Profile
プレッツェーモロ
イタリアで食べ歩き旅行をするぞ!そのための情報収集と準備の過程を記録します。
|
Archives
Apr , 2024
Mar , 2024
Feb , 2024
Jan , 2024
Dec , 2023
|
Category
(18)
(2)
(5)
(114)
(163)
(43)
(21)
(152)
(6)
(1)
(6)
(34)
(57)
|
|
アルベロベッロがある南イタリアの州、プーリア。
アルベロベッロに行くなら、ついでにぜひ行ってみたいプーリアのおいしいものの産地、第2弾!
今日は、アルタムーラ。
ここは、パーネ・ディ・アルタムーラというパンの産地です。
プーリアのパンは、どれも美味しいらしいんだけど、特にこの、パーネ・ディ・アルタムーラは有名。
このパンは、2003年に、EUが認定するDOPという産地限定品になりました。
ワインのDOCみたいなもんです。
パンでDOPになったのは、EUの中で、これが第1号。
イタリアでは、今の所、このパンだけ。
産地限定ということは、法律で定められた地区以外で作られたものは、パーネ・ディ・アルタムーラではないってこと。
パーネ・ディ・アルタムーラ管理組合というのがあって、ここが認定したものだけが、本物のパーネ・ディ・アルタムーラと名乗ることができます。
それ以外は、アルタムーラ“タイプ”のパン。
管理組合のHPはこちら。
↓
http://www.panedialtamura.net/index.htm
正確な産地は、アルタムーラだけではなく、その周辺の町でも作られています。
このパンは、羊飼いや農民が携帯食にしていたものなんだって。
形や大きさは色々だけど、特徴は、セモリナ粉を使っている、ということ。
パンの材料は、法律で厳格に決められていて、地元アルタ・ムルジア・バレーゼの硬質小麦粉(グルテン含有量は14%)が最低80%。
それと、繊維質が豊富なカナダ産の小麦粉、水、天然酵母、海塩、モルト。
水分は生地の60%。
パンを作る様子は、管理組合のこちらのページでどうぞ。
↓
http://www.panedialtamura.net/fasi_di_produzione.htm#1
シチリアで、シチリア名物のごまつきパンを食べた時に感じたんだけど、南イタリアのパンは、小麦の風味が濃い!
ミケッタとかロゼッタみたいに中が空洞で皮が薄いパンとは正反対で、皮は厚くて、生地はしっかり詰まっていてしっとりしていて、パンだけ食べても、すごくおいしい。
パーネ・ディ・アルタムーラも、プーリア産のオリーブオイルをかけだけでも、十分おいしいんだって。
シチリアで最初に出合ったおいしいもの、ごまつきパン。
↓
それ以来、どこに行ってもごまつきパン食べてました。
こちらはタオルミーナの、『グランブルー』に登場するレストランのパン。
↓
シチリアのパンは、どこで食べてもおいしかったなあ。
プーリアのパンも、期待が膨らむ~。
パーネ・ディ・アルタムーラはヨーロッパ中に輸出されてるそうなので、地元に行かなくても食べる機会はあるかも。
でも、どうせなら、アルタムーラのパン屋さんで買ってみたいなあ。
アルタムーラは、バーリとマテーラ(バジリカータの世界遺産の町)を結ぶ鉄道の中間地点にあります。
郊外のサンタ・キアーラっていう村のパン屋さん、フォルノ・アンティコ・サンタ・キアーラでは、パンの焼き具合は、「コット」と「クルード」の2種類があるんだって。
コットは皮にしっかり焼き色をつけたもので、クルードは薄い焼き色。
私のプーリア旅行のプラン。
まず、アンドリアで、ブッラータとパーネ・ディ・アルタムーラを食べながら、カステル・デル・モンテを飲む。
次に、アルベロベッロ、ロコロトンド、マルティーナ・フランカ、オストゥーニと、トゥルッリとバロックの真っ白い家並みを、のんびり見てまわる。
そしてお次は、海辺の町、ターラント!
前にも書いたけど、ここは牡蠣とムール貝の養殖が有名なんですよね~。
海辺のレストランに入り浸って、貝、食べまくり~!
う~ん、イメージトレーニングは、かなりバッチリ。
いつになったら行けるかなあ。 |
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る
|
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x