カテゴリ:東京 街歩き
あの変な物はまだ何かわからないけれど、どうせなら、私のお皿に入ってればよかった。 同じお鍋からもられたものだから大差はないだろうけど、妊婦なだけに気持わるいだろう。 ツナとトマトのパスタが来た。 「もちょっと、アルデンテの方がいいが」 (もうちょっとクリーミーな方がいいかも) 「でも、このツナ、やっぱり缶詰とは違うが、ペニンシュラ~」 スープもパスタもお上品に見えつつ、実は食べても、食べても減らない。 ケーキまでたどり着けるか、私。 再び、アシスタント.マネージャーが現れ、 「お食事中、申し訳ございません。 調査の結果、私どもで使っております、鍋を洗うスポンジの一部であることが判明しました」 虫ではなかったのかー、ほっ。 スポンジって言うのもどうなの・・・ と思いつつ、丁寧に謝られ続けると「はあ、いいんですよ~」モードに入ってしまう。 「あんなに正直に話してくれて凄いが」 口に入るものを扱うには最大限の注意が必要で、それでもこんなことは起きる。 何も起きないにこしたことはなかったし、気持のいいものでは決してないけれど、 迅速で誠意のこもった対応は流石ペニンシュラだと思った。 マンダリン.オリエンタル事件と大違い。 「お土産、つかんかね?」 (んー、私たちこのあとケーキもあるからね) そして、ゲラゲラ、ゲラゲラずっと笑いが止まらなかった。 会社に着いてもまだニヤニヤしてた。 お互いに帰宅してhusたちに報告したら、どちらのhusも「え? 今日行ったのペニンシュラだよね?」と言ったのも可笑しかった。 一生忘れないと思う、ザ.ペニンシュラ事件。 ケーキは明日に続く。
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