PRETTY　HEART

この土日はかなりハードで、
我ながら本当によくがんばったと思う。

うん、
まさに『がんばった日』でありました。

とにかくその移動距離が半端じゃなかった。
土曜日の朝は５時半には家を出て、
現場についたのは９時前・・・。
３時間ちょっとかけて北西の地へ。
行くだけでヘトヘト。
比較的自由にマイクをもてる現場だったので、
思わず思いっきりがんばってしまった。
誰に期待されるわけもなく、
誰に求められるわけもなく、
評価なんてどうでもいい！！
自分のため思いっきりやった。
私と一緒に入ってた後輩は、
そんな私にかなり刺激を受けたようで、
負けじとがんばっていたようす。
帰る時には、
「Aさん（私）と今日は一緒でよかったです～」と。
こんな私からでも学ぶことはあるようで何よりでした。

日曜日は土曜とは全く反対側の北東の地へ。
これまた家からだと３時間ちょっとはかかる。
ということで、
土曜日の現場と日曜日の現場とのちょうど中間あたりで、
宿泊することにした。
後輩K子が部屋を貸してくれるということで、
お言葉に甘えることにしたのだ。
当の本人は遠方に泊まりの仕事だったため、
本人不在の中、
私だけ彼女の部屋に一晩泊まらせていただいた次第。
なんだか変な感じだったけど、
「擬似一人暮らし体験」で楽しかった。

K子は私の数時間の１NIGHTステイのため、
パジャマなどちゃんと準備してくれていて、
本当に「至れり尽くせり」だった。
その思いやりや優しさが心にしみてジーンとしてしまった。
こんなに大切にしてもらったのって、
久しぶりかもしれない・・・。
とてもリラックスした夜をひとりすごした。
（人の部屋だというのに・・・）

土曜日北西の現場からK子の部屋についたのは２０時前。
もし自宅に帰っていたら２１時は楽に過ぎていただろう。
そして、
翌日曜日の朝も北東の地へ向かうため、
５時半には家をでなければならないはずが、
K子の部屋からだと７時半出発でよかったのだ。
かなりの体力温存。本当に助かった。

そんなK子への気持ちをこめて、
K子のお部屋にはプリンをはじめ、
お手紙つきでお土産をいっぱい残してきた。
彼女も彼女で遠方の仕事から元気に戻ってきて、
私の残してきたお土産を喜んでくれたようだ。
よかった☆気持ちが通うって素敵だなぁとつくづく・・・。

睡眠もたっぷりとり、
本日日曜日は北東へ。
やっぱり遠かったけど元気にがんばりました。
土曜日に比べると小さな小さな現場だったけど、
若者スタッフに囲まれながら機嫌よくがんばりました。
待機時間など彼らと色々話していると、
私って説教くさいおばさんみたい・・・と思ってしまう。
だけど「学生」さんをみたら応援してくなるのだ。
「今」を大切にしてもらいたくて。
充実した学生時代を通過してきたものとして。
だってあの頃の日々は今もなお私を支えてくれているから。

実際私は実年齢よりもかなり若く見られるから、
みんな私の実年齢を知ってひっくりかえる。
『え～！！見えない～』って。
今日なんて
「そんな歳なんですか？？？」と目を丸くされ、
結構傷ついた。
実際若くみられてもあまりうれしくないからだ。
「若くみられたい」よりも、
「若くありたい」と思ってしまう。
といっても、
歳を重ねてきたことは事実だし隠しても仕方ないし、
何よりも、
「今の私」は「今までの私」があってこそだから。
今の自分の年齢が気に入らないだなんて、
自分に対してそんな失礼な話はないよね。

自分をどう見せようかとか、
自分がどう見られたいかとか、
最近はそんなのどうでもよくなってきた。
私は私なんだから、
かえるつもりはない。
私はありのままの「今」の自分で勝負したいと思うし、
むやみに乱れずどっしりと構えていたいと思う。
「これでいいのだ！！」と。

今日８つも下の男の子から、
「僕は○○さん（私）の味方ですから～」と言われた。
とっぴもなく言われた何気ない言葉だったけれど、
すごくすごく素直にうれしかった。
誰かから「味方」って言われるととても心強くなる。

最近はあまりがんばらないように・・・というか、
がんばりすぎないように心がけてきた。だけど、
たまには「がんばった」と思える日があるのもいい。
特に誰にも強要されることなく、
いい格好するため評価を得るためではなく、
自発的ながんばりというのはとても心によい。

『POSITIVE　THINKING』と『NEGATIVE　THINKING』
『プラス思考』と『マイナス思考』
よく聞く言葉である。
POSITIVEでプラスなのが良いとされていることが多いが、
どちらかといえば、
私はPOSITIVEでもなければプラスでもない。
もちろんそうありたいと思ってきたし努力もしてきた。
だけど何度も失敗し、
そうなれない自分を責めてきた結果わかったこと。
それは、
常にPOSITIVEでプラス思考であることはできなくても、
常に自分に「肯定的」でありたいということ。
自分の一番の味方でありたい。
それぐらいだったら私にでもできる。
だから、
長い長い怒涛の土曜日日曜日。
「がんばった」と思える仕事をした私を、
今日は思いっきり無条件に誉めてあげるのだ。