shadowing☆ shadowingについて ☆<2003年11月28日の日記より> shadowingは、英語学習をしてられる方には、もう定番の練習方法で、今更 私が書くまでもないのですが、私自身がやってみて大変効果的だと思う方法 の一つなので、紹介させてください。 私がshadowingという学習方法を知ったのは、今から14~5年前になるで しょうか、「English Jornal」(アルク刊)という雑誌で読んで知りました。 repetitionの練習は、一文が終わってから後について英文を言うのに対し て、shadowingは、英文が始まったら数秒遅れて、聞きながら聞いた文と同じ 文を言っていく練習です。一文だけで区切らず、一つのまとまったパッセー ジや文章全体についてこれをすることもできます。 同時通訳者の訓練の過程でも使う方法だとして紹介してありましたが、こ れを長年やってみて、本当にいろんな点でいいと実感しています。 その効果をまとめてみると、 1,聞いたものをそのまま口にするので、耳→頭→口の回路が短くなり、頭 で考える時間が短縮され、耳と口がつながりやすくなる。 →話す時にも考えなくても思うことが口に英語がでてくるようになる。 2,口の動きが滑らかになり、無意識に口が英語の動きをするようになる。 →発音がよくなる副次的な効果もある。 3、長い文章でこれをやると、長い文も自然に話せるようになる。 4、音読やrepetitionの練習方法と比べて、短時間で多くの英文を聞き、 口に出すことができるという点で、同じ時間で取り組むならより高い効 果があげられる。 などが、主なものだと私個人は実感しています。 もう一度身についたら、やめられない練習方法です! |