2006/11/17(金)20:41
DJミキサー特講その(8) ~DJミキサーとエフェクターを接続するための方法(4)
任意のチャンネルにエフェクターをかけるために必要なSEND/RETURN端子
の意味について考えてみましょう。
SEND : 送る
RERUTN : 戻る
それではこれを別の意味に置き換えてみましょう
SEND : 送る → OUTPUT
RETURN : 戻る → INPUT
つまり、SEND/RETURNも入出力の一部なのです。
実際SEND/RETURN端子が搭載されているDJ MIXERを見てましょう。
例
Pioneer DJM-707
このミキサーにはPHONEタイプのSEND/RETURN端子が付いています。
イメージで覚えてもらうために矢印をつけてみました。
Pioneer EFX500を接続した図を示します。
これで接続は完了です。
右と左の好きな方にレコードにエフェクトをかけるにはどうするか?
DJM-707には各縦フェーダーの横にSENDボタンがついており、
これをONにするとSEND端子から音声信号が出力されるのです。
ですのでCH1のSENDボタンを押すとエフェクターにCH1の音が入力され、
エフェクトがかけられた音がDJミキサーのRETURN端子に戻ってきて、
MASTER OUTから出力されます。
つまり、
SEND/RETURN端子にエフェクターを繋ぐと
任意の(自分で選んだ)チャンネルにエフェクトがかけられる
のです。
もちろんCH1、CH2のSENDボタンを両方とも押すと両方のレコードの音に
エフェクトがかけられます。
次回に続く!