光り輝くために

高校卒業後、やりたいことが見つからなかった杏子は、和菓子屋でアルバイトを始めた。
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読み終えると無性に美味しい和菓子が食べたくなりました。
個性的なメンバー揃いで、面白くて読みやすかったです。
和菓子の薀蓄も楽しめて勉強になり、杏子の成長物語でもありました。

ミステリーといっても日常の謎です。
「半殺し」は分かりました。
昔話の絵本で読んだような気がします。

上生菓子は小さい割にはお高くてあまり買いませんねえ。
庶民的な桜餅・柏餅・田舎饅頭を買ってしまいます。
それとこの辺だったら、いばら餅。
三重県だけかな？
でも伊賀市出身の人は知らなかったのよ。
田植えの上がりとして作られたお菓子です。

著者は男性かと思ったら、生まれた年のみ公表の覆面作家ですって。
北村薫さんみたいだな。
続編も出るらしいし、他の作品も読んでみます。