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カテゴリ:DJミキサーコラム
ところで、エフェクターって何?
という方はいらっしゃいますでしょうか。 簡単にいいますと カラオケボックスに行くとマイクのエコーをかける機能がありますね。 このエコーのことをエフェクターと言います。 もちろんエフェクターはエコーだけでなく、いろんな種類があります。 例えば 大きなライブハウスで演奏しているかのように、残響音を加えることができる リバーブ、 エレキギターでよく使うような歪ませてノイジーな音にするディストーション、 音を遅らせるディレイ(エコーもこの仲間です) などがあります。 元の音に対してお化粧をする役割がエフェクターで、 このような効果をかけることをエフェクトをかけるといいます。 DJではどのように使うと良いでしょうか。 ・ビートを鳴らしながら、スクラッチだけエコーをかける。 ・DJ MIXの時に前の曲だけエコーをかけて繋ぐ。 ・ディレイを使って半拍ずらしの2枚がけをしているような効果を出す。 などなど。使い方はDJ次第。 エフェクターについては改めて詳しく解説することにしまして、 本編ではエフェクターとDJミキサーを接続するための方法についてご説明させていただきます。 エフェクター自体で発音させることはできません。 先ほどエフェクターを化粧で例えましたが、化粧品は顔に塗って(変な表現ですが)初めて その威力を発揮するわけです。 ですからエフェクターも音を入力して初めてエフェクターとしての役目ができます。 では、入力する音をどこから持ってくるか?ということを考えなくてはなりません。 ・一般的なDJミキサーとエフェクターの接続の方法 入力が2系統、アウトプットが1系統(または2系統)のDJミキサーには このように接続をすると良いでしょう。 MASTER OUTの音がエフェクターのINPUTに入り、エフェクトがかかった音が エフェクターのOUTから出力されるのでそれをアンプに繋げばよいです。 これだとエフェクトがかかりっぱなしの音がスピーカーから出力されるのでは? と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。 エフェクターにはエフェクトをかけるかかけないか、というON/OFFのスイッチが ついていますので、これをOFFにすればエフェクトをかけたくないときも大丈夫です。 ▲Pioneer EFX1000 下側のONはバネ式になってるので手を離すとOFFに戻ります。 ▲KORG KP2 パネルを触っているときにON、離すとOFFになります。 手を離してもON状態にできるようにHOLDボタンがあります。 上の図をご覧いただくとお分かりだと思いますが、2つのターンテーブルの音を DJミキサーによってMIXされた全体の音に対してエフェクトがかかる仕組みになっています。 つまり片方の曲だけエフェクトをかけることがこの場合できないのです。 次回は任意のチャンネルにエフェクトをかけられる方法についてお話いたします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月18日 14時36分53秒
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