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カテゴリ:新製品情報
先日国内発売が決定しました手のひらサイズのポータブルDJツールPacemakerを早速試してみました~♪ イメージしていたものよりもとてもしっかりとした作りで、手に取った質感もディスプレイの解像度も高級感がありました! しかしながら、タッチパッドと数個のボタンだけでホントにこれだけでDJができるのか? 正直なところ半信半疑でしたが、操作面においても予想を覆すものでした!! DJミックスにおいて必要最低限な機能は ・音楽ファイルを各チャンネルにロード ・CUEポイントの設定 ・ピッチ(テンポ)の可変 ・クロスフェーダー ・ヘッドホンモニタリング ですが、これらはすべてクリアしており、さらにエフェクターやループ機能なども含まれているのです! まずタッチパッドの真ん中をダブルクリックすると、曲のリストが表示されます。 タッチパッドを上下になぞることで曲を選択することができます。 選択した曲を各チャンネルにロードするときは、タッチパッドに真ん中からロードさせたいチャンネルの方向になぞります! タイミングよく曲を再生させるには曲の頭出し、つまりCUEポイントの設定は欠かせません! タッチパッドを円を描くようになぞりCUEポイントをつけたい部分を見つけ、CUEボタンを押せば設定完了です。 PLAYボタンを押せばCUE設定したポイントから再生し、CUEボタンを押せばCUEポイントへ瞬時に戻って一時停止します。Pioneer CDJシリーズと同じ操作ですね。 真ん中の横長のくぼみ部分がクロスフェーダーになっています。LEDの点灯でクロスフェーダーの位置の状態がわかるようになっています。 2つのチャンネルの切り替えは▼下の写真の○で囲んであるボタンで行います。 各チャンネルのEQ、ゲインも操作することができ、タッチパネルのなぞり方でコントロールできるパラメーターが変わります。 また、曲を再生中にタッチパッドを円を描くようになぞるとテンポの微調整が行えます。これもCDJ同様です。 さらにこのPacemakerの左側面に搭載されているPスイッチがポイントなんですが、これを使うことにより、曲全体のピッチ可変、エフェクター、ループ、ヘッドホンモニターセクションのコントロールができます。 Pスイッチを上にあげながらタッチパネルを円を描くように回すと曲全体のテンポが可変できます。つまりターンテーブルのピッチコントローラーと同じ機能です。 通常早送り、巻き戻しで使用するボタンも、Pスイッチを上げた状態で使用すれば、LOOPのスタート/エンドポイントの設定が出来ます!LOOPの解除/ReLoopはCUEボタンで行います。 エフェクターはReverb、Roll、Echo、Filerの4種類も搭載し、使い方はPスイッチを上げた状態にし、始めに紹介したEQのコントロール同様にタッチパネルを真ん中から上下左右どちらになぞるかによって選択します。 ECHOの場合は真ん中から下になぞり、グルッと円を描くことでDRY/WETがコントロールできます。 さらに重要なのはヘッドホンモニターですが、こちらはPスイッチを下げながらタッチパネル、クロスフェーダーを操作することでコントロールできます。 クロスフェーダーの上には色違いで2種類のLEDが点灯していますが、これでヘッドホンモニターのバランス状態も把握できるのはすごいです! 付属のソフトウエアは曲の管理だけでなく、MIX制作も可能! 今回新人スタッフ菊田君が一番楽しそうに使ってました(^^;) これだけのサイズで、かなり本格的なDJミックスができるのは本当に驚きです!! 発売は7月中旬で価格は今のところ未定です。詳細が決定したい予約受付を開始いたします!! あと、ひとつ重要な点が。 日本で発売されるPacemakerは日本語ファイル対応になるそうです! あ~発売が待ち遠しいなあぁ~(^ー^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月18日 16時44分15秒
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