
誰が正捕手になるのか、不安ではあるが、また楽しみでもあるのだ。






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ク2008














最終更新日  2008.11.13 11:30:01
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2008.11.07
カテゴリ:捕手考察
野球、ベースボール、というスポーツの中で最も古く、
最初の変化球と言われるのが、ご存知のカーブである。
基本中の基本の変化球であるのだが、
近年は速い変化球や小さく曲がる変化球が全盛なので、
あまり実戦で投げるピッチャーを見なくなった。
代わりにピッチャーのほとんどが投げている変化球はスライダーが多い。
それに続いてフォーク、チェンジアップ(シンカー)、2シーム(シュート)
といった順序になるだろうか。

日本でいままで稀代の名投手と言われてきた
ピッチャーのほとんどはカーブを操ってきている。
代表的なカーブは400勝を挙げた金田投手の懸河のドロップ。
V9時代のエース・堀内投手の2階から曲がってくる、と言われたカーブ。
怪物と言われた江川投手はファーストボールとカーブのみで投げていたし、
甲子園20勝の桑田投手もカーブの使い手だった。
あの江夏の21球でのスクイズを外した球もカーブだったのである。
ではなぜ、近年はカーブがあまり見られないのか。
それは野球の歴史におけるバッターの技術向上と無関係ではないし、
変化球を投げる事の目的が少しづつ変わってきているのが影響している。

ピッチングマシンなどの機械導入でバッターの技術向上は目覚しく進歩した。
片や、ピッチャーの練習は走り、投げる、といった部分で大きな変わりは無い。
マシンでもカーブマシンができたから、
バッターはいつでもカーブ打ちの練習ができる。
ピッチャーの方はさらなる変化球を求めて習得に入るから
いきおい、カーブの出番は減っていたのである。
また、変化球を投げる目的としてバッターを幻惑させるという目的がある。
ヒットを打たれないために一番なのはバットに当てさせない事である。
そのために変化球が取り入れられてきたわけだが、
ヒットを打たせないため、だけでなく、球数も減らしたい、という目的も出てきた。
そのために多用され始めたのが速い変化球、小さく曲がる変化球である。
同じアウト1個を稼ぐのに、空振りだと3球かかるところを
速い変化球や、小さく曲がる変化球で打ち損じを誘い、3球以内でアウトを獲る、
そういう意識に変わって来ているのである。
これがカーブを見ることが少なくなっていった事に影響しているのは間違いない。
そのような流れの中で判定する審判も
早い変化球や小さく曲がる変化球が多用されるようになると、
カーブの判定がおかしく、厳しくなりはじめた。
あまり見なくなりつつあるカーブだから、その球スジを追えなくなっていたのだろう。
桑田投手が現役の頃、
【 最近はきちんとカーブを判定できる審判が少なくなった。 】
とこぼしていたのは有名な逸話である。

そんな流れを揺り戻したのは、高目のストライクのラインを上げた事だ。
数年前に高めのストライクゾーンを上げる、広げる、といった申し合わせがあった。
そういう流れの中だと、審判も高めのコースを意識することになる。
低めのラインはいままでの経験で出来上がっているのだからそのままでいい。
広げるゾーンへの意識が強くなるのは当然の事である。
その中でも審判が最も意識した変化球がカーブである。
カーブは一度浮き上がってくるような球筋から大きく曲がり落ちる。
バッターの目線が一瞬上がるように、審判の目線も上がってしまうからだ。
審判までが幻惑されていたのでは正しい判定などできない。
だから審判はカーブを一番意識したのである。
そういった一連の流れの中で何人かのピッチャーがカーブを使い出したのだ。
審判が意識している変化球なのだから、バッターにも有効なのでは、気がついたのである。

今のカーブは先のカーブが主流の変化球だった時代とは違ってきている。
以前のカーブはラウンドハウスカーブと言われるタイプで
右投手が右打者に投げた場合、内角高めあたりから外角低めの方向へ
逃げるように、斜めに曲がっていくカーブだった。
左投手が右打者に投げると逆で外角高目から内角低めの方に
食い込むように曲がってくるカーブだった。
曲がりながら落ちてくる、そういったカーブだったのだ。
今、そういうタイプのカーブを投げるのは
ベイスターズの左腕、工藤投手くらいではないだろうか。
対して、今のカーブはスローカーブが主流である。
斜めに曲がりながら落ちる、ラウンドハウスカーブと違い、
タテにどろ~んと落ちてくる緩いカーブになってきている。
これはタテの大きい変化でバッターの目線を上げる事や、
緩い球になる事から緩急をつける意味で使われている。
ベイスターズの三浦投手、吉見投手、
ドラゴンズの川上投手などが投げているカーブである。
今行われている日本選手権でも
埼玉西武の岸投手、涌井投手が投げている。

今の野球ではスローカーブを変化球の軸としたピッチングはさすがに出来ない。
先に挙げたとうり、カーブマシンというものがあるために対応する事はできるからだ。
だが、いくつかの変化球の中に織り交ぜて使うと効果はある。
バッターの心理として、初球から変化球は待ちづらい。
よほど自信を持って大ヤマを張るくらいでないとできないだろう。
さらに緩い球にタイミングを合わせて打席に入るバッターも少ない。
速い球が来た時に、反応してもとても間に合わないからである。
初球の入り球やカウントを稼ぐ球としては結構使い手があるのがスローカーブなのだ。

もちろんスローカーブはいいことばかりではない。
やはり断然緩い球である以上、上手く待たれると打たれる事もある。
上手いバッターになると一拍タイミングを溜める事ができるからだ。
落ちないフォークが打ち頃のように、スローカーブも待たれればそうなる。
基本的にピッチャーは緩い球を投げるのには勇気がいる。
普段でもそうだから、緊迫した場面ならなおさらである。
しかしそういう時だからこそ、逆に言えばバッターも待っていない可能性は高い。
頭から消してしまっている場合が多いのだ。

要求するキャッチャーも勇気がいる球である。
だが、スローカーブが有効に使えれば配球の幅はぐんと広がる。
ピッチャーが迷いなく投げられるようなリズム、タイミングでサインを出せれば
ピッチャーも不安を持って投げるような事はない。
スローカーブでカウントが取れるときの吉見投手が
比較的いいピッチングをすることでもその事はわかる。
三浦投手、吉見投手、工藤投手、といった使い手がいるのだから、
ベイスターズのピッチャー、キャッチャーは
スローカーブを覚えるべきではないだろうか。
カーブは変化球の基本中の基本でもあることから習得も比較的むずかしくはないと思う。
私はスローカーブの効果は高い、と思っているので強く習得を勧めたい。






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最終更新日  2008.11.07 11:01:03
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2008.11.06
カテゴリ:捕手考察
今年の日本選手権は2勝2敗のタイスコアになり、7戦までもつれそうな展開。
昨日も書き込んだ事だがこの戦い、バッテリーの勝負になっていて面白い。
ここまでの4戦すべてがホームランで決まっているが、
その前後の打者に対しての配球や結果が微妙に絡まっていて
キャッチャー星人の私として目を放すヒマがない。
細川選手、鶴岡選手の配球もある意味好対照であり、
両チームの投手も大崩れしないことから締まった試合が続いている。

この日本選手権で改めて強く思う事が2点ある。
そのうちの1点は、投手の生命線はやはりコントロールだという事。
埼玉西武で言えば、涌井投手、帆足投手、岸投手。
巨人軍で言えば上原投手、内海投手、高橋尚投手だ。
上に挙げた6人の投手、涌井投手と上原投手以外は
さほどコントロールが良いという印象を私は持っていない。
だが、この6人は日本選手権という緊張感がいい集中力をもたらしたようで
見事なまでにコントロールされたピッチングをした。
多彩な変化球を駆使する涌井投手を除けば、
あとの投手はほぼ2種類の球を軸としてピッチングをする。

第1戦では涌井投手と上原投手だった。
上原投手の生命線はファーストボールとフォーク。
第2戦は帆足投手と高橋尚投手で
帆足投手はファーストボールとスライダー。
高橋尚投手はファーストボールとチェンジアップ。
第3戦は石井一投手と内海投手だったが、この2人は球種が多い。
石井一投手はMLB帰りらしく小さい変化をする球を投げ分けるし、
内海投手はファーストボールにスライダー、チェンジアップ、この3つがカギだ。
昨日の4戦目は岸投手とグライシンガー投手だったが、
岸投手はファーストボールとカーブ。
グライシンガー投手はファーストボールとチェンジアップである。
このレベルの投手がコントロール良くピッチングを展開すると
打者はほとんどがお手上げになってしまう。
どちらもコントロール良く投げてくるから、球種を絞りづらいし、
球種を絞ってもそう容易くは打てない。
分かっていても打てないのである。

2点目はインサイドを攻める、という事である。
インサイドを攻める、という事はバッテリーも勇気がいる。
絶対に必要だ、という事はわかっていてもなかなかできないものだ。
まして、埼玉西武、巨人軍、ともにホームランの多いチームである。
インサイドを突くには細心の注意が必要になってくる。
だが、1点目に挙げたとうりに今年の両チームの投手は
普段よりコントロールがいいピッチングを日本選手権で展開している。
両チームともに、だからこそインサイドを多く使って相手打者を攻めている。
攻めて行く事が出来ている。
だから連打があまり出ずにロースコアの展開になっている。
結果としてホームランになっている球のほとんどは失投ではない。
打者が上手くインサイドを打っているのだ。
だから打たれてもバッテリーに大きな後悔がない。
大きな後悔がないから大きく崩れることもない。
守っている野手もどのコースを打たれたのか、見えているから戦意を削がれる事がないのだ。
また、死球が多いように見えるが、あれもコントロールが悪いのではない。
そのうちのほとんどは打者が踏み込んで行っているがために
避けきれずに当っているものである。
アウトサイドに来る、読んで踏み込んでいった時に、
その読みが外れてインサイドに来た球を避けきれずに当っているのだ。
だからこれだけ多くの死球があっても険悪なムードにならないのである。
昨日の中島選手の死球に対するもみ合いも、
あれは中島選手が怒っているように見えても、その実はそうでない。
怒っているように仕掛けて、プライドが高く、繊細なグライシンガー投手を揺さぶったのだ。
この日本選手権はインサイドのせめぎ合いだ。
それを支えているのは両チームの投手のコントロールなのである。

キャッチャーの配球に関しては4戦まで戦い、傾向がいくつか見られる。
埼玉西武の細川選手の場合、
各投手の軸となる球のうち1つはあまり投げさせないで序盤を入る。
あれだけの選手が揃った巨人軍打線を考えた時に、
先発投手が長いイニングを投げれば最低でも3回以上打席が回る。
その都度、配球を変えるために必要以上に球種を使っていないのだ。
1つの球種で押せるところは押して、適度なところで引いて球種を変えているのだ。
なので、打者も狙いを絞りきれない事になる。
ただ押して押しているだけでない。
引いて引いているだけでもない。
その加減が上手いのだ。
これはやはりレギュラーキャッチャーとして
長いシーズンでのスタメンマスクを被っている経験から出来る事だ。
同じ相手と24試合を戦うわけだから、いつも同じ配球では持たないし、
肝心なところで痛い目に合う。
いくつかの配球パターンを残しておく事もキャッチャーは考えているものだ。
小笠原選手、ラミレス選手に打たれているホームランは
全て打った方を褒めるべきで配球ミスではないし、コントロールミスでもない。
打たれたところまでの配球で行けば、インサイドはホームランにはならないはずの所を
上手く打たれているだけだ。
埼玉西武側でコントロールミスが原因で打たれたホームランは
3戦目の石井一投手が鈴木尚選手に打たれた3ランだけだ。
コントロールミスだから石井一投手はマウンドでがっくり両手をついてしまった。
その後のラミレス選手のホームランは、
逆にあれが何故?という具合に両手を組んでいた。
失投ではないから後悔が大きくないのである。

対して鶴岡選手の配球はどうか。
投手のコントロールの良さを生かしてインサイドを突いているのは同じである。
だが、序盤からの入り方は細川選手と違い、軸になる球をフルに使っている。
リリーフ陣にある程度計算できるチーム状態もあり、
序盤から出し惜しみせずに、投手に飛ばさせている感じだ。
だが、軸になる球をフルに使っているのはそれだけが理由ではない。
細川選手と違い、長いシーズンでスタメンマスクを被った経験がないから
序盤からフルに持ち球を使ってしまうのだ。
とにかく1回、1回の積み重ねで、という配球なのである。
であるから、試合が進んでいくと配球が手詰まりになりやすい。
適度な押し引きの加減が出来なくなるのだ。
接戦の試合展開で中盤あたりに差し掛かり、
中途半端に引きたくないから、押して押して、さらに押すという配球になる時がある。
これは投手にとっては負担になる。
押して押して、さらに押すという事はよりいい球を、
いいところにコントロールを、と投手に思わせてしまう。
その微妙な気持ちの差がコントロールを甘くしていることがあるのだ。
第1戦で中島選手が上原投手から打ったホームランは甘く入った球だった。
第4戦での中村選手のホームランは2本ともコントロールミスだ。
経験の浅いキャッチャーはとかく押していきやすい傾向になってしまう。
それが出てしまっている。
かといって、引いてばかりで無難に無難にでもいけない。
その加減が経験の差だろう。

さらに鶴岡選手はここまでの4戦で、各打者、各打席で
初球を変化球で入る確立が非常に高い。
ここまでは埼玉西武も対戦が少ない投手相手に初球から打っていく場面は少なかった。
だが、これでほとんどの投手は対戦したこれからは違うだろう。
ファーストボールの球筋も変化球の球筋も一通り見たわけだから、
これからは積極的に打ってくる可能性が高い。
となると初球は変化球が多い、という傾向がある事は危険が伴う。
球種にヤマを張られて、キメ打ちされれば、
安打だけでなく長打の確立も高くなるからだ。

今日の先発は両チームともに涌井投手、上原投手が予想される。
すでに一度先発して中4日での登板だ。
配球パターンの引き出しの多い細川選手に分があるだろう。
経験の浅い鶴岡選手は試合数が重なるごとに不利になると思う。
変化球から入る事の多い傾向もあることも気になる。
その傾向は今日の第5戦以降変わるだろうか。

今後の戦いのカギはやはり鶴岡選手の配球になる。
見方としては3点。
変化球から入る傾向を変えられるか。
変えられなければ埼玉西武の打線に捕まる可能性は高い。
2点目は、ファーストボール、変化球、ファーストボール、変化球といったように
頻繁に違う球種を使い出すか。
今までが押して押して、さらに押していたから、その配球を変えるとなると
こういったパターンになりやすい。
これも埼玉西武の打線に読まれる可能性が高くなる。
適度な押し引きが欠かせないのだ。
3点目は打たれた打席、打たれた球種を再度要求できるか、である。
今後は今までに投げた投手がもう一度投げる。
その時に打たれた球種を要求出来ない、となると配球の幅は狭くなる。
投手の気持ちにも影響する。
打たれた球種でも再度要求する勇気がなければ、これも埼玉西武の打線につかまる。
埼玉西武の細川選手はこれといった傾向は見られないし、
適度な押し引きも出来ている。
打たれた球種でも要求しないといけない、という事もすでに経験済みであろう。
やはり長くなればなるほど鶴岡選手には不利だ。
昨日までの2勝2敗は埼玉西武がやや有利である。
巨人軍が日本一になるには今日から連勝するしかないだろう。
第7戦まで行ったら埼玉西武が日本一になる、と私は思う。
となると、今日の第5戦はそれを分けることになる。
今日の第5戦は大注目である。






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最終更新日  2008.11.06 12:03:07
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2008.10.24
カテゴリ:捕手考察
昨日行われたセ・リーグCSの第2戦のゲスト解説に
ベイスターズの工藤投手が招かれていた。
普段はなかなか聞けないピッチングの考え方や打者への洞察力や観察眼、
配球に関する話が聞けた事は面白かった。
が、今年故障に泣かされシーズンのほぼ丸々を棒に振り、
勝ち星を挙げられなかった事を考えると、ゲスト解説に出ている場合か、
とも思い複雑な心境になったのも事実である。
地方ローカル局のラジオ放送でも三浦投手もゲスト解説をする機会があるらしい。
チームが今年のような成績の時にはファンとの触れ合いは別として、
このようなTV、ラジオの解説、出演は控えて欲しいな、と思っている。

一昨日から行われているセ・リーグCS2ndステージで
両チームのマスクを被るのは、奇しくもベイスターズ在籍経験者だ。
FA権行使でドラゴンズに移籍した谷繁選手と、
今年トレードで移籍した鶴岡選手である。
谷繁選手についてはいまさら語る必要はないだろう。
大型捕手としてプロ入り後時間はかかったが、レギュラーとして定着して活躍、
98年のベイスターズ優勝の立役者となった。
その存在の大きさは、前年までAクラスを数年続けていたチームが
谷繁選手の移籍後、最下位を何度も経験するなどの成績低迷が顕著に物語っている。
卓越した配球とキャッチング、年月を重ねてもいまだ健在の強肩。
さすがに体調面での下り坂は否めないが、球界屈指のキャッチャーである。
一流といわれるキャッチャーでも、そのリード、配球面には傾向が出ると言われる。
長年マスクを被っていれば避けられない事でもある。
しかし、超一流のキャッチャーは、そのような傾向すら掴ませない。
最近では伊東前埼玉西武監督、古田前東京ヤクルト兼任監督の現役時代がそれである。
特に当時の古田選手には、【 古田ストライク 】なる言葉まであったほどだ。
現役では、谷繁選手とタイガースの矢野選手が
傾向を掴ませない配球をしている、との球界の評判である。
相手チーム、相手スコアラー泣かせの超一流キャッチャーなのである。

その谷繁選手は、
【 こっちの考える配球どうりにきちんとピッチャーが投げてくれれば
抑えられるのは当たり前。それよりも失投したり、逆球が来る事があっても
大怪我をしないような伏線を張る配球をするのがキャッチャーの仕事。 】
と昨日の試合前に工藤投手に話した、とのことである。
さすがに超一流キャッチャー、とてつもない考え方である。
それと同じような事を当時の古田選手が言っていた。
【 このピッチャーはコントロールがアバウトだから、ここへ要求すると
違ったここら辺に来るかなあ、考えてリードをすることもある。 】
と言っていた。

ベイスターズの相川選手も一流のキャッチャーに近いが、
成りきれていないのは、やはりリードの傾向が出るからだ。
自軍のピッチャーの力量不足に起因している部分が多分にあるのだが、
目立つのは、アウトサイド中心の配球と高めのつり球である。
ベイスターズの投手陣を見渡した時に
コントロールに不安を抱えるピッチャーがほとんどである。
だから、インサイドに投げた時に甘くなったり、死球を警戒するので
どうしても配球がアウトサイドに偏っていくのである。
相川選手だってインサイドは使っているのだ。
だが、それは余裕のある場面に限られる。
ピンチの時にはどうしても安全策でアウトサイドに要求せざるを得ないのであろう。
それは理解できるが、私も疑問に思うのは高めの釣り球である。
高めの釣り球はそこにある程度きっちりと投げられて、
なおかつそこで空振りが取れるピッチャーでなければ意味がない、と思うのだ。
高めの釣り球を要求できる時はカウントに余裕がある時だが、
コントロールがアバウトなピッチャーで投げ損ない、打たれたシーンはかなりあった。
また、完全なボール球やとんでもない高さの球なら意味を成さない1球でしかない。
そこからボール球を連発する可能性だって低くないのである。
これは今シーズン多く見られた事で、私には疑問だった。

鶴岡選手はケガで戦列離脱している阿部選手に代わって
このCSでのスタメンマスクを任されている。
しかし、昨日までの2戦を見た限り大きな不安を覚えた。
ハッキリ言って、気負いすぎなのだ。
ピッチャーがその気負いすぎに付いていけていないように見えるのである。
そのことが顕著に見えるのが、インサイドの使い方と落ちる球の使い方である。
インサイドは使わなければいけない事は確かだ。
落ちる球も勝負どころで使わなければいけないだろう。
だが、ピッチャーを引っ張っていくという意識が強すぎるように見える。
落ちる球の要求もそうだ。
強すぎる意識は強気ではなく、バクチ的で危険と隣りあわせだ。

鶴岡選手はプロでの在籍年数が長く経験は積んでいる。
だが、1軍での出場経験はわずかでしかない。
その中で本当に痛い目あった経験は少ないはずだ。
だからインサイドも多く使えるのだ。
経験の浅いキャッチャーがインサイドを使いたがるのは共通する意識である。
ベテランのバッターなら、その事は充分に把握している。
2戦を戦ってデータにも当然現れるだろう。
阿部選手とは違った配球である事は間違いない。
それにまだドラゴンズのバッターが対応できていないだけに見えるのだ。
昨日の上原投手は試合前からインサイドを多く使ってくれ、と
鶴岡選手に話していたそうだ。
ピッチャーがその気で、また上原投手のコントロールがあればこそ、それも生きる。
だが、今後に登板してくるであろう高橋尚投手、内海投手の場合はどうだろう。
今年ドラゴンズを苦手にしてきたふたりのピッチャーである。
落ちる球は持ち球にない。
右打者のアウトサイドに沈むチェンジアップと
左打者のアウトサイドへのスライダーとファーストボールが決め手になる。
右打者へのチェンジアップを生かすにはインサイドを使う必要は確かにある。
左打者へのスライダーを生かすのにもインサイドは投げなければならない。
意思疎通の具合にもよるが、高橋尚、内海、両投手の特徴を逆手にとって
インサイドを多く使う配球を鶴岡選手がするようだと
それは強気ではなく、危険な配球になるだろう。
短期決戦では強気よりも、慎重なうえにも慎重さが必要なはずである。
ましてホームランの出やすい東京ドームでの試合である。
ドラゴンズにも1発を打てる選手は充分にいるのだ。

鶴岡選手には連打などでビッグイニングになると混乱する時がある。
それはベイスターズ時代に何度もあった。
打たれだすと気負いが空回りするのである。
何とかしなければ、と思う気負いが空回りして余計にさらに深みに嵌まるのである。
鶴岡選手にもベイスターズでレギュラーを捕るチャンスはあった。
しかし、捕りなかったのだ。
だから長年2番手捕手だったのである。
その点が、気負いに見える強気が危険に見えてならない。
今日の試合を落とすようだと鶴岡選手も苦しくなってくるはずだ。
強気な要求が危険な要求だった、となる結果が出てからではもう遅いのである。
谷繁選手と鶴岡選手の差。
これがCS2ndステージの結果を分けるような気がしてならない。





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最終更新日  2008.10.24 21:38:20
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2008.06.27
カテゴリ:捕手考察
いよいよ今日からペナントが再開される。
ベイスターズはハマスタにドラゴンズを迎えての3連戦だ。
小池選手が移籍加入してから、初のドラゴンズ戦。
ここまで、ベイスターズはドラゴンズに対して負けが込んでいる。
今後、少しでも挽回してもらいたいものだ。

ペナント再開前に、武山選手がシーレックスに降格となった。
相川選手の状態が上がってきた事に加えて、
常時、シーレックスで実戦経験を積ませたほうが今はいいと判断したのだろう。
今回のベイスターズでのマスク経験は、自信と課題を武山選手に与えただろうと思う。
さらに力を磨いて欲しい。あと、あの右手の位置だけは直してほしい。

となると、当然相川選手が昨年までと同様に扇の軸を努めることになる。
今シーズンの相川選手は、開幕当初に肩の不具合や負傷による登録抹消などで
満足な状態でプレーすることはできなかった。
さらに記録的な低迷もあって、投手陣とともに戦犯扱いをされている感がある。
それでは、本当に相川選手の今シーズンの働きは良くないのか。

私はそうではないと思う。相川選手は頑張っている。苦しい中で頑張っているのだ。
相川選手の評価は、先日の野球日本代表の2次候補に入ったことでもわかるとうり
球界の中では高いものがある。
ベイスターズファンが思うよりも、球界の評価は高いのだ。
セントラルリーグのキャッチャーの中で、
配球のうまさでは、ドラゴンズの谷繁選手に次ぐものだろう。
金満球団の阿部選手などよりも遥かに良い。
キャッチングは、広島東洋の石原選手が格段の進歩を見せて来ているので
ドラゴンズ谷繁、タイガーズ矢野の両ベテランキャッチャーを含めれば
6人中4番手という位置になるだろう。
盗塁阻止は当然ピッチャーとの共同作業になるので一概には測れないが
スローイングの正確さと捕球してから投げるまでのスピードは及第点である。

実のところ、今シーズンの相川選手の配球は、非常に考えられたものになっている。
ただ、緻密な考えのもとに組まれた配球であるがゆえに、
ピッチャーの多くがその配球についていけていないのが現状だ。
なにせ、開幕当初の先発ローテで、今もローテをスキップすることなく守っているのは
ウッド投手のみという状態だ。
相川選手の配球の意図を汲んで、投げられるであろうピッチャーの
三浦投手、工藤投手、寺原投手がいないのだから相川選手も苦しいはずだ。
シーズン途中から先発に回った那須野投手、小林投手、桑原謙投手などは
あまりにも逆球や高めに抜ける球が多く、配球にならないからである。
ピッチャーも、キャッチャーも繊細かつ、繊細かつ大胆なくらいがいいのだが、
先にあげた3投手はまだまだそんなレベルのピッチャーではない。
ストライクを投げる、とにかく腕を振り切る、と自分のことで精一杯なのだ。
だからといって、ここに構えれば外れてここに来るだろうとか、
この球種にすれば、ここらへんに来るだろうとかの安易な配球は絶対にできない。
そんな根拠のない配球はピッチャーのためにならないからである。

なぜ、そんなに緻密な配球や複雑な配球にするのかというと
それはバッターが嫌がるからである。
基本的にバッターはいろいろな球種、コースを頭に置きたくない。
そうすると対応が全てに対して中途半端になるからである。
できるだけ、頭をクリアーにして打ちたいのだ。
コースはインサイド、アウトサイドのどちらか、
球種はファーストボール系(ファーストボール、2シーム、カットボール)
変化球系(カーブ、スライダー、など)のどちらかに絞りたいのだ。
確立50%の世界である。
これにもうひとつ加わると確立は33.3%とさらに落ちる。
だから、いわゆる特殊球系といわれるフォーク、チェンジアップなどが来ると
ほとんどがひっかかる。タテに落ちる早いスライダーも同じである。
しかしコントロールができずにボール先行のカウントになれば、
当然ながら、バッターが優位になりバッテリーの選択視は狭まる。
そうすれば、打高投低の現代野球では痛打をされることになる。
勝ち星を多くあげるピッチャー、防御率上位のピッチャーは大体が四球が少ない。
コントロールの難がないピッチャーたちなのだ。

いくら球速が早くても、変化球に鋭さがあってもコントロールができなければ
プロでは通用しないのだ。
年間に何試合も何度も対戦するリーグ戦がプロである。
相手のバッターの事もわかってくるのと同時にピッチャー自身のことも覚えられる。
そうなれば、コントロール勝負、駆け引きなどの心理戦の要素が強まる。
だから、キャッチャーは配球を複雑にするのである。
ただ、キャッチャーの配球どうりに投げているのと、
その配球の意図を汲んで投げるのでは、格段の違いが生まれる。
そういった意味でベイスターズはまだ幼いピッチャーばかりなのだ。

コントロールがあれば、配球は意外とシンプルにできる。
少ない球数で、球種を多く使わずにバッターと勝負できるからだ。
だが、コントロールも悪いとなると、球種も球数も要することになる。
結局はピッチャーのコントロールがあって、キャッチャーの配球が成り立つのだ。
至極あたりまえのことである。

相川選手がベンチで若手ピッチャーに話しかけているシーンが
開幕当初に比べて今は多くなっている。
これは、少ないながらも場数を経験したピッチャーに配球の意図、
打たれた理由などを説明して、分からせているからだ。
これは必ずそのピッチャーの糧になる。成長を促すことになる。
成長ができなければ、出番が減っていくのがこの世界である。

ムダ球が多い、ボールゾーンに構えることが多い、など
批判も多い今シーズンの相川選手だが、配球を複雑にするのはいままでに上げたような
理由があることをわずかでも知っておいて欲しいと思う。
シーズンを通して、ホームを死守するのはベイスターズにおいて
相川選手の他にはいないからである。






打てるもんなら打ってみろ! 三浦大輔著 KKロングセラーズ


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最終更新日  2008.06.27 10:03:41
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2008.06.14
カテゴリ:捕手考察
このところ、相川選手の事を筆頭にキャッチャーについての批判が喧しい。
アウトコースに配球が偏りすぎ。
ムダ球が多い。
無駄にハーフスイングをアピールしている。
キャッチングが悪い。
盗塁がまったく阻止できていない。などなどである。

主として相川選手に対しての批判だと思うが、正直私には的外れとしか思えない。
確かに相川選手の配球はボールの要求が多い。
しかし、これは配球が緻密であるからの事であって、一概にムダ球とは言えない。
しかし、ベイスターズのピッチャーの力量や、コントロールを鑑みると
緻密すぎて高度な要求になり、それが負担になったり、自滅しているきらいはある。
しかし、かといって素直に配球すればこれまた餌食になることは必定。
コントロールに難のあるピッチャーが多い、ベイスターズの哀しさか、
ピッチャーの持てる力を落ち着いて出せるように起用しないベンチの差配が原因か。

確かに今のベイスターズのピッチャーはよく打たれる。
スターターは5回までやっとのことだし、
ブルペンも出てくればすぐに四球を乱発するか、ヒットを許すかになってしまっている。
だが、やはりその根本の原因はシーズン当初からクローザー、セットアップを決めずに
その場のやりくりでなんとかしようとしたベンチにある。
落ち着いて各ピッチャーが投げられるようにしなかった事がここまでの投壊を招いている。
だから、開幕当初からつまづいた。
オープン戦のうちに済ませなければならないテストじみた事を
公式戦に入ってからもしなければいけない状況を自ら作ってしまったのだ。

ブルペンは出番がはっきりわからないから、常に不安な精神状態に置かれる。
不安なままゲームに入るから、力が出せない。
力が出せないから打たれるし、そうすると必要以上にコントロールを気にする。
今度はコントロールを気にするあまりに球威が落ちる。
球威が足りないから、コーナーに決まっていても打ち取れない。
また必要以上にコントロールしようとするから、ボールが多くなる。
ボールが多くなるから、四球も増える。
全てが悪循環なのである。
ブルペンは落ち着かないとスターターも落ち着かない。
結局、共倒れのように転がり落ちていったのが今年のベイスターズの投手陣である。

何度も繰り返すが、ここまでの投壊を招いたのはベンチの責任である。
普通に働けば、オリックスや東北楽天、東京ヤクルトや広島東洋などよりも
こんなに酷い状況にはならないはずだからだ。

話は戻ってキャッチャーの配球である。

シーズン当初から不安を抱えたままの投手陣をなんとかするべく
キャッチャーたちはアウトコース中心の安全策をとった。開幕から4月中旬までの頃である。
しかし、安全策をとっても本来の力が出ていない投手陣は痛打を浴びた。
痛打を浴びるうちに負けがどんどんと込んできた。

今度は建て直しを計るべく、インサイドも突いていこうという配球をした。
だが、すでに何度も痛打を浴びている投手たちはインサイドを突くもボールが定まらない。
インサイドを突こうとすると死球が多くなってきた。
アウトサイドに偏っているように見えていても、ベイスターズは与死球が多い。
セントラルではリーグトップの与死球である。
キャッチャーも死球を気にしだすと、インサイドへのサインは出しづらい。
ピッチャーも死球を気にするとインサイドのコントロールが甘くなる。また痛打される。

今度はなんとかボールを散らして、打ち取ろうという配球にする。
が、コントロールが定まらない投手陣はカウントを苦しくする。
苦しくなるから、ストライクを取りにいったボールを狙われる。また痛打される。
どんどん負けが込んできて、投手陣はまいってくる。

そんな投手たちを相手打線は見越して、かさにかかって打ってくる。
かさにかかって打ってくるから、打ち取った当たりまでもがヒットになる。
さらに負けが込む。
これがベイスターズのここまでのバッテリーの姿だ。
悪循環がさらなる連鎖を生んで、ここまでの低迷になっているのだ。


なんとか打ち取ろうと散らして配球しているのが、結果ムダ球になる。
ピッチャーも苦しいが、キャッチャーだって苦しい。
ハーフスイングでも何でもカウントを有利にしたいと思うからアピールするのだ。
ただ漫然とキャッチングしているならば、ピッチャーだって乗ってくるはずはない。
ハーフスイングの判定はただでさえ、審判の主観に大きく左右される。
アピールするに越した事はないのだ。

要求したところにボールが来ないから、キャッチングだって苦しくなる。
仮にもプロなのだから、140k前後のボールが真っ直ぐ来たり、曲がったりするのだ。
まして、違うところにくればそう簡単にキャッチングは出来ない。
ショートバウンドだってファーストボールはまだしも変化球だと簡単には止められない。

まずプロのキャッチャーならば両手の指はすべて突き指をしているはずだ。
身体のあちこちに消えないアザがあるはずである。
たかだか高校までの私ですらそうなのだから。
すでに20年以上経っても消えないのだから、プロのキャッチャーは相当酷いと思う。

さらに打たれないようにと意識がバッターに向かうために
ランナーへの注意がおろそかになると、盗塁も刺す事はできない。
スライドステップが出来ずに、モーションを盗まれては刺す事できないし、
今度はランナーに気を取られているとボールが甘くなる。

キャッチャーも悪循環になっているのだ。
バッテリーは表裏一体であり、どちらも苦しくなるのだ。
ただキャッチャーは黙して語らずである。
キャッチャーが試合を投げたら話しにならない。
ただ、ピッチャーが投げるボールに対してキャッチャーは受身である。
配球だってピッチャーが首を振れば、変えざるを得ない。
ピッチャーが能動的なのに対して、キャッチャーはどこまでも受動的なのである。

打たれることで負けが込み、成績が悪くなればキャッチャーが責められるのは仕方ない。
だが、ここまで記して来たような側面があることだけはわかって欲しいと思う。
好きでアウトコースばかりに要求しているわけではない。
好きでボール球を織り交ぜているわけでもない。
無意味にハーフスイングをアピールしている訳ではないし、
キャッチングにだって、盗塁阻止にだって必死なはずだ。
もう少し、キャッチャーたちの大変さに思いを馳せてプレーをみてもらえないだろうか。
マスクからものすごい汗を滴らせて、キャッチャーたちは日々必死にプレーしている。
ピッチャーが抑えることを、チームが勝つことを一番の喜びとして。





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最終更新日  2008.06.14 10:47:58
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2008.05.31
カテゴリ:捕手考察
今日のお題は過程と勇気と原点とである。
なんのこっちゃ。と思われただろうが、これは野球というゲームの世界で
特に、バッテリーにとっては非常に重要なファクターである。
過程と勇気と原点。この3つの言葉にはそれぞれオモテとウラがあるからだ。

過程とは、プロセス重視と言い換えるとわかりやすいと思う。
そして、プロセス重視がオモテとするとウラは結果オーライである。

勇気とは、緩いボールを要求する勇気、投げる勇気。
そのウラは、安全策に走る逃げのピッチングである。

原点とは、アウトローへの要求、アウトローへのコントロールであって、
そのウラはインサイドや高めへの要求、コントロールである。

過程のプロセス重視とはその1球を選択、配球することの裏づけがあるかどうかである。
根拠のない配球は、キャッチャーにとってほとんど意味をなさない。
なぜ、その配球になったのかの根拠がないと先々につながらない。
結果オーライでは成長しないのだ。
たまたま、適当、なんとなくで終わってしまってはいけないのである。

ピッチャー側からみれば、逆ダマの事になる。
逆ダマとは、意識とは逆のところに投げてしまったボール、行ってしまったボールである。
当たり前の事だが、意識と違うところにボールが行くという事は
ピッチングの力が十分に伝わっていないことが多い。いわゆる抜けダマである。
こういうボールは打たれる確立が高く、また手痛い結果になる事が多い。
よしんば、抑えられたとしても結果オーライであって、先のためにならない。

プロ野球の場合を含めて、ある一定のレベルを超える野球では、
相手打者の分析がされて、長所、短所のデータが出され、打球の傾向なども出される。
それを役目に、仕事をしているスタッフがいるわけである。
そして、そのスタッフから出されたデータを参考にして、ミーティングが行われて
チームとしての攻め方、対応の基本が決定される。
その基本を生かしながら、場面、展開によってアレンジするのがキャッチャーの仕事になる。
根拠のない配球や、逆ダマでの結果オーライの結果で満足してしまうという事は
こういったデータを作るスタッフの仕事や努力を軽んじる事と言ってもいい。
選手だけで、プレーが出来るわけではなく、このような裏方の力も必要なのだ。
それを軽んじる事はチームとして許される事ではない。
また、そのピッチャー、キャッチャーの勉強、経験につながらない。
だから、根拠のない配球、逆ダマはチームのなかで叱責されるのである。

勇気と原点とは密接につながっている。
原点のアウトローへの配球、コントロールはピッチングの基本である。
今も、昔も、どんなにバッティングの技術が向上してもアウトローを打つ事は難しい。
一番安全なのである。だから困った時にはアウトローなどと言われるわけだ。
だが、常に安全策が通用するわけではない。
バッターによってはアウトサイドを得意とする選手もいるし、
例外的にアウトローさえ苦手にしない選手もいる。
また、逆方向へのバッティングをしようと意識しているバッターにとっては
アウトローも狙いダマのひとつであり、本来の意味を成さない。
さらに言えば、脚力のあるバッターでもいやらしい選手は
低めのタマを狙ってゴロを打とうとするから、アウトローも苦にならないことがある。
かえって勢いの無いゴロなどになると内野安打になりかねないのである。

常に安全策を取っていると攻める気持ちを忘れる事もある。
かわそうとするピッチング、かわそうとする配球。
安全に、無難にという気持ちが、逃げの姿勢になっていくのである。
そういった空気はバッターに間違いなく気取られる。
バッターから見れば怖さがなくなるのである。
結果、アウトローでも踏み込まれて捕えられたりする。
アウトローへの配球、ピッチングでも攻めの気持ちがないと効果は半減する。
逃げの姿勢では勝負にならないのである。

だから勇気を持たなくてはならない。
攻める勇気はもちろんだが、あえて勝負所で緩いボールをなげる勇気や
インサイドに投げる勇気、高目へ投げる勇気が必要なのである。
勝負所でバッテリーが緩いボールを選択しづらいように、
バッターだって、勝負所では緩いボールは狙いづらい。
かなりの確立で真っ先に意識から外すだろう。

高めに投げることだって必要になる。
ボール球としての見せ球ではなく、勝負するストライクの高めである。
高めの好きなバッターは多い。打ちやすいし、長打にもなりやすいからである。
しかし、意識しているがゆえに強振して空振りや凡打になりこともある。
勇気を持って、意識を持ってそこに配球できるか、投げ込めるかなのである。

インサイドのボールも同じである。
インサイドを得意とするバッターもいる。振り切られればホームランにもなりかねない。
しかし、得意でありながら苦手ともしているバッターもいる。
もともと、バッターは身体に近いところはやはりイヤなものなのだ。
詰まらされる事や、バットを折られる事をバッターは事のほか嫌う。
屈辱的な気持ちになるのである。
だから、シュートや2シーム、カットボールが有効になる。
投げるピッチャーが増えてきたのはそのせいである。

もちろんアウトローへのピッチングは原点であるから、
ピッチャーはアウトローへのコントロールを磨かなければいけないし、
キャッチャーも常日頃から、そのことをピッチャーに意識させなければならない。
だが、いつも安全策、常にアウトローでは立ち行かないということなのである。

過程と勇気と原点。
ベイスターズのバッテリーは今、もう一度考えて見て欲しい。
若手、中堅のピッチャーたちよ。
逆ダマでも打ち取れれば結果オーライで済ませていないか。
キャッチャーの配球のウラにスコアラーなどの裏方の仕事があることをわかっているか。

勇気を持って投げ込んでいるか。
かわそう、かわそうと逃げのピッチングになっていないか。
あえて緩いボールを投げる勇気も必要なのだ。

原点に頼って、無難に無難にと安全策に偏っていないか。
時には、高めに投げることも、インサイドを突くことも必要なのだ。
バッターに向かっていっているか。 

プロ野球に入ってくるピッチャーなのだから、自分の武器となるボールはあるはずだ。
それを生かすも殺すも意識しだい、気持ちしだいだ。
スターターは先に失点することが多く、
ブルペンも終盤、大事なところで粘れない。抑えられない。
もちろん、起用法が一定しないベンチの不作為は大きいが、
自分たちの意識や気持ちをもう一度確かめて欲しい。

試合終盤の7、8回に多くの失点を重ねて、チーム防御率が4点台の後半に凹んでいて
いつまで経っても脱け出せないのは同じプロとしておかしい。
過程と勇気と原点。
この3つを振り返ることが脱け出せるキッカケになるような気がしてならない。





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最終更新日  2008.05.31 10:11:47
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2008.04.15
カテゴリ:捕手考察
よくキャッチャーのリードの基本は上下対角線と緩急だと言われる。
キャッチャーのリードの基本とは、ピッチングの基本と言い換える事も出来る。

対角線とは、インハイを攻めたら、次はアウトローへ、
高目を見せたら、低めへ、などの事である。
別の言い方をすれば、意識付け。
インハイに投げて、バッターにインハイの残像や意識を残しておいてから
アウトローに投げ込ませると、どうしても前のボール、インハイの残像や、意識が
バッターの中に残り、遠く見えたり、踏み込みがしっかりと出来ずに
タイミングが狂い、バットの芯を外れたり、空振りしたりする。

緩急とはそのとうり、早いボールと緩いボールとを使い分けていく事だ。
緩いボールの残像や意識をバッターにつければ、速いボールがより速く見える。
またその逆もありで、早いボールの残像や意識付けをしておくと、
緩いボールがより緩く感じてタイミングが狂うということである。

しかし、ピッチャーの全てが、
速いボールと緩いボールとを必ずしもマスターしているとは限らない。
同じ変化球でも向き、不向きもあるだろうから、
ファーストボールとスライダーといった速球系のものしかなかったり、
カーブとチェンジアップとなどの落ちる球系のものしかなかったりと
ピッチャーの持ち球は千差万別である。

また、先発とリリーフではピッチングは変わってくる。
先発は出来るだけイニングを食って行かなければならない。(イニング・イーター)
食っていくとは、長くと思ってもらえばいい。
少ない球数でアウトを取る事が要求されるのが、先発投手だ。

三振でアウトを取るには、最低でも3球かかる。そして3球で三振なんてものは少ない。
必ず、ファウルやボール球が必要だからだ。
それなら、タイミングを外して、甘いところに投げ、打ってもらったほうが早い。
球数も少なくてすむ。チームも守りの時間が少なくていい。
なので、別に三振や空振りを狙って取れるボールがなくてもいいのである。
もちろん、持っているに越した事はないのだが。

求められるものは、ゲームメイクをする事。試合を作ることである。
目安とされるのが、6,7イニングまで投げて、3失点以下に抑えるということである。

ところが、リリーフはそんな事は言ってられない。
特に、勝ちパターンのときに起用されるセットアップ、クローザーは
1点も与えられない状況での出番が多い。
空振りや三振を狙って取れるボールがないとこれは苦しい。
何球かけても三振が欲しい場面が多々あるからである。
バットに当たれば何が起きるか分からない。
なので、ウイニングピッチ、キメ球が必要になる。
バッターが分かっていても打てないボール、見逃してもストライクというボールだ。

過去のベイスターズでそのような働きをしたピッチャーを何人か挙げてみよう。
盛田投手のシュート。えげつなかった。
佐々木投手のフォーク。分かっていても手が出てしまうし、当たらない。
斉藤隆投手のハード・スライダー。キレがあった。
クルーン投手のフォーク。140k台で落ちるのだからそうは打てない。

今のベイスターズでは、加藤投手。やはりハード・スライダーの持ち主だ。
マットホワイト投手。左腕のサイド気味からのスライダー。大きく曲がる。
右打者には食い込み、左打者には逃げるいいボールである。

寺原投手だってリリーフはできる。
150k超えのファーストボールとハードスライダー。
クローザーの適性はあると思っている。
先発のピッチャーさえ、なんとかなるなら、むしろ1年間の限定で
クローザーをやらせるのもいい経験になると思う。精神的にも強く、タフになるだろう。

三浦投手だって、クローザーは出来る。
あの多彩な変化球とのコンビネーションがあれば充分。

だが、寺原、三浦の両投手は、先発の台所事情がそれを許さない。

私は、那須野投手はリリーフの方が向いているというのは、
あの190センチを超える身長からの角度あるファーストボールとスライダーは
狙って空振りや三振が取れるピッチャーだからである。
年間10勝前後と、ホールドやセーブの20前後で比較すれば、チームに倍の貢献が出来る。もちろん、先発も出来るとは思うが、左のセットアップは貴重である。
多くて困ることはない。
しかし当面は先発で起用する事になるだろう。
なにせ先発投手がいないのだから。先発がいなければ試合は始まらないのだから。

逆に先発しか出来ない投手もいる。いわゆる技巧派、軟投派のピッチャーである。
代表格が今年加入のウッド投手だ。

なぜ、135k前後のスピードで5、6イニングを3失点以内に抑えられるのか?、
なぜ、ゲームを作って行く事ができるのか?。
コントロールとムーブするボールが武器で安定しているからである。
裏を返せば、コントロールにミスをすると打たれるという事である。

ウッド投手は、カーブも投げるが、あれは非常にいいボールだ。
ドロ~ンとタテに割れるカーブ。最近はなかなかああいうカーブは見ない。
あのボールが110k前後と緩いボールの役目をしている。
そして、130kから135kの間で、ファーストボールを動かしている。
ムーブさせているわけだ。

この5kの差で動かしているというのがミソである。
5kの差だから、バッターはほぼ全てを同じボールに見えてしまう。
ところが、実は2シームだったり、カット気味に投げているから、
なかなかバットの芯で捕らえることができない。わずかだが、少しズレるのである。
なかなかタイミングがキチッと合わない。少しだが、ズレるのである。
結果、打ち損じの凡打が多くなり、アウトを稼いでいくのである。
もちろん、いつもいつもキチンとコントロールできる訳はないから
ヒットも打たれるし、長打も打たれる。
キチンとコントロールして、打ち損じてもヒットになることはある。

しかしボールが動いているから、コントロールさえ出来ていれば大きく崩れることはない。
ボールの動き方も一定ではない。
その時の調子、風向き、天候で微妙に変わるからだ。
だから、それなりに長いイニングを食っていける。コントロールミスさえ少なければ。

空振りや三振が取れても、それはあくまでも結果そうなっただけであって
狙って取っているのではない。そこまでの球威ではないからだ。

ボールを動かすというのは、外国人投手独特のものである。
メジャーのボールは縫い目が高いと言われている。
なので、空気抵抗が増して、変化球が良く曲がると言われる。
だから、ボールの握り方やリリースのちょっとした力加減でボールが動くのである。

しかし、日本のボールは縫い目は高くない。なぜ動くのか?。
たぶん、手の大きさや指先の感覚が、日本人と外国人では違うのだろう。
それしか、理由が見当たらない。たしかにウッド投手のボールは動いているのだから。

さて、今日からのリニューアル・神宮球場での東京ヤクルトとの3連戦。
先発投手はどうするのだろう?
先週末の阪神戦で、三浦、寺原、ウッドの3投手を使ってしまっている。

今日は誰だ?。那須野投手か?それとも他のピッチャーか?
今日が那須野投手なら、明日以降は誰だ?。誰がいたっけか?
みんなリリーフで、チョロチョロ使ってしまうからいなくなったか?

ホントにこの3連戦、だれを先発させるのか見物である。








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最終更新日  2008.04.15 14:30:17
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2008.04.14
カテゴリ:捕手考察
一昨日の対阪神戦の第2戦での赤星選手を2-1と追い込んでから、
タイムリーを打たれたアウトサイドのカーブ。
寺原投手の持ち球では一番緩いボールだ。

昨日の対阪神戦の第3戦で、桧山選手にフルカウントから
打たれたアウトサイドの2シーム・ファーストボール。
2シーム・ファーストボールといっても
ウッド投手の場合は130k前後で、半速球に近い緩いボールだ。

どちらも手痛いヒットだった。
あのようなどちらも、ゴロか三振の欲しい場面で
左打者のアウトサイドに変化球、もしくは緩いボールを要求するならば、
必ずボール球にするか、アウトローいっぱいに決めなければいけない。
アウトローに決められるコントロールに不安の残るピッチャーであるのならば
その配球は危険極まりない。まず頭から排除しなければならない配球なのである。

なぜか? 左打者でアウトコースが苦手としている選手は
まずほとんどがアウトローのファーストボールやスライダーなどを苦手としているだけで、
その他のアウトコースの真ん中や、高めの緩い球は苦手とはしていないはずである。

左打者にとって低め以外のアウトコースの緩い球は一番打ちやすいのである。
特に、引っ張り専門のプル・ヒッター以外の打者はまず間違いない。
タイミングが多少ズレていてもバットで拾えば、レフト前に落ちる。
軽打に徹して叩けば、狙って三遊間を破るグラウンド・ヒットが打ちやすいのが、
左打者だけが持つアウトコースの緩い球の打ち方なのだ。

なぜ左打者だけなのか?
それは打った後に走らなければならない1塁の方向と、自分の回転方向が一緒だからだ。

当たり前だが、左打者は1塁の方向に順手、つまり時計周りにスイングの回転がある。
一方、右打者は3塁方向に向かって回転、つまり1塁方向とは逆の半時計廻りなのだ。
よく言われる右打者に比べて、左打者の方が有利といわれる理由はここにある。

分かりやすいのが、阪神の赤星選手、福岡ダイエーの川崎選手、
MLBのイチロー選手に見られる走り打ちである。
1塁に、打ってから走っているのか、1塁に、走りながら打っているのか
どちらか分からない打ち方を上記の3選手は良くする。
足の速い、スピードと上手さを兼ね備えた選手ならではのものである。

この3選手は、アウトコースの緩い球をタイミングを外されていながら、バットに当てて
ちょこんとレフト前に落としたり、三遊間を転がす打球をよく打つ。
本当にうまくバットを捌いてヒットにする。

しかし、同じスピードと上手さを兼ね備えた右打者が走りながら、打つ事はない。
打ってから走る方向が逆だからだ。走り打ちはできないのだ。
3塁に走りながら打つ選手なんて見たことありますか?それではコントである。
また、右打者がタイミングを外されて、アウトコースの緩い球を打つと
まず内野フライかファウルの事が多い。
右打者は、左打者のように、軽打でヒットはできないのである。

アウトコースの緩い球を、きれいにヒットした場面を見ても、
右打者よりも、左打者のほうがはるかに美しく、きれいに、上手く見えるものだ。

こう文章にすると、長くなるし、うまくニュアンスが伝わらないようでもどかしいのだが、
スイッチ・ヒッターである私には、はっきりと分かるのである。
右打者と左打者では、アウトコースの打ち方に有利、不利があることが。
右打席でアウトコースをライト方向へおっつけるとか、流し打ちにするのと、
左打席でアウトコースを叩くのと、飛ばすのでは違うのだ。

要は左打席の方が、ラクで打球が飛ぶんです。
この微妙な言い回しで、なんとか分かってくださいまし。

とにかく、同じアウトコースでも右打者と左打者とでは
感じ方がまったく別のものだという事を、ピッチャーとキャッチャーの
バッテリーは知っておかなくてはいけない。

ピンチの場面、ここは1点もやりたくないという場面で
左打者を迎えた時は、アウトコースの緩い球を使うなら低めいっぱいに。
それが無理ならば、完全にボール球として使わなければいけないという事。
左打者だけが持つ、捌きやすい感覚のコース。
それがアウトコースの緩い球なのです。






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最終更新日  2008.04.14 15:57:59
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2008.04.07
カテゴリ:捕手考察
昨日の書き込みの中で、
大量失点をして負けが見えてしまったゲームでしか出来ない事が
キャッチャーにはあると記した。

今日は後ほど、その事を書くのだが、
その前に記しておきたいことがあるので、そちらを先にさせていただきたい。

私はいままで、1軍レベルのピッチャーになるには、ストレートともうひとつ、
何か変化球でいつでもストライクが取れるようにならなければならないと主張している。

その上で、そのもうひとつの変化球が、ヨコの変化球であればタテの、
タテの変化球であれば、ヨコの3つめの変化球があれば、
一流のピッチャーになれる可能性は高くなるとも主張した。

そして、バッターに対する攻めは、ピッチャーとバッターの戦いではなく、
ピッチャーとキャッチャーの共同作戦、バッテリー対バッターなのだとも主張した。

さらにキャッチャーには、インサイドを要求する勇気が必要で
ピッチャーにも、思い切って投げるよう言い聞かせる説明責任があると記した。
その球がストレートよりもシュートの方が有効であるとも記した。

コントロールのないピッチャーはピッチャーとは言わないとも記した。

そういった意味では、一昨日の高崎、三橋、桑原の3投手は
ストレート以外の変化球でのコントロールに苦しんでいたのが、炎上の原因である。

一昨日の様に、変化球でストライクが入らないから、ストレートを狙い打たれる。
変化球でもストライクが取れれば、
バッターは2つの球種を50%づつの割合で待たなければならない。
さらに、3つ目の球種があれば、その球は仮に使えなくても見せるだけでも効果がある。
2つなら50%づつだが、3つだと33%の確立でバッターは待たなければならない。
どちらが有利かは明々白々である。

高崎、三橋の両投手のシーレックスへの降格がウワサされているが
彼らに必要なのは、シーレックスでの再調整ではない。2軍はあくまでも2軍であり
彼らはもうその段階ではない。彼らには1軍での登板経験が必要なのである。
特に高崎投手はそうだと思う。彼のストレートのキレは素晴らしいものがある。
寺原投手が、ズドーンと150kのストレートを投げるのと同等の威力が
高崎投手の、140k前半のキレのあるストレートにはあると思う。

オープン戦でも、幾度となく打たれても高崎投手を使ってきたはずである。
そして、開幕時に先発ローテに入れて登板させてきた。
ならば、大矢監督にはトコトンまで高崎投手を使って欲しい。
今頃になって、シーレックスに降格させるならば、今までの起用はなんだったのか。

昔の話で、それも金満球団のことで恐縮だが、
背番号90の監督は、昭和50年に新浦という左腕投手を打たれても、打たれても
ファンに罵声を浴び、新聞その他でいくら批判されても起用し続けた。
必ず伸びる。必ず力を発揮する。その力があるとの信念があったのだろう。
そして、翌年からは大化けして、4年連続で2ケタの勝利を挙げてエース格となり
その内、2回も年間最優秀防御率のタイトルを取り、
年間リーグ最多奪三振のタイトルも、1度獲得したのだ。

その後、長期のスランプに陥り、日本球界から韓国球界へ行き、
本格派から技巧派への転身に見事成功して、日本球界に復帰。
いきなりその年に2ケタを勝ち、カムバック賞も受賞したのだ。
ちなみに、その復帰した時の所属球団は、我がベイスターズの前身である、
横浜太洋ホエールズである。

大矢監督には、そのくらいの気概を持って高崎投手を使い続けて欲しい。
中途半端な起用はファンも納得しない。
が、背番号90くらいの気概があって使うなら、ベイスターズファン見守ると思う。
だから、ペナントで2度ほど失敗したくらいで、見切ってしまうべきではない。
使うなら、1年間使い続けて欲しい。


さて、前置きが長くなってしまったが、ここからが昨日の続きである。

大量失点をして、大勢が見えたようなゲームをキャッチャーは生かす必要がある。
ただ、大量失点したゲームが終わるまで、ただのゲームにするのではなく、
そのゲームから次の勝利につながる何かを見つけて、
そのゲームをただの死にゲームにしてはいけないのだ。

何かとはどのような事なのか?
それは、対戦するバッターの得意なコースやゾーンにわざと要求をすることである。
これは、若手のキャッチャーだろうが、ベテランだろうが関係ない。
バッターも得意なコース、ゾーンといえども、その年、その時で打ち方が違うはずだ。
得意なコースとはいえ、ストレートと変化球でも対応は違うはずだし
変化球とひと口に言っても、カーブ、チェンジアップなどの緩急系、
ヨコのスライダー、カットボール、シュートなどのストレート系、
フォークやタテスライダーなどの落ちる球系とそれぞれに対応は違うはずだ。
捌き方といったほうがいいかも知れない。それを観察し、分析するのだ。

一番バッターに近い位置にいるのは、紛れもなくキャッチャーである。
だから、バッターが得意とするコース、ゾーンをどのような球種なら
どのようにバッターが捌くのかを見るのである。

そして、キャッチャーはバッターの得意なコース、ゾーンの捌き方を
見て、分析して、記憶して、次の対戦機会の時に情報として利用する。
バッターでもいくら得意なコース、ゾーンとはいえ、
全ての球種に対して見事なまでの対応はできるはずもない。

得意なコース、ゾーンでもこの球種なら打たれる確立が高い、
この球種ならば打たれる確立が低いと、間近で見て、知る事が出来る。
『 ふ~ん。この球種だとこう打つんだ~。 』とか、
『 なるほど~。この球だとこう捌くんだ~。 』と、いった具合にだ。

こんな事を試すことなど、それも実戦でということになると
大敗ゲームでしかできないのである。

ただ、投げてもらうピッチャーには、前もって言っておくか、
後で説明することが必要なことはいうまでもない。
わざと意図して打たせているのに、それでピッチャーがショックを受けては困るからだ。
また、その投手の評価、成績にも反映することにもなるので、
ベンチの監督や他のコーチ陣に対しても説明しなければいけない。

わざと打たせるには、違う側面での意味合いもある。
大勢が決まっている試合に、わざわざ打ち取るための配球をして見せて
手の内を明かすようなことはする必要がないし、損である。

プロフェッショナルの野球でそうそう大敗ゲームなどない。
プロフェッショナル同士が戦っているのだから、そうそう打ち続ける訳はないのだ。
野球のバッターは3割で一流といわれるのだから。

大敗ゲームの後半はおそらく、いや間違いなく、レベルの高いキャッチャーなら
わざと打たせているに違いないと私は思っている。

そして、またバッターに中にも、わざと打たせていることに気づく選手はいるはずだ。
多分そういう時は、バッターもわざと空振りをしたりして、三味線を弾くだろう。
が、大抵のバッターはわざとだと気づいていても打ってしまうものである。
バッターの本質、本能といったものだと思う。

そうやって、長いペナントレースを化かし、化かされて戦っていくのだ。
1試合でも最低3打席~5打席は普通にまわってくる。
1打席目は2打席目に、2打席目は3打席目に、今日の試合は明日、明後日の試合に
この3連戦は次に3連戦にと、全ての配球は廻り繋がっていくのである。

だから、キャッチャーは観察、分析、記憶、洞察、決断、先見など
いろいろな力を必要とされ、使うから大変であり、なかなか育たないのだ。
だが、その分試合中の差配を少なからず任されるので、喜びも大きい。
キャッチャーにとって無駄なゲームなど、1つでもあってはならないのである






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最終更新日  2008.04.08 18:56:27
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