|
カテゴリ:せるふ・こんとろーる
こんちわ、かもしだ(元A・這い出る)です。
旅行に行くと、書くことというか気づくことが多いので、続いてログ書けますね。変化や変容を強制的に得ようとする者にとっては、旅は必需品かもしれません。なんちて。 で、関西旅行のことはちょっとおいておいて。 3週間ほど前に見た映画について、書きます。 感想は、なかなか書けませんでした。見終わってすぐ感想言えるヒト、どれだけいるかな。そんな映画でした。 マット・デイモン主演のボーン・スプレマシーの監督がメガホン取った「ユナイテッド93」です。 911が近いんですが、アメリカで911が、こんなにもたくさんしかも早く映画化されるのは、無神経で深く考えない国民性のなせる技かな、とか簡単に思ってましたが、とんでもない話でした。マントルアタリまで深く考えて作り込んでました、この映画。なんとなくそう思いこんでた自分に深く反省。 で、この映画は、911その日の朝からスタートします。何故そうなったのか、何故そうせざるを得なかったのか、誰も何も考えられないようなテンポの状況で、実際にあった事実が黙々と進んでいきます。 映画は、当日ツインタワーに突っ込んだ2機とペンタゴンに突っ込んだ1機、とホワイトハウスに突っ込む予定で、畑に墜落したユナイテッド93の機内の様子を克明に再現したノンフィクションです。そのノンフィクションを確固たるものとするため、俳優も一人も見覚えがありません。アメリカじゃ昼メロあたりに出てるかもしれませんが。 エンドロールの取材者リストの長さは半端でありませんので、おそらく、監督の入れ込んだフィクション場面はほとんど無く、カメラワークなどによる演出が唯一のフィクションと言えるところでしょう。 あと、もう少し早く行動していれば、何人かでも、とも思いますが、映画で見る限り、精一杯の速さの行動だったような気もします。 日本人も一人犠牲になってます。若い男性です。 テロによる恐怖にだけは遭遇したくないなあ、と思います。いつ死ぬかもしれない、という状況が長引くのは本当の恐怖だろうなあ、と想像します。 ツインタワーに突っ込む旅客機には、窓がなかった、とか政府の陰謀説がささやかれはじめてますが、すべての辻褄が合うのは50年先ですね。 ポップコーン食べながら観る映画でないことだけは確かです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[せるふ・こんとろーる] カテゴリの最新記事
|