勝沼と山中湖で温泉三昧
一泊で温泉に行ってきた。お土産売り場の一角で、こんなもの発見。なんと、ヒマラヤのローズソルト、というか「べに塩」が・・・。岩塩のべに塩、パウダーのべに塩、べに塩飴にべに塩羊かん・・・。今時の温泉では、ヒマラヤ塩がブームだったのか!でも、いったいなぜ?この温泉、「紅富士の湯」って名前だから、ひょっとしてダジャレ?山中湖の紅富士の湯は、日帰り温泉。広々として、設備も充実。温泉は露天風呂が2種類に、内風呂も数種類、サウナもある。森の空気に包まれて、ぬるめの檜の露天風呂に浸かってうとうとしてたら、頭の中が空っぽになった。もう一軒、山梨市の「ほったらかし温泉」にも行った。いいよー、という話を聞くたびに、行ってみたいなあと思っていたところ。想像していたとおりの素朴な雰囲気。温泉施設の屋根越しからでもいい眺め。ふもとに広がる町と、それを取り囲む山脈が、180度ぐるりと見渡せる。上も前も右も左も、さえぎるものがなーんにもない。開放感バツグン。残念ながら富士山は見えなかったけど、この眺めでも十分。1時間浸かっても飽きなかった。ほったらかし温泉で、景色の次に楽しみだったのが、温玉あげ。あったあった。塩味が利いていて、温泉で汗をたっぷり流した後に食べると格別に美味しいなあ。なんとなく、ウニおかきに似た味。こりゃーほったらかし温泉に行ったら、絶対食べなきゃな。少し下にあるフルーツパーク富士屋ホテルからの夜景。ほったらかし温泉でも同じような景色を楽しめるはず。このホテルは、客室からもこの眺めが堪能できる。ちなみに、ホテルの売店でもべに塩を売っていた。店員さんに「なんで売ってるんですか?」と聞いたら、「最近ブームのようで・・・」と、よく分かってないような返事。山梨勝沼観光と言えば、ぶどう、ワイン、ほうとう。こちらは丸藤葡萄酒工業。ルバイヤートというブランドが有名な老舗ワイナリーらしい。すいませーん、ワインが欲しいんですが、味見させてくださーい。あんなのやこんなのと希望を言ったら、次から次に出してくれた。結局10種類ぐらい試飲。どれも安心して飲める確かな造りで、上級ワインはすごくいい出来。しかも値段はどれも格安!お勧めは、メルローのシャリオドール。3,171円は安い!日本のワインて、いつの間にこんなにおいしくなったんだー。そしてぶどう。観光ぶどう園は初体験。食べ放題と言っても、食べられる量なんてたかが知れてるし、もぎ取りも面倒。という訳で、店頭に並んでるぶどうを買うことに。ここでもあれこれ試食させてくれた。「瀬戸ジャイアンツ」とか「ピッテロビアンコ」とか「ベリーA」とか、何種類も食べたけど、結局、無難な「ピオーネ」に落ち着いた。値段は市販品よりちょっと高めだけど、まっ、試食いっぱいしたからいいか。そしてほうとうも初体験。お目当ての店が定休日で、残念ながら物足りなさが残る味。次回はリベンジだー。旅の締めくくりは、富士山の名水で打つそばの店、忍野村の天祥庵。森に囲まれたひっそりとしたたたずまい。夕方近くだったので、客は私たちだけ。静かで落ち着く雰囲気。食べたのは、焼き味噌とか、いろんな具をのせてつゆをかけて食べる「ぶっかけ」。なかなか美味しかった。庭の一角にニワトリがいた。後で知ったのだが、これは軍鶏で、この卵の醤油漬けというのが美味しいらしい。こっちもまた来なきゃなあ。2日間、天気は良かったけど、富士山は姿を現さなかった。でも、お肌はつるつるだー。