|
テーマ:ヨーロッパ旅行(4168)
カテゴリ:食材
フェウディ・ディ・サン・グレゴーリオに行くんなら、ついでに、カンパーニアの田舎で何かおいしいものを食べたいなあ、と考えていたら、昔、モッツァレッラの製造所を見学に行ったことを思い出しました。
場所はカセルタの郊外だったような気がします。 ナポリから電車で1時間ぐらい行って、そこからタクシーで丘の畑の中をかなりさまよってからたどり着きました。 そこのモッツァレッラの日本の輸入元が企画したツアーに、なにかのつてで、その場だけ便乗したんです。 モッツァレッラはできたてが一番おいしくて、後はどんどん味が落ちていくと聞いていたので、できたてを食べるのをとても楽しみにしてました。 でも、残念ながらそこで食べたモッツァレッラは、あまり新鮮な感じがしませんでした(ただで食べといて、すいません)。 ナポリのレストランで食べたモッツァレッラのほうがずっとジューシーで、甘くて、とろけてました。 やっぱり、素人が数あるモッツァレッラの中からおいしいものを選び出すなんて、無理ですね。食材選びは、見分ける目を持った人にまかせるのが一番。そこのレストランは野菜もすごくおいしいのを使ってました。 ちなみに、ミミ・アッラ・フェッロヴィーアという店です。 その見学で、モッツァレッラより強烈に印象に残ったことがあります。 水牛です。 水牛、見たことありますか?私は初めて見ました。 飼育場は製造所とは別の村にありました。 屋外の囲いの中に、角を生やした黒い牛がわんさかいます。 「牛さん、こんにちはー」程度ののりで一行(主にグルメなおばさまたち)が近づいていくと、なんと水牛たちがいっせいにこちらに突進して来るじゃないですか。しかもみんな、新米のトロバトーレを前にした飛んじゃってる闘牛みたいに、すごい目でにらんで、「何見てんじゃい!」みたいな鳴き声をあげてます。 こ、こわい・・・ 水牛って、野生の血が流れてる・・・ そのことを実感しましたよ。 こんな感じ ↓ モッツァレッラの製造所見学に行ったら、ちょっと足を伸ばして水牛を見ること、お薦めです! ここまで書いてきて、今度カンパーニアに行ったら食べたいものを思いつきました。 水牛の肉です。 たしか、水牛料理が名物のレストランもあったはず。 そのうち調べよっと。 モッツァレッラ・ディ・ブファラを買うなら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食材] カテゴリの最新記事
|