2008/06/29(日)18:26
AKAI MPCの使い方【5】 ~サンプルをパッドにアサインする(2)~
昨日の続きです!
MPCのパッドとサンプルの関係を表した図をもう一度ご覧いただきましょう!
この図を頭の中でイメージしながら作業を行うとわかりやすいと思います!
それではさっそくパッドへサンプルを割り当ててみましょう!(^ー^)ノ
※MPC2500でもMPC1000でも基本操作は同じですが、それ以外に機種は設定方法は異なります。
■サンプルのパッドの割り当てはPROGRAMモードで行います
▼【MODEボタン】を押して【PAD7:PROGRAM】を押します。
▼するとMPC2500、MPC1000にはあらかじめ若干ですがプリセットのプログラムとサンプル、曲のデータがメモリ内に格納されているので、プリセットのプログラムが表示されます。
▼この画面で今回必要な部分はこちら
]
↑ちなみにこの場合、
「プログラム名:CDSのパッドA01にはなにもサンプルがアサインされていない」
ということが表されています。
それでは新規のプログラムを作って実際にサンプルをパッドにアサインしていきましょう。
▼【PROGRAMモード】にした状態で、点灯している【WINDOW】ボタンを押します。
この【WINDOWボタン】が点灯しているときは「何か操作ができる項目がありますよ!」ということを表しているので、もし点灯している時はとりあえず押してみてどんなことができるか確認すると良いでしょう。
▼PROGRAMモードの状態で【WINDOW】ボタンを押した場合、現在選ばれているプログラムをコピーするのか、削除するのか、それとも新規で新しくプログラムを作るのかを処理できます。
ここでは新しいプログラムを作りますので【F3】ボタンを押します。
▼【F3】ボタンを押すとこの画面が現れます。このまま【DO IT】を押すとProgram02という名前のプログラムができますが、せっかくですのでSAMPLEと同じように名前をつけましょう!
▼ジョグダイヤルを回すとこのような画面になります。名前の付け方は以前ご紹介した方法と同じです。
▼今回は「PowerDJsSET」という名前にしました。【F5】ENTERを押してNAMEウインドウを閉じます。
▼【F5】のDO ITを押します。
▼すると「PowerDJsSET」という新規のプログラムができました。何もサンプルがアサインされていない、まっさらな状態です。
▼カーソールボタンを押してディスプレイ上の変更したい項目を選ぶことができます。
▼このようにサンプルをアサインできる場所までカーソールを持ってきます。
この状態でジョグダイヤルを回すと内部メモリに格納されているサンプルの名前が出てきてパッドにアサインすることができるのです。
▼前回サンプリングしたBeat1というサンプルをAバンクのパッド1にアサインしました!
同様に他のパッドにもアサインしていきます。
アサインしたいパッドを変更したい場合は、下の写真のようにカーソールボタンでパッドの番号を反転させてジョグダイヤルで行っても良いですが、パッドを押すだけで簡単に選べてしまいます。
たとえばAバンクのPAD16を押せば・・・
ほらご覧のとおり!
サンプルをアサインするエリアの2:~4:が空白になっている部分は1つのパッドに4つのサンプルを割り当てて音を重ねることが(レイヤー)出来ることを表しています。これはMPC2500以前のモデルには搭載されていない新機能ですが、今回は行わないので空白のままで結構です。
以上を踏まえて自分がサンプリングした音を好きなようにどんどんパッドにアサインしていきましょう!!
次回へ続く!(^ー^)ノ