2005/05/11(水)21:00
描くということ
■コールド・マウンテン
南北戦争期の出兵した南軍兵士と、愛する女性の話。
たった一度の口づけで、おたがいを運命の人だと
確信する主人公のふたり。
ロマンチックではあるが、根本には戦争という
人類が犯し続けた罪の痛みが流れていて、
それらの描写もリアル。
自然も、ふたりの再会シーンも官能的で、映像美あふれる作品。
様々な登場人物が随所で温かさを与えてくれる。
主役のニコール・キッドマン演じるエイダが
未来を写すという井戸をのぞき込んだ時に目にしたもの。
これは、彼女自身が描いてしまったものなのではないかと
感じたのは、ワタシだけなのだろうか。
描くことの恐ろしさを。
サウンドトラックもいい感じ→コールド・マウンテン サウンドトラック
補足するとアーティストは
ジャック・ホワイト、リールタイム・トラヴェラーズ
ティム・エリクセン、ライリー・バーガス
ティム・オブライエン、アリソン・クラウス