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テレビ朝日で18年間続いているNステーション。
キャスターの久米氏降板という話題がちまたを賑わしている。 18年とは本当に長い。 それもWEEKDAYの生放送。 どんなコンディションのときもあるだろう。 体だけじゃなくて、精神状態があまりよくなかったりすると、 人と話すことも億劫になったりすることもある。 そんな時でもどんなときでも生放送。 プロなんだから当たり前といえるかもしれないけど、 ある意味同業界の人間として本当に尊敬するし、 気の遠くなるような仕事だと思う。 降板を発表する会見で、 以下のような久米氏の発言があった。 番組スタートから18年。TBS入社後約36年間の アナウンサー人生で「Nステ」生活が半分以上。 TBS「ザ・ベストテン」などさまざまなキャリアを 振り返り、すべての仕事が“ニュースステーション” という番組に広い一本の道でつながっていた。 「狭い」一本の道ではなくて「広い」一本の道。 久米氏はそう表現している。Nステーション以前、 全力を注いできたものの中には、Nステとは関係ない 畑違いの仕事もあったかもしれない。 ジャンルや番組のカラーをはじめ色んな点において、 それぞれが一見結びつかないようなものでも、 ひとつひとつを吸収し消化していくことで 確実に血や肉になっていったのだろうか。 仕事に取り組む姿勢や貪欲さが、 すべてを一本の道へと導いてきたんだろう。 無駄な経験はこの世に何一つないというけれど、 この「一本の広い道」という表現が、 それを見事に言い表している。 ただ経験するだけじゃ意味がない。 神様はチャンスとして色んな経験をさせてくれる。 でもそれをつなぎ合わせて一本の広い道するのは私だ。 私もこの先何年・・・何十年して、 下積みも含め今やってるお仕事ひとつひとつが、 「ここ」に広い一本の道でつながっていたと言いたい。 だから私は、 何度転んでも自分を見失っても迷っても失望しても、 また立ち上がり自分を建て直し希望をもって、 今を生きるのだ。 2003年夏の終わり、火星大接近中。 深夜・・・、火星が見えたりかくれたりしてる。 すごくキレイなオレンジ色。 私はあのオレンジ色の光になりたい。 「願いが叶いますように」と火星に願いをこめて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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