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カテゴリ:教育
「あのねちょう」を通して、子供たちの表現力を育んだ鹿島和夫さん。むか新本店2階には、コンクールの受賞作品や鹿島さんが撮影した子供たちの写真などを展示するギャラリーが設けられている=平成23年、大阪府泉佐野市(提供写真) ・・・・ 「せんせい、あのね」の書き出しで子供たちが日々の思いをつづり、先生が返事を書く対話ノート「あのねちょう」。元神戸市立小学校教諭で、昨年2月に87歳で亡くなった鹿島和夫さんが1970年代後半から実践し、全国に広まった。子供たちの心からあふれ出る言葉を何より大切にした鹿島さんの思いを引き継ごうと、出身地の大阪府泉佐野市では、小学生の詩を対象にしたコンクールが毎年開かれている。 ・・・・ 泉佐野市で生まれ育った鹿島さんは、神戸大学教育学部を卒業後、昭和33年に神戸市立小学校教諭となった。その頃、教員だった作家の灰谷健次郎さんと出会い、交友を深める。 38年間にわたる教員生活の中で、鹿島さんは主に1年生を担任した。文章の出だしが書けずに悩む子供が多いことから、編み出したのが「せんせい、あのね」の書き出しだ。子供たちは秘密や本音を打ち明けるように、見聞きしたことや感じたこと、疑問に思ったことなどをノートにつづり、毎朝提出した。鹿島さんは赤ペンで感想や意見を書いて下校までに返した。 交換日記のようなやり取りを日々続けるうちに、子供たちは書くことを常に意識するようになっていく。書く題材を探すことは、人間を見つめ、自然を見つめること。ものを見る目が変わり、やさしい気持ちが育まれていく子供たちの様子は、やがて周囲の大人たちの生き方も変えていった。 そうした子供たちの豊かな表現力や感性を育む「あのね教育」の実践は、ドキュメンタリー番組「一年一組」(芸術祭優秀賞受賞)や本などで紹介され、大きな反響を呼んだ。 引用サイト:こちら 日本海新聞 0817 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.18 09:00:08
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