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テーマ:私のPC生活(7396)
カテゴリ:技術動向
まだ、USにいます。オフィスで会議とかしていて、「ツマラナイナー」とか思ってふと外を見ると、リスが走り回っていたりします。恋の季節なのでしょう、数匹で追いかけっこをしています。日本のエゾリスに似ていますが、体の色が真っ黒のもいます。昼休みとかで人が外へ出てくるとどこかへ隠れてしまいますが、ワーキングタイムは彼らの天国ですね。 それはともかく、USB3の話をちょっと。時々書いているように、私は「USB万歳」なので、PCIやPCIeの拡張カードは極力買わないようにしています。この五年でマザーボードは6枚ほど買いました(って、1枚/年以上、かよ。orz)が、拡張カードは、SATA I/F、モデム、HDRECくらいのものです。グラフィックカードも、ゲームとかはやらないので、基本はマザーボードのものを使っています。あとは、基本的にUSBです。
で、当然次はUSB3なのですが、実はいまのところ買うつもりはありません。USB3の帯域は、5GT/sでほぼPCIeGen2の×1レーンと同程度なのですが、これにはちょっとトリックがあります。いま、入手できるUSB3のホストコントローラは、Renesas(旧NECエレ)製か、FrescoLogic製だけだと思います。Renesasのは、USB3が2ポート、PCIe側がGen2×1レーンです。 (USB2に)ちょっと詳しい方は、「USB3が『2ポート』でも、5GT/sを2ポートでシェアするので、ぴったりでしょ?」と思うかもしれません。USB2ではその通りで、複数のポートで480Mb/sの帯域をシェアしています。最近のChipSetみたいに8ポートとか、10ポートとかだと複数のデバイスをつなげると、各デバイスの使える帯域が減ってしまうので、ホストコア(EHCI)を複数積んで、帯域を確保しています。 アプリケーション側から考えると、いまのところほぼHDD/SSDだと思いますが、こちらにも注意すべき点があります。USB3では、最近の技術トレンドどうり、OutOfOrderのアクセスが可能になっています。たとえば、HDDへのアクセスでは複数のリクエストに対して、順序を変えて応答したほうが有利な場合があります。たとえば、キャッシュにあるデータを優先して返すとか、ヘッドのシーク時間が短くてすむ近傍のトラックの処理を優先するとかです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.22 09:32:22
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