PPK手帳 2024

2008/08/02(土)10:34

オミナエシとマツバギクとボランティア

日記(368)

早朝の服部緑地。歩いている人、走っている人、ベンチに寝転がって空を見上げている人。そのなかに長レンズでなにかを狙っているおじさんがいた。近づくと、「ほれ、ご覧」と覗かせてくれた。 オミナエシだった。きょうは8月1日。秋の七草というのに、ずいぶん早く咲くものだと驚く。おじさんは今春まで十数年公園で植物の世話をし、退職後も毎日のようにやってきて撮影をしたり水遣りの状況を観察しているという。 ぼくは三脚がないのでブレが心配だったが、一回シャッターを切った。 帰宅してその花言葉が「親切」「美人」「はかない恋」「永久」「忍耐」といことを知った。暑中見舞いのアクセントにいい。さっそく使用した。 帰途、歩道傍の花畑で草をむしっていたボランティアさんがまだ汗を流していた。公園に行って一時間経っているが、1メートルも前進していないように見えた。しかし、その後ろから「身辺をきれいにしてもらってありがとう」とマツバギクたちの声。 そんな声がきこえるわけはないか。

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