ポルトガル・DIARIO

2006/11/02(木)02:32

ポルトガルの旅 

今日の出来事(27)

リスボンから西へ30キロほど行ったところにある、観光地の定番シントラ。こちらに住む前から、ポルトガルへは旅行にも来たことがあったのですが、今回初めてのシントラ観光。リスボンからは電車で40~45分程。日帰り観光にもってこいです。 シントラ駅の窓口。駅に降り立った瞬間、壁一面に張り巡らされたタイルの装飾に圧倒!  王様や貴族達の避暑地だったという事--確かに納得です。山のてっぺんの宮殿までの道のりは長い長い。一日バス券購入をお勧めします。私は、途中のバス停までも、既にハァハァ行っておりました。運動不足です。シントラの市庁舎。おもちゃのお城のように見える。 シントラ駅から王宮までの道のりで見える景色です。丘の上にだんだんに建っている建物が特徴的です。  道のりで見つけたのがムーアの泉。水が出ている。後で調べてみたら美味しい水だと・・・この水を汲みに来る人も多いのだそうです。何も知らなかったら通りずぎるよな~。 上の写真の上方に見える建物が王宮です。これ、ポルトガルで最古の王宮だそうです。2本細長い三角屋根のように見えるのは、台所から伸びる33メートルもある煙突。それぞれの部屋にストーリーがあるのですが、中で写真が取れなかったのは残念。王様、鳥が相当好きだったのでしょう。白鳥の間やカササギの間というのがあって、天井いっぱいに鳥が描かれているのが印象的。  これ、ポルトガル(ヨーロッパ)特有の石畳。当たり前の常識でしょうけれど、ヨーロッパ旅行にはヒールのある靴はお勧めしません。 シントラ駅と各観光スポットを循環するのが434番のバス。くねくね曲がった狭い道を、バスの運転手さんは素晴らしいハンドルさばきで進んでいきます。対向車、急な坂道、路上駐車なんのその。 そしてペーナ宮殿に到着してからまたミニバスに乗って移動します。   ヒヤァ~!かなりの移動距離です。更にはきつい登り道だし。そんな我々の横では、遠足の子供達が颯爽とテクテク山道を歩いています。若いってすごいな。  よーし、やっとついたぞ ペナ宮殿!  奇妙なお城・・・。色んな様式を組み合わせたカラフルなお城です。中はともかく、統一感の無い外見は落ち着かない感じです。これが魅力なのだとガイドブックには書いてありましたが・・・。 私が何より気に入ったのはお城からのリスボンの眺めでしょうか。 昨日はうっすらと霧がかかっていましたが、綺麗だったリスボンの眺め。  そして別の方角の眺めは・・・山の頂上に見えるのは、ムーア人の城跡です。もうちょっと天気がよければなあ。    その後、リスボンへ戻りお茶をすることにしました。坂道の多いリスボンの景色 しばらくそんな町並みを超えて、大好きなカステラ屋さん パウロのカステラ屋さんでティータイム。私はカステラ&アイスのセット。Yさんご夫婦の旦那さんはパン・デ・ロー、奥さんはプリンを食べました。そして一緒に頂いたのは玄米茶。たくさん歩いた後の甘いものは美味しかった~。ご馳走様でした     その後、パウロのカステラ屋さんから歩いて直ぐのカテドラルに。もう既に閉まっていた時間だったので中を見ることはできませんでしたが、「カテドラルを彩るバラ窓」というのは外側から見てきました。きっと昼間の太陽の光が建物の中を照らしたバラ窓はもっと綺麗なんだろうな~、と思いながら。      その後、ディーと待ち合わせをして4人でファドレストランでディナーを頂きました。  この日は2人の歌を聴きました。若々しい少女とかなり年配のおじいちゃん。美味しい夕ごはん、どうもご馳走様でした。 Yさんご夫妻はこの日がリスボン最後の夜。美味しい料理に音楽に、リスボンを満喫してくれた事を願ってます。 

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