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テーマ:最近観た映画。(40484)
カテゴリ:戦艦大和
![]() 「男たちの大和」公開直前特番で松山ケンイチくんが眺めていた場所だと思います。なぜ「大和波止場」かと言うと、ちょっと見えにくいですが、大和の左舷部分の甲板を実物大で再現した公園なのです。もちろん砲台はないですが、砲台が置かれてあった部分はちゃんと色分けがしてあります。先端部分は地上よりも少し高い場所になっているので「タイタニックごっこ」もできちゃいます。 この場所は無料の公園になっているので、天気の良い日には家族連れや恋人達でにぎわっています。そんな平和な光景と映画の中の戦争とを見比べると、さらに大和の悲哀を感じてしまいます。乗組員たちが守りたかったのはこんな風景だったんだよね、と。 先日友達から聞いた話なのですが・・・書きたいから書いちゃおう! 遠方から遊びにきた友人を連れて大和ミュージアムに行ったそうです。でもあまりにも入場者が多くて入るのを断念し、せっかくなので海上自衛隊の潜水艦を見ることができる「アレイからすこじま」へ連れていったとの事。(ここは「男たちの大和」で乗組員がボートで行き来するシーンで出てます。山田純大さんが思いっきり手を振ってたところ。) そこで遠方から来た友人が「何故こんなに潜水艦があるんだ!ここには軍国主義の象徴である戦艦大和の博物館まであって、広島は平和主義を世界に発信しないといけないのに、矛盾しているじゃないか」というような事を言われたようです。 この話を聞いたとき、ちょっとショックでした。 人それぞれ考え方はあると思いますが、大和は呉市民の誇りです。 戦争をするために建造されたのは事実ですが、当時の技術の粋を集めて建造した世界最強の軍艦が呉で生まれたのです。そしてそれらの技術は戦後たくさんのものづくりに応用されて日本の復興に役立てられています。大和の建造技術は今の日本に貢献しているのです。(って大和ミュージアムの学芸員さんが説明してくれました)なので、軍国主義のPRじゃないんですよ!技術力をPRしたいんです!博物館の中に入ってみたらわかると思いますが「男たちのプロジェクトX」ですよ!博物館つくって自慢してもいーじゃんって言いたいっ!んで映画とタイアップして観光PRして便乗商品売り出してたっていいじゃんっ!(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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