2006/05/11(木)21:18
しっとり黄金のカステラ
GWに九州は長崎へと出かけた。
帰りにいつもお土産選びに苦労するので、今回はあらかじめカステラを買おう!と決めていた。
空港で買えば荷物にならないのはわかってるけど、カステラ屋が集まってる町を通ったので、本店で買い求めることにした。
長崎のカステラで、文明堂のイメージが強かったので、「よし、文明堂の本店で買ってやろうじゃないの」と思っていたのだ。
長崎駅から少し歩いたところに総本舗があったので、まだ帰京前というのにカステラを買い込んでしまった。
しかし、地元の人と話したときに「やっぱり福砂屋が美味しいわよ~」というのを聞いてしまったので、福砂屋(ふくさや)のカステラも買うことに。
今日、やっと福砂屋のカステラを食べました。
(もはやお土産というより、食べ比べに目的が変化しています。)
包装の紙がカワイイです。
福砂屋のカステラは個別にスライスしたものは売られていなくて、すべて一本売り。
(文明堂は個別にスライスしたものや、「かすてら巻き」という小さくて食べやすいものが売られているので、お土産用にはこちらの方が配りやすい。
↓こういうやつ。)
福砂屋のキャラクターは「コウモリ」。
なんでコウモリなのかというと、コウモリは中国で目出度いキャラなんだとか。
近くに唐人町が形成されていたくらいなので、購買層として中国の人がターゲットだったのだろうか。
紙を剥ぐと箱があらわれます。
箱の中には、コウモリ印のプリントされた内袋が。
これもカワイイです。
内袋から出すと、さらに箱に納められてました。
ちょっと過剰包装のような丁寧なような。
ご進物用にはちょうどいいのかもしれません。
カステラが透けて見えてきました。(ゴクリ。)
ここにもコウモリ印。
内箱に薄い線が入ってるので、切り分けるときの目安になります。
線に沿ってカットすると一本のカステラから10個は切り出せることになります。
よく売られているカステラのサイズより少し小さめで、正方形。
丁重に包まれていたカステラが、やっと登場。
カットするのは面倒だったので、そのままガブリと食べました。
(いっぺん、そういうのをやってみたかった・・・。)
見た目はちょっと色が濃くて、しっとりした感じ。
スーパーで買ってきたカステラより、味も濃厚でしっとり。
地元の人が薦めてたように、確かに文明堂のより美味しい。
箱に入っていた説明にも、「今でも職人が手作りで手間をかけてつくっている」というようなことがつらつら書かれていた。
そういうのを読んでしまうと、美味しさ度が数%アップする。
今まで、カステラをじっくり味わって食べたことはなかったけれど、
たまにはリッチなカステラを食べてみるのもわるくないなぁと思いました。