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テーマ:ワイン大好き!(30230)
カテゴリ:ワイン
今日はワインの話です。
マグロの話を3日続けたので、締めの意味を込めて、シチリアのマグロ料理に合うワインを調べました。 あるイタリアの本によると、それは、メロンやチェードロ(巨大で皮がぶ厚いレモンの一種、レモンピールの一種の緑色の“セドラ”の原料です。詳しくはこちらで)などのフルーティーな香り、ドライでソフトな味、フレッシュで持続する組織を持った白ワイン、とのこと。 具体的には、シャルドネ、シチリアのカタラット、グリッロ、インツォリア、アンソニカなどを使った白だそうです。 シャルドネはプラネタが有名ですが、値段がたかーい。 プラネタ・シャルドネ【2002】750ml インツォリアのワインはドゥーカ・ディ・サラパルータの“コロンバ・プラティノ”など コロンバ・プラティノ 2002 ドゥーカ・ディ・サラパルータ ちなみに、こんなもの見つけました。 ↓ ワインの香りを表現する時に使われる代表的なものの香りのエッセンスの詰め合わせセットです。 でも、チェードロはなかった・・・。 次は、ガンベロ・ロッソ2004年11月号から この号には、ガンベロ・ロッソのヴィーニ・ディ・イタリア2005の総評が載っています。 今年のベストワインは 白~ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ・“ヴィッラ・ブッチ”・リセルヴァ'01/ヴィッラ・ブッチ 赤~ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ポッジョ・アル・ヴェント・リセルヴァ'97/コル・ドルチャ スプマンテ~トレント・ジュリオ・フェッラーリ'95/フェッラーリ 甘口ワイン~アンジャリス'01/アルジョラス でした。 この他にもいろんな部門がありますが、私が注目したのは、“ベストお買い得ワイン”。 アルト・アディジェ・テルラーノ・ピノ・ビアンコ・ヴォルベルグ'01/カンティーナ・テルラーノです。 コメントは 「トレ・ビッキエーリで11ユーロ(約1500円)というワインは滅多にない。他のピノ・ビアンコとはまったく違うワイン」 とありました。 お手頃ワインハンターとしては、このサイトのカンティーナ・テルラーノへのコメントにぐっときました。 「僕の意見では、このカンティーナが造る白ワインが、イタリア白ワインの最高峰だと思う(今のところ)。なんといっても、一番安い価格帯のワインが素晴らしい!!」 でも、楽天では見つからなかった・・・。 もう1つ、お手頃ワインハンターが注目したのは、ガンベロ・ロッソ2004年12月号のテイスティングのページに載っていたタウラージの評価です。 8から30ユーロのタウラージで、最高得点は、マストロベラルディーノのタウラージ・ラディーチ'00(91点)でした。サルヴァトーレ・モレッティエーリ・ヴィニャ・チンクエ・クエルチェ'00(89点)、アントニオ・カッジャーニ・マッキア・デイ・ゴーティ'01(88点)、フェウディ・ディ・サン・グレゴーリオ・ピアーノ・ディ・モンテヴェルジネ・リセルヴァ'00(88点)といった有名ブランドが軒並み30ユーロなのに、このワインは、19ユーロ(約2600円)です。 日本での値段付けが気になります。 こちらは97年のもの マストロべラルディーノタウラージ・ラディーチ‘1997 赤 750ml ちなみに、2001年のイルピニアのワインは過去20年で最高の年の1つだそうです。 ヴィーニ・ディ・イタリア2005のベスト新進カンティーナに選ばれたのは、イルピニアのピエトラクーパです。 評価は「今や、飲みやすいワインではなく、骨太の個性を持った、お世辞やお愛想を受け付けないワインを造る新進カンティーナは貴重な存在だ。ピエトラクーパは、イルピニアのワインには珍しい、寿命の長い、酸味に特徴のあるワインを造っている。これからが楽しみだ」 12月号のタウラージのテイスティングでは、「今年のこのカンティーナの白は素晴らしいできだったが、タウラージ'00(88点/24ユーロ)も、とてもよい」とコメントされています。 日本にはまだ入ってないかもしれません。 ガンベロ・ロッソでは、8ユーロ(約1100円)以下のワインを集めたアルマナッコ・デル・ベーレベネという格付け本も出していて、最高ランクにはオスカーという称号が与えられます。 今年のオスカーは466本。 その中でも特に注目されたのは、 サンニオ・ファランギーナ'03/フェウディ・ディ・サン・グレゴーリオ(8ユーロ) ファウディ・ディ・サン・グレゴリオ・ファランギーナ・サンニオ 2003 そして、ネロ・ダーヴォラ'03/クスマーノ(6.2ユーロ) クズマーノ ネロ・ダーヴォラ [2003] 750ml です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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