2008/07/08(火)20:50
AKAI MPC5000内覧会に行ってきました♪
今日は横浜のプロオーディオジャパンさんのところに伺い、新製品のAKAI MPC5000を見てきました!!
こちらが今月末発売予定のAKAI MPC5000です!!!!
大きさはMPC4000と同じぐらいですが薄くなっているので、それほど大きいといった印象は個人的にはありませんでした。もっと大きいと思っていたので(^^;)
写真で見たよりもかなりカッコイイです!
▼こちらメイン画面。大きな画面でたくさんの情報を表示できます!
従来のMPCシリーズは、サンプラーとシーケンサーが一体化したマシンで、簡易的な図で表すとこのような感じです。
▼従来のMPCシリーズのイメージ図
これがMPC5000ではこうなります!!!(^ー^)ノ
MPC5000のイメージ図
なんと8トラックのマルチトラックハードディスクレコーダーとアナログモデリングシンセサイザーが追加されました!!!!
MPC1000やMPC2500にはシーケンサーを走らせながらサンプリングできる機能により、MTR的な使い方もできるのですが、あくまでも録音したデーターは内部メモリの128MBを使用するので、録音できる時間にも限界がありました。
オプションのハードディスクやCFカードはあくまでも内部メモリのバックアップ用なんですね。
しかしこのMPC5000には標準搭載の80GBのハードディスクにに直接アクセスすることにより、かなり長い時間の尺の録音も可能になりました。しかも8トラックもあるんです!
ハードディスクレコーディングモードの画面です。ちなみにハードディスクレコーディングはソングモードで行われます。上の画面ではインプットLがトラック1、インプットRがトラック2に録音されるように指定しているのがわかります。
▼こちらがトラックビュー画面。どこのトラックに録音されているかが視認できます。
▼こちらがアナログモデリングシンセサイザーのエディットモードに入るためのスイッチ郡。
プログラムモードから入ることもできるのですが、これらのスイッチがショートカットの役目をします。
このアナログモデリングシンセの同時発音数は20。
ベース、キーボード、パッドなどのカテゴリーを含むプリセットがなんと271音色収録されています!もちろん自分で一から音作りをすることも出来ます!決しておまけ的ではなく、かなり本格的なシンセサイザーです!
さらにアルペジェーターも搭載されているところもすごいです!
レコーダーやシンセ、アルペジェーターなど、ALESISの技術が惜しみなくMPCに投入されているといった印象を受けます。(^ー^)
Q-Linkノブ/スライダーも増えたことにより、各モードのパラメーターはすでにこれらにアサインされており、作業効率がかなりあがります!!
例えば各パッドの音量やパンなどを設定するミキサー機能ではパッド4つごとにQ-linkが割り当てられています。ディスプレイ上の四角で囲ってあるところのパラメーターがQ-Linkにアサインされています。
▼ごらんのとおり
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▼さらに画期的な機能として、シーケンサー画面での各トラックのミキサー機能が追加されました!!
多分MPCを使ったことがない方だとビックリすると思うんですが、実は各トラックのボリューム調節ってMPCではできなかったんです。音量はあくまでもパッドごとで調節しなくてはなりませんでした。
エフェクターも49種類搭載!しかも4系統+マスターEQとコンプが使えます!
さらに2つまで直列でつないだりできるので、かなり強力なエフェクトルーティングが行えます!
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▼音のエディットもフィルターやLFOを使って大きな画面上で編集できます!
シーケンサーの機能はMPC4000に搭載されていたピアノロール機能も追加されてますます本格的なシーケンサーとして使いやすくなっています!
また忘れていけないのがリアパネルのI/O端子。
MIDI INが2系統でMIDI OUTが4系統!さらに8パラオーディオアウト、S/PDIFのI/Oに加え、なんどADAT OUTも搭載!!
オーディオ入力はマイク/ラインの切り替えが可能なXLRコンボ入力端子とステレオPHONO入力端子が搭載。
あたらしいMPCのフラッグシップモデル登場といったところでしょうか(^ー^)ノ
使い勝手は非常に良いと思います!
僕は30分ぐらいしか触ってないのですが、ほとんどの使い方は把握できました!!
おそらくMPC1000、MPC2500を使いこなしている方ならすんなりとMPC5000も使えると思います。
それどころか、「ここがこうなってくれたらいいのに。。。」とう部分がかなり解消されているような印象を受けました!
これはいいですよ!!(´▽`)ノ
MPCを使用されているお客様から「機材を拡張していくためには何を購入したらよいか」と質問された場合、「MTRやmicroKORGなどのシンセサイザーがあると便利ですよ」とアドバイスさせたいただいておりましたが、それらがすべて収められているので、これからMPCを購入する方にもオススメです!
外箱もかっこいいです~
価格はまだ未定ですが、決定しだいご予約受付を開始いたします!!