クラシック プー(2003.4.23)

それは、去年の暮れから始まった。

2002年11月1日(日記より)
この間から、ずっと気になっていたぬいぐるみがあった。
それは、Classic Winnie the Pooh。アメリカの人形作家R.John Wrightさんの作品であるくまのプーさん。
エバンジェリンさんのHPに出ていて、かわいいなあ。と思っていた。

私は、ぬいぐるみのコレクターでもないので、よくわからないのだが、あのぬいぐるみだけは、何度も見に行ってしまう。それだけ、ひきつけるものがあるのだろう。

はるりんが、パソコンの側で見ていて、「どうしても欲しい。誕生日に買って!」
「大事にするって約束できる?」
「絶対、大事にする。買ってね。約束だよ。あ~、誕生日が楽しみだなあ。」
と。
じゃあ、限定品みたいだし、今から注文してよっか。
と、注文しようとしたら・・・。

なんと、私は一桁値段を読み間違っていた。

98000円。

ひぇーーーーーー。
いくらなんでも、そんなに出せない。

「ごめん。はるりん。買えないや。」

みるみるうちにはるりんの顔が泣き顔に。
ぽろんぽろん涙を流しながら、
「約束って言ったのに。誕生日が楽しみだったのに。どうしてもあのプーさんがいい。」
と、大泣きになってしまった。

本当にごめん。ママも買いたいんだけど、どうしてもそんなにお金が出ない。
9800円だと思ってたよ。

わるかったなあ。

2002年12月13日(日記より)

昨晩、我が家に、RJWのクラシックプーが来た。
エバンジェリンさんのHPで出会ってからと言うもの、私の頭から離れられず・・・。
確かにはるりんが欲しがって泣いていた。でも、結局のところ、私が欲しいということに気がついた。
もちろん、名目上、はるりんの誕生祝い&入学祝いなんだけど(笑)。

そのため、現在は、子供たちには封印してあって、夜、こっそり私がプーさんとたわむれています。
まあ、ここまで、自分をものすごく犠牲にして(飲み会にも参加せず、残業もせず、保育園の送迎はほとんどすべて自分がやって、自分の為の時間はほとんどない)働いて来ているんだから、自分へのご褒美かも。

長々と買った言い訳を書いておりますが、なんせ、私の中ではぶっとぶようなお高い値段だったのです。

じゃあ、これをいかに安く手に入れる方法はないだろうか??
あるではないか!!
そう、個人輸入をすればよいんだわ!
調べましたよ~。
RWJさんはアメリカ人。やはり、一番お安い価格を提示していたのは、アメリカのテディベア専門店Parlor Bearsでした。
でも、ここのサイトには、これまで私がおもちゃを個人輸入していたような、ショッピングカートやらセキュリティが完備されていると思われるページが発見されない。しかも、メールではクレジットカードナンバーを送るな!と書いてある。

しばし、躊躇しました。

色々な個人輸入のサイトをのぞいて見ると、アメリカでは、faxオーダーが一般的であり、それに関してトラブルは少ない。カードの保有者が絶対であるので、もし、法外な値段が引き落とされたら、それに対して、私は買ってない!その要求をしりぞけることが可能であるetc.
つまり、アメリカでの通販は、faxオーダーが一般的だってことを認識した。
その上で、そこのお店にメールで尋ねた。
そして・・・

かなりの額であるので、保険もかけてもらって送ってもらいました。
もちろん、保険をかけないほうが安くなるのはわかっているけど、だって、だって、不安でしょ!

そして、昨晩、
プーがやってきたのです。
う・う・う・うれし~~~

4/1までは、私だけのものです(笑)

これよ。うふふっ。
プー


そして・・・

4月1日。はるりん6歳の誕生日の夜。

待ちに待った「プー」をあげました。
うすうす気づいていたはるりん。
「ひょっとして・・・あのプーさんくれるの?」
と、にやけている。

「はるりん、おめでとう!」
と、プレゼントを渡すと、プーを抱き締める。

それから・・・。

夜寝るときも、朝起きるときも、食事をするときも、はるりんの隣にプーはいます。
よかったね。
はるりん。

6歳の誕生日



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