なんとか時間を2時間作り、仕事場を抜け出して入山。
入山…と言うけれど歩いてちょっとのトコにある里山なので
正直言って「エクイリビウム」で行くのは恥ずかしい気もした(笑)

「これは履き馴らしなんだからね!」
・・・誰もお前のようなオッサンのとこは見てねーよ!ゲラゲラ
特徴的なカカト部分に施された「ダブルヒール」の効果を
感じたかったので雨天になった日曜日に行きたい気もしたけれど
仕事が入ってしまったし、夜間に行こうとも考えたけど
冬眠明けのクマ被害が地元近くで起きた事もあり
近隣に余計な気を使わせたくなかった事もあり平日午前中に
行く事になった。

(S)スポルティバ / ZFHS098G00Y00 / エクイリビウムトレックGTX(LA SPORTIVA AEQUILIBRIUM TREK GTX)【登山靴】【トレッキングシューズ】【シューズ館】【3】
そのため、満足な時間が取れず、当初考えていたルート途中で
下る事になっちゃった。

こんな気持ちの良い尾根から下りなきゃいけないなんて・・・。
登山道ではありませんが(バリルート)取り付きがほんの少し
滑りやすいだけで上がっちゃえば快適。
フカフカの落ち葉の上では、どんなソールパターンだろうが
メガグリップだろうが、mont-bellのトレールグリッパーだろうが
滑りますが、一度地面を掴めば横滑りし難いし、かつハイカット
ながら足首の可動域はミッドカットレベルにあるので不安は少ない。
特に下りになると接地面に対し平行にカットされたカカトのお陰で
足首が左右にぐらつく事なく前に踏み出せる。
軽い荷物の時は気になりませんがテント泊装備の荷物を背負い、
数時間におよぶ連続した下りが続く(笠ケ岳の笠新道や燕岳の
合戦尾根とか)はカカトが丸い靴との差がジンワリ現れるかもしれない。
今日は5kgほどの荷物しか背負っていないし、距離も出入り含めて
8km程度と歩いた内に入らないんですが舗装路を含めた道でも
ソールがやや固めの少しアルパインに寄せたトレッキングシューズでは
随分と歩き易い靴だと感じた。
ただ今日の気温もあるかと思うけど、なんだか靴の中が暑い。
エクイリビウムは靴のアッパーとタンの部分に折り目がなく完全一体
みたいな形で隙間が皆無。その事が素晴らしいフィット感を
生んでいるんだけど靴の中に空気の流れがほぼゼロに感じるので
それが「暑さ」「蒸れっぽさ」を生んでいるのかな?
履いていた靴下は、ウィックロン オーパイルソックスという通常は
靴下の内側に向いている「モコモコ部分」が外側に向いていて
そのモコモコが細かな靴内部の隙間に入り込む事で更なる一体感を生む
・・・んだそうだ。厚手ですので、余計に暑く感じたんかな?
見た目は冴えない短足のオッサンには派手過ぎるなぁ(笑)
若い人や渋めのスタイルのよいナイスミドルにはアクセントになるかと。
考えたくないんだが、エクイリビウムトレックのカカトを見ていると
希代の問題作「レッドマン」を想像してしまうのは考えものだ!

オリジナル・サウンドトラック レッドマン&ウルトラファイト [ 山下毅雄 宮内國郎 冬木透 ]
なるべくこの靴を履いて早く高山に戻りたいと思う。
冬靴もアイゼンやスノーシューなどの冬装備も早々に仕舞ったので
気持ちは夏山を歩いているけど、コロナ禍で枯渇した資金と体力はなんとも…。