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考察1を、何度も読み返してみたのですが、やはり「最悪」というのは
言いすぎました…。品格のない言葉を使ってしまいました。 先の2つの制限ルールが出るまでは、読者の方は「こうすればLを倒せるのでは…」と 想像して楽しんでいたはずです。それが翌日になるとルール一発で存在否定されてる わけなので、漫画創作経験者として、その失礼に当時は怒りを禁じえなかったのですが、 一方で「ノートの効果範囲が広すぎて強すぎるため仕方がない…」という想いも 当初からありました。 なので、言葉通り最悪とは思っていません。 考察1の「最悪」という言葉は「個人的にあまり好ましくないと思う」程度のものと 解釈していただけたら有難いです。 ただやはり付け焼刃的だったのは否めません。23日ルールを出したがために 「死ぬのに24日以上かかる病死の場合は例外」ルールを出すハメになっています…(4巻)。 こういったのは作者を苦しめる原因になりやすいです。 さて次は「Lの推理と作者の事情、ニアのキラ立証について」を述べて考察を 終了したいと思います。これは酷評というよりむしろフォロー?のような感じ。 以下の文章はネタバレを含みます。お読みになる場合ご注意ください。 まずは読者として、いくつか指摘したいと思います。 Lは1巻で、キラの能力は超能力のようなものと推理しています(刑事のセリフ参照)。 道具を使っている可能性についてはどう考えていたのでしょうか。もし考えてたら、 監視カメラ編でポテチの袋にも注目できていたでしょう。実際、初めてノートの存在を 知った時、そのシーンを思い出し「不可能ではない」と考えています。 また、ライト監禁編で徹底的に持ち物検査をしたかもしれません。 人の部屋に64個もカメラを設置させる徹底さですから腕時計も分解してたかも。 もうひとつ、これがおそらく読者にとって一番不可解な展開だったと思うのですが 監視カメラ編の最後、怪しい者を特に見つけられなかったにもかかわらず、 ライトこそ一番疑わしいとして東大に入学してきます。しかもその理由が、 「何かを一番感じさせた」という勘のようなもの。Lらしくないですね。 これは作者の視点から見ると、仕方がないことになってきそうです。 これらの決め付け・強引さは、話を進めるためです。腕時計を分解したら その場で隠しノートの切れ端が見つかり終わりです。 怪しい者を見つけられなかったからといってLがライトを完全シロだと判断しても Lの性格上、終わりになってしまいます(個人的には一旦ライトを完全シロと 判断させる展開も面白かったと思います)。 ライトやLは、天才という設定ですが、実際にトリックや推理を考えるのは作者です。 しかも話を続かせなければならない。勘でライトに目を付けさせる事は読者にとって 「?」ですが、ここらは難しかったので仕方がないと思います。 最後にニアのキラ立証について。 「魅上に名前を書かせて、名前のない人がキラ」 読者としては、強引な決め付けだったと思います。そして作者の視点からは、 Lの後継者である以上、Lのキラ立証方法で勝つのが、美しい作品の終わり方だったと 思います。Lの方法は、「殺しを実際に目の前でやってもらう」か、 「キラしか知りえない情報を相手に喋らせる」でした(3巻だったかな?)。 個人的には、その方が作品としての完成度が高いと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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