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カテゴリ:私見
皆生温泉の位置するところは、自然的には、国立公園大山、日本白砂青松100選の弓ケ浜があり、「塩の湯」海の温泉です。
そして歴史面でも、出雲風土記「国引き神話」の東の引き綱舞台にもなっています。この国土創成の大スペクタクル、古代人の想像力、表現力に驚かされます。その後国造りで活躍された神様、大国主命と少彦名命の逸話はここ伯耆国にもたくさん残されています。ちなみに少彦名命の神徳は医薬・酒・温泉などに関わることから、万民の病難を救う霊力が中心、とのことです。 皆生温泉においても多角的な視点でみると見どころいっぱいです。 皆生温泉神社 大正 9 年に描かれた「皆生温泉都市計画設計図」にもほぼ同じ場所に神社が描かれており、開拓者有本氏には皆生温泉開発当初からこの地に神社を建立する思いがあったようです。 開拓者、有本氏は神社を現在と同じ位置に構想していたといいます。 皆生には小川があり、日野 川の河口付近にあった大正池にそそぎ込んでいたといいます。 皆生の都市計画原案図においても川の流れと思われる 1本の自由曲線の筋が書き込まれています。 神様を祀るのにふさわしい場所として、水の流れ、大山の眺望があるところ、 との思いでこの地を選定されたと思います。 登録有形文化財(建造物)東光園本館 昭和の日本を代表する建築家の一人、菊竹清訓氏の作品です。 砂鉄の浜 日野川の流域は良質の砂鉄が取れ、たたら製鉄が盛んでした。 離岸堤とトンボロ そのたたら製鉄操業がたえると、弓ケ浜への砂の流入はなくなり、 日本海の波浪により多いところで歯浜が300mも後退したといいます。 皆生の町を守るべく様々な挑戦がはじまり、 離岸堤という土木工法採用した結果、トンボロ現象による浜の再生がなされました。 日本トライアスロン発祥海岸 皆生温泉の再興をかけて日本初のトライアスロン大会を開催し、成功に導きました。 昭和天皇歌碑 弓ケ浜、大山が望める風光明媚な場所に昭和天皇の歌碑があります。 日野川の河口まで行くと、大山の西面連山の大パノラマが望めます。 田宮=皆生温泉神社 里宮=大神山神社奥宮 山宮=大山 ここを開拓された人々は、美しい自然に対し畏敬の念から、町で大山に最も近い現在の地に 神社を計画されたと思います。 関連参考サイト 国引き神話 皆生温泉神社 日本トライアスロン発祥海岸昭和天皇 大山 離岸堤
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Last updated
2023.05.26 18:32:36
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