2006/02/27(月)19:20
ギプスの女
いえ、私じゃなくて、ままりんが。
午後、仕事をしていたら、ままりんが部屋にやってきた。
「なんか、手が折れたみたい」
「はいはい、そりゃ痛いねぇ。T中外科に行ってきな」
冷たい娘と思うかもしれないが、うちのままりん、毎日毎日「あっちが痛い」「こっちが痛い」とうるさいのだ。
つまり狼少年ならぬ狼ババアね。
で、しばらくして帰ってきたな、と思ったら、
「T中先生が、うちじゃ治せないから、すぐにM田形成外科に行ってこいって」
ここでやっと、ことの重大性がわかった私。
見ると、不自然な形で曲がった腕に添え木がしてある。
「ええええ?マジで折れてるの?」
「うん、複雑骨折かもしれないって」
さてはご隠居一歩手前のT中先生、面倒くさいからM田先生に押し付けたな。
「あのね、ヘンなことになってるかもしれなくて、M田先生のところでもダメだったら、すぐ大学病院にタクシーで行けって」
ここで、はたと気がついた。この人、着替えはおろか、お財布も開けられないのだ。
そういえば、noncosさんちのお嬢さんが手を骨折して「介護が大変」っていってたっけ。
しょうがないので、夕方の取材予定を急遽キャンセル、本当はちゃこ様と2人で行くはずだったのだが、一人で行ってもらって、病院までつきそった。
(ちゃこ様ごめんよぉぉ)
というわけで、M田形成外科へ。
M田先生、少しも慌てず「あ、どう見ても折れてるね。素人目にもわかるでしょ」
レントゲンを撮ったら、手首のところが横に、そこからヒジに向かって縦方向にも折れているという。
「はい、ギプスね。5週間」
というわけで、ままりんはめでたくギプス生活じゃ。
何が困ったっていって、私、今週末から1週間出張なのよ。
私がいない間、どうするの? どうなるの?
「こんだけお騒がせなんだから、せめてブログにネタでも提供しろいぃ!」と言ったら、
「ぴぃぃぃぃす!」だそうな。