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DJ機材専門店PowerDJ's Blog

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DJミキサーコラム

2006年01月15日
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カテゴリ:DJミキサーコラム
レゲエは、セレクター、DJ、MC、シンガーなどのチームをまとめて「サウンド」と呼びます。
レゲエのミックスの場合、綺麗に繋げることよりも、お客さんを盛り上げることができるかというプレイヤーのパーソナリティの部分が、サウンドの良し悪しにかかわってくるので、レゲエ用のDJミキサーというのは特にありません。

以前は横長の19インチタイプの多入力DJミキサーがよく使われておりましたが、最近ではシンプルで耐久性重視のものがよく使われております。

ずばり、レゲエでよく使われているDJミキサーはこちら。

RANE TTM56
Vestax PMC05PRO3
・ECLER HAK 320
Technics SH-EX1200
Vestax PCV275


意外とスクラッチ用DJミキサーが多いですね。
耐久性重視という点で納得できます。
※ECLER HAK 320は生産終了しておりますので、現行商品ですとHAK360HAK310に近いです。


サンプラー、マイクの使用もレゲエでは欠かせません。
実際のサウンドでは、一つのDJミキサーにすべて入力することはほとんどなく、通常はPA用のミキサーにそれぞれをまとめます。

※接続の方法については以前のコラムをご覧ください。

ホームユースで楽しむ場合は1台のDJミキサーにすべての音源をまとめたほうが便利ですので、多入力のDJミキサーが便利ですね。

2チャンネルまたは、3チャンネルDJミキサーで他にオススメなのは

Pioneer DJM-909
Pioneer DJM-707
Vestax VMC185XL
STANTON M.303
ECLER NUO2
ECLER NUO3
Numark DXM06
Numark DXM09
STANTON SMX-501
gemini PS-01

2チャンネルDJミキサーは外部入力端子があるものを上げてみました。

Numark DXM06は外部入力端子があるのですが、マイク入力とAUX INはどちらか一つしか使用することができないので気をつけましょう。


さて、レゲエというと7インチというイメージがありますが、最近ではCDJの普及率が圧倒的に多く、ターンテーブル×2台、CDJ×2台というセットが非常に多くなってきました。

オリジナルダブプレートを作るより、CD-Rに焼いた方が手っ取り早いし、コストも安くすむし、針飛びの心配も無いですからね。

2チャンネルのDJミキサーでもターンテーブル×2台、CDJ×2台は接続できますが、前回のコラムでもお話したように、レコードとCDには音量の差があるため、インプットセレクトスイッチで切り替えるたびに、トリム(ゲイン)ツマミで音量のバランスを調節する必要がある場合が多いので、できれば、4チャンネル、サンプラーを使用するのであれば5チャンネルあった方が見た目にも分かりやすくて便利です。

そのような点で考えますと、

Pioneer DJM-600
Pioneer DJM-3000
ECLER NUO5
ECLER 5000FX

このあたりのミキサーがオススメです。
エフェクター内蔵なので、エコーをかけながら、バックスピンすることもできますね。






最終更新日  2006年01月15日 20時00分51秒


2006年01月14日
カテゴリ:DJミキサーコラム
さて、いろいろな機能についてお話してきましたが、

結局のところ、4つ打ち系でオススメなDJミキサーはなにか?
という話になります。

結論から言うと

「予算が許せる範囲で、値段が高いDJミキサー」

です。

決して冗談ではなく、明らかに高いミキサーは音が良いのです。
特に音質の良さは、2つ以上の音源は混ざった時に顕著に観られ、綺麗にミックスされます!!

ALLEN&HEATH XONE:32XONE:62XONE:92XONE:464
RANE EMPATH
ECLER NUO5、NUO4
Pioneer DJM-1000DJM-909
Vestax PMC-CX

僕なら音質面を重視するなら、このあたりをオススメします。
確かに高級DJミキサーですが間違いないでしょう。

Pioneer DJM-600
は一番クラブで使用されている率が高いです。
大型イベントでもよく使用されます。

音質面に関しては上で挙げたオススメミキサーより若干デジタルぽい音がするのですが、操作性、エフェクター内蔵という点で、どのDJからも支持されています。

クラブ経営をされている方が音質重視でDJミキサーを検討されていても、
「DJの支持率が高いから」という理由でPioneer DJM-600を選ぶ場合が多いです。

確かに便利なんですよね。エフェクターが使いやすいのでいろいろ遊べるんですよ。僕もDJM-600を所有してますが、家で試したことが現場でも活かすことができるのが便利です。また、ライブ時にもとても活躍してます(^_^)。

Pioneer DJM-3000もDJM-600同様、ほぼ同じ使い方でオススメです。

その他でオススメしたいDJミキサーは

Vestax PCV275
ECLER NUO3
ELCER NUO2
Pioneer DJM-707
STANTON SMX-501

↑これらはDJミキサーはSEND/RETURN端子が搭載されているのでエフェクターを接続する場合は便利です。

また、
Numark 5000FX
Numark DXM09
Numark DXM06はエフェクターでいろいろ遊べてミックスのアクセントになりますね。


ただ、初めてDJセットを購入される方はDJミキサーの使い方をなれることを目的としたほうが良いと思うので、シンプルなもので良いでしょう。

Vestax VMC-002XL
TASCAM XS-3
Numark DM1050
Numark DM3050
gemini PS-01
STANTON SA-3
STANTON M.303

その他にもたくさんDJミキサーはありますが、デザインやチャンネル数などをよく吟味して自分にあったものを見つけてみてください。

次回はレゲエでよく使われるDJミキサーについてご紹介いたします!







最終更新日  2006年01月15日 11時26分55秒
2006年01月13日
カテゴリ:DJミキサーコラム
その他あると便利な機能について

●エフェクター、SEND/RETURN端子●

エフェクター機能はあると便利ですね。
特にDelay(Echo)、フランジャー、フィルターがあるとMIXプレイで遊べます。

エフェクター機能搭載のDJミキサー

Pioneer DJM-600
Pioneer DJM-3000
Pioneer DJM-909
ECLER NUO5
Numark DXM06
Numark DXM09
Numark 5000FX
BEHRINGER DJX700
Vestax PMC05proSL(ディレイのみ)

エフェクター搭載のDJミキサーで使えるエフェクトの種類はその機種によって異なりますので、
購入の際はどのようなエフェクターが搭載されているかよく確認しましょう。

外部のエフェクターを使用したい場合はSEND/RETURN端子が搭載されているDJミキサーがオススメです。

※SEND/RETURN端子についてのコラムは前回行いましたのでこちらをご覧ください。
かなり読み応えがあると思いますが、読みきればご理解いただけるかと思います(^_^)

http://plaza.rakuten.co.jp/powerdjs/diary/200510180000/
http://plaza.rakuten.co.jp/powerdjs/diary/200510190000/
http://plaza.rakuten.co.jp/powerdjs/diary/200510200000/
http://plaza.rakuten.co.jp/powerdjs/diary/200510210000/
http://plaza.rakuten.co.jp/powerdjs/diary/200510220000/
http://plaza.rakuten.co.jp/powerdjs/diary/200510240000/
http://plaza.rakuten.co.jp/powerdjs/diary/200510250000/
http://plaza.rakuten.co.jp/powerdjs/diary/200510300000/
http://plaza.rakuten.co.jp/powerdjs/diary/200511010000/
http://plaza.rakuten.co.jp/powerdjs/diary/200511150000/
http://plaza.rakuten.co.jp/powerdjs/diary/200511170000/




●多入力、多チャンネルフェーダー●

最近のDJスタイルの傾向としまして、ターンテーブル2台、CDJ2台を使用する場合が多くなってきています。

3曲以上を同時にミックスしなければ、インプットセレクトスイッチで切替えて使用すれば2チャンネルDJミキサーでも十分使用できますが、CDとレコードだと音量の差が大きい場合があります。

そのためインプットセレクトスイッチで切り替える度にゲイン(トリム)ツマミで音量を微調整しなくてはいけません。

音源と同じ数だけ縦フェーダーがあれば、あらかじめ音量のばらつきを調整しておくことができるし、見た目にもわかりやすいので
たくさんチャンネルフェーダーがあると便利です。

最近では5つもチャンネルフェーダーを搭載したDJミキサーも発売されるようになりました。

ターンテーブル×3台、CDJ×2台という接続も便利ですね。

その場合、気をつけなければならないことがあります。

「縦フェーダーが複数あるからといって、ターンテーブルがすべてのチャンネルに繋げるとは限らない」

ということです。


3チャンネルDJミキサーはすべてのチャンネルにターンテーブルが繋げるようにPHONO端子が搭載されているのでおそらく問題はないと思いますが、例えば4チャンネルのDJミキサーになると4台ターンテーブルが繋ぐことができない場合もあります。
(もちろんすべてのチャンネルにPHONO端子が搭載されているDJミキサーもあります)


BEHRINGER DJX700

djx700

上の写真を見てもらうと分かるように、チャンネル1だけLINE/CDと書かれています。
つまり1チャンネルにはPHONO端子がないためターンテーブルを直接つなぐことができません。


Numark 5000FX

5000FX1

こちらは5チャンネルフェーダーでエフェクター搭載のDJミキサーですが、

チャンネル1はDJ MIC/LINE
5000fx2

チャンネル5はLINE/MIC
5000FX2
と書かれています。


したがってBEHRINGER DJX700、Numark 5000FXはターンテーブルが直接繋ぐことができるのは3台までということになります。


なんだ、たくさんチャンネルあっても3台までしかターンテーブル繋げないのかあ。。。と思いの方もいらっしゃるかと思います。

しかしDJミキサーにターンテーブル4台以上接続するDJプレイって。。。。。僕はまだ見たこと無いですが(^_^;)

多チャンネルフェーダーが搭載されているDJミキサーはターンテーブル以外の音源をDJで使用するとき便利です。
自宅で電子楽器類を接続して簡易PA宅としても使用できますしね。



「PHONO/LINE」のように、2つの入力端子から選んで各チャンネルに割り当てることができますが、
3つの入力端子から各チャンネルに割り当てることができるDJミキサーもあります。

Vestax PCV275
pcv275

Vestax PCV275の場合、3チャンネルDJミキサーですので、

(各チャンネルに搭載されている入力端子の数・・3)×(チャンネル数・・3)=9個

ターンテーブルやCDJ、電子楽器など、最大9個の音源を接続できるということになります。


その他面白い例としてVestax PMC-CXを紹介したいと思います。


PMC-CX1

PMC-CXは3チャンネルのDJミキサーですが、INPUTセレクトスイッチが4つあります。あれっ?数が合いませね。

各チャンネルにはINPUT ASSIGNというスイッチがついています。
PMC-CX2

実はこれで4系統のINPUT入力ソースから自在にアサインすることができるのです。

簡単な図で表すとこうなります。

matrixassign

一つのチャンネルに対して、どのINPUTを選ぶか決めることができるので、
極端なことを言うと、すべてのチャンネルにINPUT1を割り当てることもできます。

大変便利な機能ですが、慣れていないと混乱するかもしれませんね。
でも僕はこのPMC-CXは今一番欲しいハウス用のDJミキサーなんですよ(^_^;)。

ではまた次回!






最終更新日  2006年01月13日 21時43分13秒
2006年01月12日
カテゴリ:DJミキサーコラム
●EQ●

4つ打ち系のMIXには欠かせない機能ですね。

最近のDJミキサーはEQがアイソレーターになっているものや、各周波数帯域をほとんどカットできるEQがついています。

アイソレーターとEQの違いについてはこちらをご覧ください。


ここではアイソレーターも含んでEQと呼ぶことにしますが、EQは2バンド(HI、LOW)、3バンド(HI、MID、LOW)、4バンド(HI、MID-HI、MID-LOW、LOW)
などのがありますが、4つ打ち系のMIXでは3バンド、4バンドのEQが搭載されているDJミキサーが便利です。


EQの各帯域の仕様は各メーカーによってことなります。

各帯域の仕様とは例えば、

HIGHのツマミでコントロールできるのは12kHz以上
MIDのツマミでコントロールできるのは2kHzあたり
LOWのツマミでコントロールできるのは80Hz以下

といった具合です。

この仕様は各メーカ非公開となっていることが多いため、事前に調べることが難しいです。

※以前、TASCAMのX9というDJミキサーがありましたが、このEQはツマミの中にさらにツマミがあり、音量と、周波数帯を可変できるという
優れものでした。PA用のミキサーによく見られる仕様ですが、DJミキサーにこのような機能があることはかなり稀でした。


EQは基本的に帯域をカットするために使います。

2つの曲をミックスしているときに、ぶつかり合っている音がある場合、どちらかの曲の音の成分をカットするように使います。
また、低域だけを急にカットしたり、あえてMIDを強調されたりして曲にアクセントを加えるときなどにも使用することもあります。


Vestax VMC-002XL
VMC002XL
ただし、EQのツマミがアイソレーターになっている場合、音の変化の仕方が急になっているDJミキサーがありますので、実際試してみてコツをつかみましょう。


Vestax VMC185XLのようにEQのツマミを有効か無効にできるスイッチがあると、急激に音質を変化させたい場合は便利です。
VMC185XL

このスイッチをOFFにしておくと、EQのツマミをどれだけ変化させても音質に反映されません。



●EQの配置●

pmc05pro3_eq
Vestax PMC05pro3PMC05pro SLは2バンドEQですが、ツマミの配置が非常に近いため、EQツマミを多用する場合はやりにくいです。
あまり4つ打ち系のジャンルでは使われないDJミキサーですが(^_^;)

他のほとんどのDJミキサーは指一本分ぐらいは間が空いているので大丈夫だとおもいます。

ほとんどは上からHI、MID、LOWと並んでいますが、gemini PS-01iPMXのよう珍しい配置もあります。

gemini PS-01

ps01



またECLERのHAKシリーズのように横に並んでいるものもあります。

しかも、HAK360HAK310とでは微妙に並び方が違うので注意しましょう。。
どちらがやりやすいでしょうか(^_^;)

ECLER HAK360
hak360

ECLER HAK310
HAK310



また参考までにEQはツマミタイプばかりではなく、フェーダータイプのものもあります。

Vestax PMC08pro

PMC08pro
フェーダータイプはスクラッチ用のDJミキサーに多く、瞬時にカットしたり、ブーストしたりする時便利ですが、MIXの場合はツマミタイプの方が使いやすいと思います。
ちなみに、このVestax PMC08proに関しては色のスイッチでEQにもアイソレーターにもなるという優れものです。



●ツマミの大きさ●

これもメーカーによって様々な大きさがあります。
代表的なDJミキサーのツマミを並べてみました。

EQのノブ


【左上→右上】 Pioneer DJM-600Pioneer DJM909、ECLER NUOシリーズDENON DN-X300、STANTON Mシリーズ、STANTON SMX201SA3

【左下→右下】Vestax PMC-CXVestax PCV-275、Vestax VMCシリーズALLEN&HEATH XONE:62ALLEN&HEATH XONE:92TASCAMシリーズ


ECLERのNUOシリーズは大きくて使いやすいですね。さらに大きいVestax PMC-CXのツマミはアルミ製で重厚で高級感があります。

Vestax PMC-CXのツマミ
PMC-CX


4つ打ち系のDJミキサーを選ぶ時、フェーダーよりもEQのツマミの回しやすさにこだわってしまうのは僕だけでしょうか。。(^_^;)

それでは!






最終更新日  2006年01月17日 15時53分02秒
2006年01月11日
カテゴリ:DJミキサーコラム
フェーダーについての続きです。

機種によってはフェーダーの軽さもそれぞれ異なります。
最近のDJミキサーは比較的軽いタイプがほとんどです。

どうしてもフェーダーの滑らかさにこだわりたいということでなければ
特にどのミキサーでも問題ないと思います。

フェーダーが重いタイプとして例にあげると、

Vestax PMC-500、PMC-CXPioneer DJM-1000BEHRINGER DX626
が該当します。

重いからといって使いにくいというわけではありません。あくまでも好みです。

フェーダーの長さも同様です。
通常、縦フェーダーのストロークはクロスフェーダーと同じ、またはそれ以上の長さです。

長い方が微妙な音量の調節はやりやすいかもしれませんが、縦フェーダーでカットインをする場合は
短いほうがやりやすいので、これも使うかたの好みですね。

今まで触ったDJミキサーの中で僕が個人的に、このフェーダーは凄いなあと思ったのは

ECLER SCLATシリーズ。
ECLER SCLAT200

超ロングフェーダーなのですが、動かした感触が非常に心地よいです。
引っかかりが全く無いのですが、適度な重さをもちつつ、スムースに動きます。
もちろんミックスがとてもやりやすいです(^^)。

では次回はミックスがEQについてお話したいと思います!






最終更新日  2006年01月11日 21時46分16秒
2006年01月08日
カテゴリ:DJミキサーコラム
●フェーダーについて●

クロスフェーダーのカーブはスクラッチをしなければ、緩やかなカーブであれば問題ないのですが、「緩やか」といっても

カーブ1クロスフェーダーの真ん中である程度音量が大きくなるのか

または

カーブ2クロスフェーダーの端まで、一定の割合で音量が大きくなるのか

といった具合に機種によって様々です。


また、クロスフェーダーは軽くて、幅が狭いために、微妙な音量の変化をつけることが難しいので、ロングミックスをする場合はクロスフェーダーをオープン(真ん中)にして、縦フェーダーでミックスをすることが多いです。


ただ、縦フェーダーでもフェーダーカーブは同じというわけではありません。

これは非常に細かいことなので、そんなにシビアになることはありませんが、
Pioneer DJM-600の場合はメモリが0から5の部分で音量の変化が急に感じる気がします。

対照的にVestax VMC185XLは5から10の部分で音量の変化が急に感じる気がします。

グラフにするとこんな感じです。

縦フェーダーの音量の変化

部分は音量を表しています。
横に伸びているところほど音が大きいということです。

このカーブの違いはミックス時のフェーダーの動かし方によって音量が変わるので、フェーダーは慎重に動かして、フロアでながれている音のバランスに注意するとよいでしょう。

djm600クロスフェーダー
僕はDJM-600を使用してロングミックスをする場合は、クロスフェーダーでミックスすることが多いです。
DJM-600のクロスフェーダーは軽いので、少し動かしたつもりでも、大きく動いてしまう場合がありますので、両手の指を使って、片方の指で抵抗を加えながら、じわりじわりと動かしていくようにしています。
僕はこの方が綺麗につながる気がするので、こうやってますが、人それぞれですので、参考までに!
ではまた!






最終更新日  2006年01月08日 21時25分48秒
2006年01月05日
カテゴリ:DJミキサーコラム
前回ご紹介したように、モニター機能の仕様は数種類ありますが、

「フロアで流れている曲とは別の曲をモニターする」

つまり

「それぞれ任意の曲の状態を把握する」

いう点に関しては共通しています。

片方の耳でフロアで流れている曲をモニタリングして、もう片方の耳で別の曲をヘッドホンでモニタリングするというのが一般的なDJスタイルだと思いますが、フロアで流れている曲をモニタリングするとき、必ずしも自分のブースで、しかも耳の近くにモニター用のスピーカーがあるとは限りません。

場合によってはメインスピーカーがモニタースピーカーと兼用で使っているクラブもあります。

メインスピーカーがDJブースの遠くにあったり、部屋の残響音がまざったりすると、モニタリングすることが難しいです。


そういった場合は、ヘッドホンでマスターアウト(フロアで流れている音)のモニターリングができれば便利です。

マスターアウトのモニタリング機能は、付いているDJミキサーと付いていないDJミキサーがありますので注意しましょう。

これは絶対ないといけないものではありませんが、ピッチ(テンポ)をあわせる際や、ミックスバランス(2つの曲の混ざり具合)を把握する際に便利です。

マスターアウトのモニターリングが可能なDJミキサーにも機種によって仕様が異なりますので、それぞれご紹介しましょう。



●MASTER/CUEスプリットタイプ●

Vestaxの3チャンネル以上のDJミキサーに多く搭載されているタイプです。

Vestax VMC185XL
VMC185XLスプリット機能

SplitとStereoと書かれたレバーがあります。

Stereoに傾けると、cueで選択されたチャンネルの音がモニターできます。
マスターアウトがモニターできないDJミキサーと同じ仕様です。つまり、フェーダーを通る前の音がモニターできます。

Splitに傾けると、左側でCUEの音、右側でマスターアウトの音がモニターできます。
この機能は2つの曲のピッチをあわせるのに便利です。

このタイプの場合、マスターアウトの音は、右耳でしかモニターすることができないので、フロアで流れているミックスバランスはヘッドホンを外して、フロアのスピーカーで聴いたほうがよいかもしれません。


●MASTER/CUEブレンドタイプ●

これが一番多く採用されているタイプだと思います。

Pioneer DJM-600
DJM600バランスツマミ

CUEとMASTERと書かれたツマミで音量のバランスを調節してモニタリングすることができます。

ただし、CUE、MASTERともにステレオで出力するので、実際、どちらの曲がピッチがずれているかを把握するには慣れが必要です。

しかし、このPioneer DJM600にはスプリットタイプとしても使用できまして、MASTER/CUEのバランスツマミの上のMONO SPLITとSTEREOと書かれたスイッチがあります。

MONO SPLITに切り替えると左側でCUE、右側でMASTERがモニターでき、STEREOに切り替えると、MASTER/CUEのバランスツマミで調節した音がステレオでモニターできるので便利です。


僕の場合、DJM-600を使用する際はモニタースピーカーを使用せず、ヘッドホンだけでモニターしてミックスすることが多いのですが、このツマミをマスターアウトの音のテンポに合わせてCUE側に回して、2つの曲のテンポを把握します。それでもテンポが合わせにくい場合は、スプリット機能を使ってます。



●MASTER/CUEセレクトタイプ●

Vestax VMC002XL
VMC002XLモニターセレクト

STANTON SA3
SA3

これはブレンドタイプのツマミを切替スイッチにしたタイプで、マスターアウトとCUEの音をミックスすることができません

このタイプはCUEモニターにフェーダーを採用している(※前回のコラム参照)DJミキサーに多くみられます。




前回からご紹介したこのモニター機能の仕様については、メーカーの商品説明に掲載されていないことが多いので、もしモニター機能にこだわりを持ってDJミキサーを選ぼうとされている方は是非一度当店にご相談ください。

購入した後に自分が思っている仕様と違ってた、マスターアウトのモニターができなかった!ということになると大変ですので。






最終更新日  2006年01月05日 20時05分55秒
2006年01月04日
カテゴリ:DJミキサーコラム
DJミキサーのモニター機能はとても重要で、これが使いやすいかによって
MIXプレイの良し悪しが決まってくるといっても良いと思います。

MIXする際、2つ(またはそれ以上)の曲のピッチ(テンポ)を合わせます。
どちらの曲がどのくらいずれているのかを瞬時に把握できなければピッチあわせが困難になります。


モニター機能の仕様は大まかに3つに分かれますのでそれぞれについてみていきましょう。


●フェーダータイプ●

2チャンネルのDJミキサーのほとんどがこのタイプを採用しています。

特徴としてはフロアで鳴っている音に関わらず、チャンネル1、チャンネル2をどのくらいの割合の音量をヘッドホンでモニターするかという操作ができます。

Vestax VMC002XL
VMC002XLのモニターセクション

機種によってはフェーダーがツマミになっているDJミキサーもありますが、
仕様は同じです。

STANON SMX.201
SMX201のモニターセクション


●ボタンタイプ●

3チャンネル以上のDJミキサーの場合、上記のモニターフェーダータイプではモニターできないので、CUEボタンタイプを採用しているものがほとんどです。

Pioneer DJM-600
DJM600のCUEボタン

CUEというボタンを押したチャンネルだけヘッドホンでモニターできます。
複数のCUEボタンを押した場合、CUEボタンを押されたチャンネルが同時にモニターできます。

ただし、モニターフェーダーのようにチャンネルごとの音量は変えることはできません。

(TRIMツマミで音量を調節するというウラ技もありますが、メインアウトから出力されているチャンネルのボリュームも当然変化します)

レバーで選択するタイプもありますが、使い方は同じです。

Vestax VMC185XL
VMC185XLのCUEスイッチ

※CUEという名前のかわりにPFLと書かれているDJミキサーがあります。
これはPre-Fader Listeningの略で「フェーダーを通る前の音を聴く」という意味なので、CUEボタンと同じ機能です。


●セレクトスイッチタイプ●

このタイプはほとんどありませんが、モニターしたいチャンネルをダイヤルで選択します。
この場合、複数のチャンネルを同時にモニターすることができません。

Vestax VMC-004
VMC004CUEセレクト

どのタイプが使いやすいかというのは、DJそれぞれによって好みが分かれます。僕はボタンタイプの方が使いやすいですし、池袋店店長の一柳はフェーダータイプが使いやすいとのことです。

つづく!






最終更新日  2006年01月05日 13時04分57秒
2006年01月03日
カテゴリ:DJミキサーコラム
さて、今年一発目のコラムはMIX系のDJミキサーについてお話したいと思います。

MIX系といっても様々なジャンルがありますが、

ここではまずテクノ、ハウス、トランスといった4つ打ち系のロングミックスをメインとしたDJスタイルのことについて述べたいと思います。

4つ打ち系というのはバスドラム(キック)が4分音符で鳴り続ける曲のことで

キック4つ打ちの図

「ドン、ドン、ドン、ドン・・・・・・・・・・」
という低音がなっているといえば分かりやすいでしょうか。
4分打ち系とも言ったりしますが、


HIPHOPやR&Bなどで多く使われる比較的すばやく2つの曲を切り替えるミックス方法をクイックミックスと呼ぶのに対して、

テクノ/ハウス系では、2つの異なった曲が合わさることによって、また違った曲に聞えさせるように、何小節も2つの曲をテンポを合わせて混ぜて再生させることが多く、このことをロングミックスといいます。

HIPHOPやR&Bでブレンドミックスと呼ばれるのは、主にアカペラ(歌だけ)を別の曲(歌なし)に混ぜてミックスする方法のことですが、テクノ/ハウス系の場合は2つのリズムを同時に再生し続けるので、より正確なピッチ(テンポ)あわせが
必要となります。それと同時に、音量の調節も非常に重要となってきます。

始めに結論から言いますと
MIX系DJスタイルで必要とするDJミキサーは

・モニターがしやすい
・フェーダーカーブが緩やか
・フェーダーの重たさ
・3バンド以上EQを搭載


このあたりが重要となってきます。



・モニターがしやすいという点について。

僕はコレが一番重要だと思います。

DJミキサーにはメインフロアから流れている曲とは別の曲を聴くためのモニターセクション部がありますが、このモニター機能は各DJミキサーによって仕様が異なります。

クラブの現場ではモニター環境(ここではメインスピーカーから流れている音をDJブースで聞えやすくするためにDJ用にモニタースピーカーが設置されている環境のことをいいます。)が決して良くない場合もあります。

その場合、メインフロアから流れている音を把握するためにはメインアウトの音をヘッドホンで聴くことができれば便利です。


・フェーダーカーブが緩やか、フェーダーの重たさについて。

フェーダーの質についてはスクラッチ用のDJミキサーほどシビアにならなくても良いとは思いますが、2つの曲を徐々にMIXする場合は、フェーダーを少し動かしただけで、急に音量が大きくなって都合が悪いです。

DJによってはクロスフェーダーを使用せず、縦フェーダーのみでミックスをすることがあります。

例えば初めて使用するDJミキサーのクロスフェーダーのカーブ特性が分からなくても、縦フェーダーのカーブはDJミキサーのほとんどは(すべてと言っても良いです。)緩やか、もしくは緩やかにできるので、縦フェーダーでミックスすることに慣れておけば、とりあえずどんなDJミキサーでもミックスプレイができます。

また、縦フェーダーの方がクロスフェーダーに比べてストロークが長いので、微妙な音量調節がやりやすいです。

スクラッチ用のDJミキサーはクロスフェーダー、縦フェーダーともに、動作が軽いものがほとんどですが、MIX系のDJスタイルでは重めの方がが微妙な音量変化をつけやすいので、そのほうが便利だというDJもいます。
このあたりは、DJの好みに分かれるところです。


・3バンド以上EQを搭載

ロングミックスをする際、特に低音部分は2つの曲が重なると、ブーミーな音になることがあり、どちらかの曲の低音はカットしておいたほうが、良いときがあります。徐々に曲を繋ぐとき、EQで調節しながら2つの曲を入れ替えるようにすると、綺麗に繋ぐことができます。

そんなとき、2バンド(高域、低域)EQだけだと物足りないので、中域もコントロールできるように3バンドEQだと便利です。

ALLEN&HEATHのXONE:92のように4バンドEQ搭載のDJミキサーもあります。バンド数が多くなると微妙な音質も調節できるようになり
ミックスの精度もあがりますが、それなりのテクニックも必要になります。


次回からは以上の点をそれぞれ重点的に解説していきたいと思います。

つづく!






最終更新日  2006年01月03日 13時15分18秒
2005年12月29日
カテゴリ:DJミキサーコラム
スクラッチ用のDJミキサーについて今までご紹介したのですが、
具体的にどのDJミキサーを選んだらよいでしょうか。

それでは価格帯別で見ていきましょう。

●1万円未満●

ALTO MX-20



1万円のDJミキサーは数が非常に限られまして、その中でもALTO MX-20はクロスフェーダーカーブが急(カーブは固定)なので1万円以内でスクラッチを練習するならコレしかないです。


●2万円台●
TASCAM XS-3


BEHRINGER DX052
Numark DM1050
Vestax VMC-002XL


スクラッチを始めようという方はこの辺りが一番購入しやすい価格帯だと思います。

Vestax VMC-002XLはVMC-002のマイナーチェンジバージョンで、クロスフェーダーカーブが2段階に変えられるようになり、スクラッチ練習も可能となりましたが、はじめから搭載されているCF-RUSはそんなに耐久性があるフェーダーではないので、ガリがきたらCF-PCVに変更することをオススメします。

BEHRINGER DX052はVestax PMC05シリーズにソックリですが、性能、音質は全く異なります。しかし、クロスフェーダーのキレも耐久性も意外によく、音質は荒々しいので逆にHIPHOPっぽいとも言えます。スクラッチ用のDJミキサーをBEHRINGERの中で選ぶならDX052しかないでしょう。

僕が価格帯の中でオススメするならTASCAM XS-3が良いでしょう。フェーダーの滑らかさ、キレ具合、耐久性はこの中で一番良いと思います。

●3万円台●

STANTON SA-3


DENON DN-X100

3万円台のDJミキサーって案外少ないんです。

STANTON SA-3はスクラッチ以外でも十分しようできますが、シンプルな設計ながらスクラッチ用DJミキサーの基本がすべてそろってます。



●4万円台●

Technics SHEX1200


Vestax PMC06proA
DENON DN-X300

この価格帯ぐらいからプロ用としても使用できるDJミキサーの名前が見られるようになります。

DENON DN-X300はこの価格帯の中では今まで考えられなかったいろんな機能が付いているためオールジャンルで使用できますが、単純にスクラッチだけに焦点を絞るならTechnics SHEX1200Vestax PMC06proAで十分です。

この辺りのDJミキサーを始めに購入すると、ずっとそれを使い続けるスクラッチDJが多いように思えます。


●5万円台●

Vestax PMC05pro3


PMC05ProSL
Pioneer DJM-707
ELCER NUO2
STANTON SMX-501

この辺りでしたら、どれを選んでも問題ないでしょう。
Vestax PMC05pro3、サンプリング・エフェクターを搭載したPMC05ProSLはHIPHOP、R&Bのクラブイベントで一番使用率が高いDJミキサーです。


最近のオススメは
Pioneer DJM-707
ELCER NUO2
です。
この価格帯の中では音質が良いです。

Pioneer DJM-707はフェーダーのキレ、耐久性がダントツですし、
ELCER NUO2
に関してはHAK360やNUO-5にはじめから搭載されている別売りのエターナルクロスフェーダー(非接触型フェーダー)に付け替え可能です。


●5万円以上10万円未満●

Vestax PMC08pro


ECLER NUO3
ECLER HAK360
ECLER HAK310
RANE TTM56
ALLEN&HEATH XONE:02
Vestax PMC007

このラインナップはかなり魅力的です。この中から選べば、もう一生モンです。リーズナブルなDJミキサーから買い替えを行う場合は、この中から選ぶと良いでしょう。

その中でも一番人気があるのが
RANE TTM56です


スクラッチ用DJミキサーの中ではダントツで一番。

この中ではどのDJミキサーを選んでも十分スクラッチの技は極められますが、

最近発売されたVestax PMC08proは今後人気が上がっていくこと間違いなしです。久しぶりにトキメキました。この価格でここまでやるとは!すごいDJミキサーです。


●10万円以上●

Pioneer DJM-909


RANE EMPATH
・ECLER NUO4、
NUO5


ここまでくるとスクラッチだけをするDJミキサーではもったいないです。
オールジャンルで使用でき、クラブで常設されても十分な耐久性があります。

Pioneer DJM-909はスクラッチミキサーの形を継承しながら、各チャンネルに独立してエフェクターが搭載されており、スクラッチDJミキサーの最終形といえるほどの商品ですね。「DJミキサーは楽器だ!」と言える初めてのミキサーだと思います。


以上がスクラッチ用としてオススメできるDJミキサーです。
この他のDJミキサーを選んだらスクラッチができないわけではないですが、この辺りを目安にしていただければよいと思います。

値段が上がるほど、性能は良くなっていきスクラッチ技も習得しやすくなりますが、予算との兼ね合いもあるかと思います。

上記で挙げた商品を参考にしていただいて、最も自分に適したスクラッチミキサーを選んでいただけたら幸いです。







最終更新日  2005年12月29日 19時51分51秒

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