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Apr 14, 2006
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カテゴリ:ワイン
きのうはソムリエの話だったので、今日のお題は、お酒つながり。
でも、ワインじゃなくて、食後酒です。

普通、イタリアの雑誌のワインの記事って、ジャーナリストとか、ソムリエさんとか、エノテーカの店主さんが、解説をしています。
ところが、この間読んだ記事では、なんと神父さまが解説をしていました。
よく見たら、ワインじゃなくて、アマーロの特集でした。

ラマゾッティ アマーロ 700ml 30度(Ramazzotti Amaro Felsina Ramazzotti)

アマーロは、薬草入りのリキュール。
アマーロとは、「苦い」という意味。英語で言えば、ビターですね~。
これを食後に一杯飲むと、満腹で苦しかった胃袋が、すっきりしゃっきりするんですよね。

中世のヨーロッパでは、リキュール造りは、修道院の重要な仕事。
植物の根、実、草をアルコールに漬けて作った薬草酒は、元々、嗜好品じゃなくて、薬として飲んでいたんだって。
造るには専門知識が必要なので、複雑な配合の薬草酒は、農民には造れなかったんですね~。
今は、蒸留酒メーカーが修道院の製法を元にして造ってるけど、配合はどこも秘密みたい。

主な材料は、リンドウ、ニガヨモギ、ルバーブ、シナモン、サフラン、クローブ、樹皮、柑橘果実の皮など。
すり潰したり刻んだりした材料をアルコールに漬けて、樽で寝かせたりした後、そのまま蒸留したり、漉してから蒸留酒に加えたり、仕上げに水と砂糖のカラメル液を加えたりと、製法も複雑。

日本で一番有名なのは、アヴェルナかなあ。

アヴェルナ・アマーロ・シチリアーノ 700ml

創業者のサルヴァトーレ・アヴェルナさんは、1802年、シチリアのカルタニッセッタ生まれ。
彼は、ある修道院の後援者でした。
その修道院は、昔からとてもおいしい薬草酒を造っていたんです。
1854年、サルヴィトーレさんは、修道院から、秘伝の製法を譲り受けます。
そして、息子のフランチェスコさんが、アマーロ・シチリアーノ・アヴェルナという名前で販売を開始。
その後、王室御用達にもなったんだって。

フェルネット・ブランカも、アマーロ。

フェルネット ブランカ 700ml 40度(Fernet Branca) 

フェルネットは砂糖を加えないので苦味が強く、その分、消化作用も強いんだって。
アロエとか八角も入ってるみたい。
こちらの創業者は、ミラノ育ちのベルナルディーノ・ブランカさん。
1845年に造りだしたんだそうで。
フェルネットというのは、当時一緒に研究をしていたスウェーデン人の医者らしいんですが、名前以外の情報は、何も残ってないんだって。

フェルネット・ブランカは、オークの樽で1年以上寝かせてます。
消化作用が評判になって大ヒットして、1965年には、夏向きに、ピエモンテ産ミントを加えたブランカ・メンタも登場しました。
こちらはハーフビターに分類されるんだって。

以前、食品の展示会で、イタリアのリキュールの試飲の手伝いをしたことがあります。
バーテンダーさんたちは、みなさんリキュールにすごく興味があるんですねえ。
知識も豊富でビックリしました。
ワインの試飲でへべれけになる人は結構多いけど、アルコール度が30度とか40度とかいうリキュールを試飲するのは、かなりきついでしょうね。
でも、リキュールって、確かにプロ好みのお酒だなあ。







Last updated  Apr 15, 2006 09:24:59 AM
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