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東方見雲録

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2024.05.16
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カテゴリ:宙(そら)学入門

インドでわずか約6900年前にできた「天体衝突クレーター」発見
© Forbes JAPAN 提供

インド北西部のカッチ地方にある円形の凹地は長年、科学者の興味を引きつけている。隕石衝突クレーターの残骸が風化を受けたものと推測されていたこの凹地は、周囲の岩石に天体衝突の変成作用で形成される特徴的な鉱物が含まれていることが、最新の地球化学的分析によって明らかになったと、米航空宇宙局(NASA)のウェブサイトEarth Observatoryに掲載されているリンジー・ドーマンのブログ記事に記されている。
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サンプルの岩石や堆積物から、地球の自然環境ではめったに見られない鉱物をいくつか検出した。これらの希少鉱物は、隕石が地面に衝突する際に生じる超高温高圧下で形成される。さらに研究チームは、異常に高いイリジウムの濃度を測定した。金属元素イリジウムは、地球の外側の岩石層にはほとんど存在しない一方、鉄隕石に広く含有されている。
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地球にはこれまでに無数の隕石が衝突し、地球の歴史を形作ってきた。地球にある(金などの)重元素の大部分や、現在知られている生命の原材料物質も恐らく、隕石によって運ばれてきた可能性が高い。さらには、非常に大型の隕石の衝突が、恐竜絶滅の引き金になった可能性もある。
だが、現在でもまだ視認可能な衝突クレーターの数は極めて少ない。その理由は、天体衝突の痕跡の大半が、浸食作用とプレートテクトニクスによってずっと以前に消滅したからだ。「地球衝突データベース」には、天体衝突で形成されたことが確認されているクレーターが全世界で200個弱登録されている。
引用サイト:こちら

ちょっと道草:イリジウム
イリジウム(英語: iridium [ɨˈrɪdiəm])は、原子番号77の元素で、元素記号は Irである。遷移元素かつ白金族元素に分類される元素の1つで、単体では白金(プラチナ)に似た金属光沢を有する。

名称
「イリジウム」という名は、その塩類が、虹のように様々な色調を示す事から、ギリシャ神話の虹の女神イリスにちなんで名付けられた。

所在
地球の地殻
イリジウムは白金の精錬時に得られる副産物として採取されている。このためプラチナの生産量に、イリジウムの生産量も依存する。ただ、地球の地殻中での濃度は0.001 ppm(1 ppb)に過ぎず、イリジウムの1年間の採掘量は、4トン程度と少ない。このため、レアメタル(希少金属)として扱われている。

なお地殻中でも偏在が見られ、イリジウムの産出量の95パーセントを南アフリカ共和国が占めており、南アフリカ共和国のブッシュフェルトの埋蔵量は、現在知られている中で最大である。この他には、ロシアのノリリスクや、カナダのサドバリーでも採掘されており、僅かながらアメリカ合衆国でも発見されている。
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高温に曝されても酸化被膜が生成され難いため、飛行機や自動車エンジンの点火プラグの電極の材料として使用される。
ロジウム(Rh)との合金は、IrRh熱電対温度計として 2100 ℃までの計測が可能である。

引用サイト:Wikipedia情報 こちら

関連日記:2024.04.28の日記 虹の女神イリス  こちら





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Last updated  2024.05.16 08:00:12
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