1465285 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

PowerDJs

PowerDJs

カレンダー

カテゴリ

バックナンバー

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2008年06月17日
XML
カテゴリ:サンプラーコラム
前回はMPCで曲作りするためには主に3つの工程があり、

それが【サンプリング】・【パターン】・【ソング】とお話しました。

これらを部屋に例えてみたんですが、それでは今回からはまず、そのサンプリング部屋についてご紹介いたします!

サンプリング部屋で行う主な作業はこちら



・サンプリングする
・サンプリングした音の加工
・サンプリングした音をパッドに割り当て&音量調整


では早速サンプリング方法についてご紹介しましょう!

今回はアナログレコードからサンプリングを行います。MPC4000にはターンテーブルを直接接続できるPHONO端子が搭載されていますが、それ以外のシリーズにはPHONO端子がありませんので、今回はDJミキサーを経由してMPCに接続しています。またはPHONOイコライザーを使用するのもよいでしょう。

MPC2500を使用してお話していきますが、基本的にはMPC1000でも同様に操作が行えます。なるべく他のMPCでも対応できるように解説していきますのでMPC2500以外のMPCをお持ちの方も是非参考にしてみてください。



MPCでなにか作業を行う場合、それぞれの【モード】に切り替える必要があります。
サンプリングを行う場合は【RECORDモード】で行います。

MPC2500に搭載されている16個のパッドは演奏するための他、モードに入るためのボタンとして、または文字の入力用としてなどに使用します。



パッドの横に良く見ると赤い文字でモードの名前が印刷されています。
※ちなみにMPC2000XL以前のモデルはテンキーで操作する仕様になっています。

【モードボタン】を赤く点滅させてから【PAD5】を押してRECORDモードに入ります。



画面はこのようになります。



今回は入力ソースはDJミキサーからアナログで取り込みますのでINPUT:ANALOGに設定しています。

ディスプレイの中の設定を変更する場合は、カーソールボタン、ジョグダイヤル、テンキーを主に使用します。


カーソールボタン


ジョグダイヤル



ではレコードを再生してみます。




するとディスプレイのメーターが振れます。




Threshold(スレッショルド)というのは音声入力がどのくらいの音量になったら録音を開始するかを決定するしきい値のことで、上の図の場合、黄色で囲った部分がスレッショルドですが、メーターがスレッショルドを超えているためRECORDボタンを押せばすぐにサンプリングが開始されます。始めのうちはマニュアルでサンプリングした方がわかりやすいと思いますので、スレッショルドはとりあえず低めに設定しておいてください。

また白色で囲った部分は一番大きくレベルメーターが振れた時の位置を表示しています。この値が一番右まで振り切れている場合は入力レベルが大きすぎるのでREC GAINを下げて RESET PEAKボタンでピークをリセットさせ、なるべく一番右よりひとつ手前がピークにくるように設定します。


サンプリングしたい部分よりも少し前のタイミングでF6【RECORD】を押します。




 ↓


録音停止も使いたい部分の終わりギリギリのところではなく、若干余裕を持って停止させます。その方が後から音を編集する時に便利ですからね。特にフレーズものなどは。(^ー^)





F6【STOP】を押すとこのような画面になります。



今サンプリングしたものをどうしますか?ということを聞いています。

F4【PLAY】を押すとサンプリングした音が再生されます。

失敗したなと思ったらF1【RETRY】を押すと最初のRECORDモードの画面に戻ります。

うまくサンプリングできたなと思ったらF5【KEEP】を押しますが、せっかくなので名前をつけましょう!

ジョグダイヤル回すかまたは+/-キーを押すとnameウインドウが開きます。

ここでカーソルとジョグダイヤルを使って名前をつけるのですが、ここでも16個のパッドが役に立ちます。



パッドの横に白くアルファベットが印刷されているのがわかると思いますが、これを使うと携帯メールで文字を入力するのと同じ感覚で操作ができるので便利です!



今回は「Beat1」という名前にしてみました。(^ー^)

F5【ENTER】を押してnameウインドウを閉じます。



元のウインドウになったらF5【KEEP】を押します。


するとRECORDモードの最初の画面になります。




あれ?さっきの「Beat1」と名前を付けたサンプルはどこに?

この画面では呼び出そうと思っても出来ません(笑)


まあ、そんなことはあんまり気にしないで(笑)、今までの作業を繰り返してどんどんサンプリングして見てください!


続きは次回~!


あ、次回までMPCの電源は入れたままにしておいてくださいね(^^;









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年06月17日 19時23分41秒
[サンプラーコラム] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.