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カテゴリ:本
地元に残っている幼馴染のチエミが事件を起して失踪。
結婚と同時に都会へ引越したので、疎遠になっていたけど、フリーライターのみずほは事件の真相を求めて奔走する。 ※ ※ ※ 暗号のようなこのタイトルは何だろう? みなさん、誰もが気になることと存じます。 読み始めても全然出てこなくて、そのうちタイトルのことはすっかり忘れてしまいました。 ラスト近くになってわかったとき、え! ウルウル。 何て深いタイトルなのかしら。 そういえば、さりげなく伏線が張ってあったっけ。 でもあれでわかる人いるかな。 というわけでネタバレになるといけないので秘密です。 講談社のHPにインタビューがあって、タイトルのことも書いてありました。 「最初書き出した時点では(タイトルは)決まってなかったんです。書き終わってから、これしかない、と。」 読み始めてすぐに、ムムム。 著者は女性に違いない。 それも登場人物たちと同世代。 ペンネームもあるし、名前だけじゃ性別がわからないんですよ。 北村薫・有川浩・長嶋有・桜庭一樹etc 検索してみるとやっぱり思ったとおりでした。 今どきの女性を描いています。 女性の30歳って負け犬とか勝ち組とかいう言葉の呪縛に囚われて大変そう。 私のときはクリスマスという言葉がありました。24歳までは飛ぶように売れるけど、25歳になると……。 男性は何も言われないのに、どうして女性だけ? 息苦しいよね。 ともすると重苦しいテーマになってしまうところですが、透明感のある作品になっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 28, 2011 11:02:14 PM
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